上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

チケット完売…!!

2012-04-16 23:12:01 | 日記
 今日は珍しく一日家に缶詰であった。コンサートで歌う曲の練習やら衣装合わせやらを段取り悪くもたつきながらやっていると、夕方電話が鳴った。去年リッツのコンサートで私のCDをお求め下さったお客様であった。その際イベントの案内を希望されたのですぐにファックスさせて頂くと、夏のリサイタルにも遠路遥々駆けつけて下さった方である。5月6日のドーンセンターでのコンサートチケットを1枚申し込みたいとの事。たいがい女性はお連れがいないと出掛ける気にならない方が多いと思うのだが、自分と同じくひとりでもへっちゃらな方に出会うとなんだか嬉しいもんだ。

 承った後に、「ところで…。」と仰る。「ちょっと人から聞いたんですけど、今月20日に千里ヤマハホールのコンサートにも出られますよね?そちらも行きたいんですけど。」

 今年の年賀状は、過去10年間開催してきたチャリティコンサート「パリ祭」でアンケートを書いて下さった延べ500人ほどのお客様にお出ししたのだが、今年前半のイベント欄にはヤマハの項目を載せていなかった。暮れにはまだ詳細が決まっていなかったからである。
いつもなら有難くてたまらない話であるが、ヤマハは既に満席になってしまい、お断りするのにあまり慣れてない私は非常に心苦しくなったのだがいたし方ない。ドーンのチケットにお手紙といくつか追加されたイベント表も添えてお送りさせて頂こう。大阪のライブハウスにも来て下さると嬉しいなぁ~♪

 ドーンのチケットも手持ちが無くなったのだが、お世話役の方にちょっと前に伺うと前売りはまだあるとの事。念のため今一度メールで聞くと、前売りはもう無いと返事が来た!当日券は若干確保してあるらしいのだが、それでは申し訳が立たない。電話でしかと承ったのだ。慌てて出演者の方に相談し、事無きを得た。手持ちが無くなったら申し込みはいったん残券を確認しないといけないなと反省。でも、なかなかイベント会場を満杯にするのが困難な時代になってきたというのに、立て続けにチケット完売とは凄いなぁ♪そういや、皆さんチラシを見るなり「えーっ?! あの榛名由梨なの?!」と驚いてはったっけ?「私、中学の時にこの人のベルバラ見に行ってたんよ!」と懐かしそうに話す人もいたっけ。私は宝塚を知らずに育った愛知県人なもんで、…すんません!^^;

 いやはや、どちらも頑張らねば!
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハチブオンプ☆ライブ…♪

2012-04-14 20:26:02 | 日記
 今夜9時より、三田市西山の『ハチブオンプ』にて、毎月恒例のクリスタル・イブのライブ。そう、あと30分後!!何してんの?早く行かなきゃぁ!

 11時頃まで、ノリノリで歌っております!なぁんて今頃ブログで声掛けても遅いよね^^;。

 そうそう、来週金曜の『フィレールの会』主催、ヤマハホールでのチャリティコンサートはほぼ満席のよう。たくさんの方々に申し込んで頂き、本当に有難うございました。ピアノは今をときめくアルベルト田中さん、出演者も関西で大活躍の大御所が勢ぞろい!これは凄い事になりそうだ♪
 他にも今月から来月にかけてはイベントが目白押し…。頑張らねば^^v。



 あちゃーっ!時間ですよ!行ってきま~す!(10分で着くもんね♪)

 春、春、春…。恋の歌をたくさん歌って参りま~す♪…誰に会えるかナ?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Smile

2012-04-06 10:01:41 | 日記
予想以上の爪痕を残した春の嵐…。穏やかな季節到来と思いきや、まだまだ乱れそうな4月だそうだ。天災や人災が年々増すだろうが、これからはあまり気にも留めなかった『風の災い』に対する警戒心を待つ必要があるのだろう。ニュースでも竜巻によってトレーラトラックが軽々と空高く舞い上がっている光景を見て驚いてしまった。人間など、蟻のような軽さで飛ばされるだろうなと思う。でも…、用心ったって、どこ吹く風か分かりゃしないんじゃないの??不安に苛まれるより、いつ終わっても後悔のない人生を生きなくては!

 
 さて、明日は今月20日に千里ヤマハホールで開催されるチャリティコンサートの音合わせ。尼崎の藤井レイコさんのスタジオで行われる。ピアノはアルベルト田中さん。私の初アルバムをプロデュースして下さった方だ。その中に収録されたチャップリン作曲の『Smile』を予定しているのだが、キーやアレンジを自分なりに散々悩んで考えてみた。この曲は何十年も前から歌っているが、歌えば歌うほど手に負えなくなってきた不思議な曲である。ジャズ歌手の友人は、「キーは普通はCやろぅ~?」というが、そんな事はないわ^^;。アルバムはDでギリギリ。間を取ってC#が歌いやすく、サビ繰り返しを半音転調してDで歌ってみようと思う。明日のリハは一人2曲で20分の割り当てだったと思うが、上手くいきますように…!


  Smile スマイル…。曲はチャップリンだけれど、どんなに辛い時でも人を笑わせる事に人生を懸けていた彼の一本気な姿を捉えて後に作詞されたのだろう。

 微笑んでごらん
 たとえ心砕かれても
 怖れと悲しみの中でも
 微笑めば明日にはきっと明るい日差しが君を輝かせる

 微笑んでごらん
 涙がこぼれ落ちそうになっても
 そんな時こそ 泣くのをこらえてごらん
 人生もまんざらじゃないって きっと気づくはずさ
 ただ君が 微笑むだけで

 
 悲しみが癒えるのには時間が必要だ。笑えば明日には…、なんて事にはならない。震災で祖父と母と妹を失った「てっちゃん」に、お父さんが火葬場で「今は、泣く時だろう!」と教え、泣く事を知らなかったてっちゃんは大泣きしたという。汗も涙も、体が出そうとするものは出さなくちゃいけないのだ。代謝し、浄化して人は毎日生まれ変わるのだ。心の傷は一日で癒えるはずはない。でも、この曲には「いつもそばにいるよ。君を見つめているよ。」と囁いてくれているような人間の確かな温もりを感じるのだ。私も、そんな人になれたらと思う。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ…、春の嵐…><;

2012-04-04 23:03:49 | 日記
昨日は、5月6日に開催される『レ・ザンファン コンサート』の音合わせで、心斎橋のパワーサウンドというスタジオまで出向いた。私の予定時刻11時過ぎに到着すると、ちょうど星奈佐和子さんが音合わせ中で、待合室では前田こずえさんにも初めてお会いした。どちらも元宝塚ジェンヌ。やはり姿勢が違うね、姿勢が。立ち姿も歩く姿も、おいくつになられても皆さん綺麗。ちっとも曲がってへん。今からでも鍛えられるもんかしらん?意識してないとフニャフニャに曲がる私。気をつけよ♪っとココロの中で小さく誓った。

 なんだかいろんな事情が入り乱れ、私の番が変更になったので、帰りに覗こうと思っていた船場センタービルへ先に出かける事にした。4号館地下のドレス屋のセールを見に行くつもりが、まず最初にたどり着いた6号館ではや靴屋に吸い込まれて行った。そこで少しばかり時間が掛かってしまい、出ようとした矢先にスタジオの先輩方から戻ってくるようにと電話が入った。戻ってみるとまもなく私の番になり、スタジオに入ると凄い熱気ムンムン。いつもお世話になるバンマス兼ピアニストの斎藤さん、ベースの喜多さん、キーボードの土井さん、ドラムの浅川さんにご挨拶をして1曲15分の音合わせがスタート。私の歌う「ひまわり」の楽譜を持参していたが、既に斎藤さんがアレンジをして楽譜を作って下さっていた。私のキーがなぜ分かるのか、むっちゃ不思議でならなかった。サビから転調するアレンジが施されていたが、歌うのに支障もなく、とてもいい仕上がりなのでこれで行こうという事になった。音合わせも無事終わりスタジオから出ると、川島弘さんや条顕さんも次々と来られ、川島さんの方からいろいろと話し掛けて下さった♪

 後ろ髪引かれながらもスタジオを後にして私は帰途についた。

 てのは嘘で、せっかくここまで来たのだし、まだ2時を回ったばかり。心斎橋駅までの道のりでブティックを一件覗いていたら、パラパラ雨がいつの間にか土砂降りに…。ちょっと雨宿りした後、お昼がまだだったので店員さんに教えてもらったカフェ&ランチのお店に入った。やっとの遅昼を済ませてホッと一息つくやいなや、雨風が激しくなってだんだんと不安になり、一瞬小降りになったのを見計らって駅まで走った。

 地下鉄御堂筋線ストップ…。四つ橋線に初めて乗って西梅田へ。JR大阪駅に着いて改札を抜けるとJRも全線ストップ!入らんときゃ良かった…><;行列に並んで一回通った切符にハンを押してもらい、駅員さんを捕まえて聞いた。

 「三田まで、どうやって帰ったらいいんですか?!」

 「阪急で三ノ宮へ行き、地下鉄で新開地まで、そこで神鉄に乗って下さい!」


 5時に大阪駅を後にし、家に到着したら8時であった。3倍も掛かってしまった。
読みたい本を持っていっててほんとに良かった~!ヤレヤレ。でも私よりも大変な思いをした人、たくさんいただろうな。皆さん、お疲れさんどした! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20周年記念朗読コンサート…♪

2012-04-04 11:41:44 | 日記
 またまたズボラをしてしまった…。

 先月29日(木)のお昼、大倉山にある神戸文化ホールにて開催された『山田朗読研究会  20周年記念公演』は、文句なしに素晴らしかった。ゲストの河路勝氏はNHK日本語センター顧問で山田烈子さんの師匠であられ、菊池寛の『藤十郎の恋』を読まれたが、淡々と始められたのに、いつの間にか凄みをきかせながら朗読の世界にグイグイ引き込んで行く熟年の技を感じさせられた。山田烈子氏の門下の方々も20年在籍という超ベテランの講師の方ばかり。皆さん大変気合が入っておられ、最後の烈子師匠のお言葉通り、今回はあえて挑戦のしがいのある難しい物を取り上げたと仰ったのにはウンウンと肯けた私であった。

 構成もシンプルで何一つ無駄がなく、以前のように歌がないのはやや寂しかったのではあるが、前半途中のアルベルト田中バンド(ピアノ・チェロ・パーカッション)のミニミニコンサートも、クラシック調ではあるが田中さんのアレンジとお話が面白く、会場はたちまち笑いの渦で沸き返った。

 そしてラストを飾った烈子さんの 浅田次郎作 『月島慕情』


 何度となく聴かせて頂いた朗読の中で、今回私は完全に言葉を失うほどの感動を覚えた。単に「読んで聴かせる」お話ではなく、烈子さんが『月島慕情』そのものであり、主人公の「ミノ」そのものであったからである。会場の空気もいつもとは全く違った。まるでスクリーンを見せられているかのような朗読に出会い、私などにはますます無理難題な世界であると実感した次第だ。

 毎年門下ではない私にも参加を許される「朗読一日講座」のご案内も先日頂いたが、今年は申し込めば4度目となる。今まで以上に朗読の奥深さと難しさを肌で感じた私は、果たしてどれほど赤っ恥をかく事になるだろう。一年に一度だもの、出来なくて当たり前と烈子先生は仰る。そして私はその一日、冷や汗をかきながら必死にもがき苦しむ。そんないつもと違う一日が毎年新鮮で、頑張った帰りはとても清々しい気分になるのである。今年は3日間あるうちの8月29日、私の誕生日を選んだ。頭をフル回転させる記念日になりそうだ♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする