南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

みんなで野球をしよう in ミクロネシア

2007年03月01日 | ミクロネシアの小学校
このポンペイでBASEBALLのことを「YAKYU」と言います。そう「野球はやきゅう」そのまま。このようにポンペイには太平洋戦争(あえて第二次世界大戦ではなく)までの日本統治時代の言葉がたくさん残っています。

今日の本題は「YAKYUU」。
普段はとても厳しい校長先生なのですが、とても子ども達が大喜びする事を考えてくださいました。
それは学校内の野球大会。それも7年生8年生(ポンペイの小学校は日本で言う小学1年生から中学2年生までの8学年制です)の子どもと先生達が同じチームに混ざって6つのチームを作って、トーナメントで戦います。

僕は第2チームにちゃんと名前のスペルを少し間違えられながらも、ちゃんと書いてくれました。今日僕のチームと戦うチームの子どもは「僕が勝つからね」と言ってくれたり、普段話しかけてくれることのない同じチームの先生と話をしたりと、学校中がなんだか楽しそうです。

いつも準備をするのがゆっくりな先生も、2時15分開始30分前にはバッターボックス(白い粉などないので砂浜の砂)やベース(お米の袋に砂を入れた物)を用意しています。

正直、子どもを楽しませると言うより、自分が野球がしたくて仕方がないからですが。

先生達って良いように言うと子どもの心を持ちすぎているくらい純粋です。
ただそれが行き過ぎて先生なのに、子どもに分かるように教えるという部分まで欠けてしまっては困るのですが・・・

この島の野球熱の凄さは、先生全員、男女関係なくみんな好きですし、上手です。

もちろん子ども達も男女が入り交じっていますが、みんな野球が出来ます。
野球をすることが出来る人口比率は、間違いなく世界でNO1です。

授業はいつも3時までありますが、今はもちろん2時15分、いや2時にはおわっているなあ。子どもはもちろん、先生がそわそわしているから。

今日は僕のチームが戦い、僕はショートで5番で出場。このメンバー表も2人の先生が「これメンバー表だけどこれでいい」と僕に確認に来てくれました。これってもしかして、いや確実に授業中に書いたんだよね?
凸凹のグランドでボールの処理を謝りミスをするとすかさず、生徒から「先生はセンター守って」とセンターと交代。ヒット性のフライも捕ったし、2打数一応2安打だし、ホームベースも踏んだから一応合格かな?

試合が終わった後も今日出ていない先生達中心に練習開始。

僕は子どもや他の隊員とキャッチボールして遊んでいたけど、本当に野球に対する思いはかなり熱いです。
コメント
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