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アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

広島…学会開催地

2005年11月02日 | my favorite・・・
広島城
原爆ドーム
ドーム景色
慰霊碑
今回の旅の一番の目的は、広島で開催される、ある学会に出席することにありました。もうかれこれ10年以上も参加し続けているお気に入りの学会です。広島の原爆ドームは、人によっては見ているだけでも怖い…。従って、広島さえも怖い!という感想を持つ人もいるようです。けれど、今回、恐怖体験を拭えないまま、一人で、旅を続けていた私にとって、広島は、私の存在を丸ごと包み込んでくれる、包容力に富んだ神の土地に感じられました。原爆ドームを見上げて、平和記念公園を歩く時、私の気持ちは静かな癒しの感覚に包まれていました。慰霊碑やドームに向かって深く頭を垂れることによって、大いなる慰めを感じることが出来たのです。
ドレス
ドレス2
片や、広島はとても空の高い、モダンな都会でもありました。広島駅周辺などは車輌中心に道路が整備されているのです。道路が広々としているのは、とても気持ちが良くていいのですが、目的の場所まで行き着くのに、直線距離ならばすぐ目の前ほどの近さでも、人はやたら、地下道を利用して迂回しながら移動しなければならない仕組みになっているので予想外に時間がかかって大変でした。けれど、安全を第一に考えれば、確かに、事故は格段に少ないはずです。信号を無視して渡ることなど断じて出来ないようになっているからです。(たぶん、これはあくまでも広島駅周辺のことだけだと思いますが…)市街地には長い長いアーケードがどこまでも続いていて、名だたるお店がそこに集中しているようでした。また、ブライダルサロンがあちこちに点在していたことも広島市街地区の大きな特徴の一つだと思います。しかも、私のホテルから平和記念公園の中にある学会会場である国際会議場までの途中にあるブライダルサロンなどは、ウインドウの中の5着以上のドレスが毎日、すべて着せ替えられていました。私が、そのお店の前を通るのは、毎日8時だいでしたので、お店はいつも閉まっていましたが、私はその道を歩くだけで、通算15着近くのドレスを楽しめたことになりますから、お店の人の気合がいやでも伝わってくるようで、学会の会期中の3日間は、歩く度に、そのショーウインドウを眺めることがとても楽しみでした。写真は何枚も撮ったのですが、光が入ってしまって、ほとんどはうまく撮れていませんでした。
お好み焼きレストラン
広島は広島風お好み焼きと牡蠣の名産地でもあります。私の滞在したホテル近くの川沿いには、私が広島入りしたその日に、牡蠣を美味しく食べさせてくれるレストランが開店したようです。開店の次の日の朝の(ホテルの部屋の)テレビでそのことを放送していました。そのホテルは、概観はただの箱という感じの素っ気無いものでしたが、内装はクラシカルな雰囲気で統一され、機能的で清潔なとても感じのいいホテルでしたので、3日間を気持ちよく過ごすことができました。旅が思い出深いものになることの条件の一つにホテルの質がどうだったかが大きく影響すると思います。ただ学会旅行の場合は、泊まれればいいとばかりに安さ第一で選んでしまいますが、今回は、それでも、偶然にとてもいいホテルに恵まれました。傷ついたざらついた気持ちに少しも逆らってこない素晴らしい‘気’を備えたホテルだったことに心の底から救われる思いがしました。

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