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南の島で幼稚園の先生になろう!

活動から19年。現在も現地の教え子や家族から連絡があり、素敵な人と出会えた青年海外協力隊生活に感謝しかない。

やってみれば、何かが起こる、やらなければ後悔が残る

2006年10月25日 | ミクロネシアの生活
やってみれば、何かが起こる(残る)やらなければ後悔が残る。

急に浮かんだ言葉です。ありきたりの言葉ですが。

この国での生活は、この言葉につきるなあと思います。

折角いろいろなものを犠牲にして、色々な人にお世話になって来れたのだから、
やらなければ、後悔だけが残ると。

そして何でもやってみれば、成功し失敗にかかわらず何か自分の心の中に残ると。

それもやらない方がいいかもしれないと悩んだことをやった方がより何かが残るのだと。

このタイトルとはほど遠い話ですが、今ワークショップに普段の授業、それに学校のスポーツアクティビィティーのコーチをしています。

これがなかなか大変。

子どもを集まるまでに、子どもがエントリーして、その後手紙を作って保護者の承諾を得て、やっと練習が出来る。

このことだけで約1月かかってしまいました。

いつになったら出来るのだろうと焦っていると「明日隣の小学校と練習するから」「そうだメンバー決めないとね」と」急展開。

子どものサインはまだ集まっていないけど、それはどうやらいいらしい。
それなら何で今まで子どもと自由に練習してきたのを辞めさえて練習させてくれなかったの?って思ってしまいます。

隣の学校の隊員は、早くから練習を始めていて、「そんな書類しらない」と。

正直、そんな現地の人にしか分からないシステムを自分でするのはわずらわしかったり、遠回りだけど、そんな苦労をするから、子どもがサインを持ってきてくれたことが嬉しかったり、手紙を手に入れたときに各教室に「今日10時サインの手紙渡すから来てね」と授業中に先生にお願いして全教室を走り回ったりすることが嬉しく感じられるのだろうと。

これからも、できるだけ自分で首をつっこんでいこう。
そして、多くの煩わしさを体験しようと。

そうすると今まで見えてこなかったものが感じられなかったことがみえてくるはずだから。

僕たちは、開発途上国の人に役立つために来ていますが、すこしでも文化週間と違う人と近づくことが第一歩。

そのためには、まずやってみる。それも「サカナカン(よくないこと)」から率先して。もちろん楽しいこともいっぱいするけど。

苦労?したワークショップ開催まで残すところあと1日。

そんな前日に隣の学校に練習に行ってきます。野球の。

だって僕が行かなければ、子ども達が選手に選ばれないかもしれない。
そんな任務を背負っていきます。

スタンスは、子ども第一ですから。