BRUICHLADDICH
見学ツアーで一緒にまわった人はGRENFIDDCHの社員さん達。
そういうプロの人達が見学に来た時は
蒸留所のマネージャーが必ず挨拶にくるらしい。
そして一般の見学ツアーには含まれない貯蔵庫まで案内してくれるらしい。
ガイドさんの粋な計らいのおかげでうちらもちゃっかり貯蔵庫まで行けることに。
うぉぉ~、テンションあがるよ~
中ではマネージャーさんが樽からウイスキーを何種類も注いでくれて
これぞまさに樽生!!
プロはウイスキーで手を洗って香りを確認するらしい。
真似してmichも
この後、顔にまでバシャバシャと。
心なしかお肌がツヤツヤになったような・・・。
とにかくラッキー・ハッピーな体験をさせてもらった。
ありがとう!マネージャーさん、クリスティーン、GRENFIDDCHの人達!!
翌日はLAGAVULINへ。
壁の塗り替え中。 他の蒸留所でも見かけた。
5月末にあるウイスキーフェスティバルの準備らしい。
カリラと同じく内部は撮影不可。
でもここは15ポンドさらに支払うと貯蔵庫での試飲ができる。
もちろん行う。
今日も樽生。
1時間くらいの間に6種類のウイスキーを飲む。
量も充分。しかしグラスはひとつ。
次のウイスキーを注いでもらうためには、今のを飲み干さなければならず
かなりきついペース。水持って行ってよかった~。
次は
ARDBEG
ドアや内装もイメージカラーのモスグリーン?で統一されていて
非常にお洒落な蒸留所。
見学ツアーのガイドさんの説明もここが一番丁寧・ゆっくりだった。
が、ゆっくりすぎて、だんだんとLAGAVULINでしこたま飲んだウイスキーと水が
michnaheの膀胱を圧迫し始める
なかなか進まないツアーに気もそぞろ。
元々英語を聞き取れないnaheはもう
こんな写真を撮ることで気を紛らわしたりして
結局途中で抜け出して事なきを得た。
LAPHROAIG
ここはネットで「Friend of Laphroaig」というのに申し込むと
土地を一区画所有できる。
証書をもらってその土地に自分の印をつけに行く。
ピート畑でもなくただの野っぱら。
明確な区画もなくて、適当に歩数を数えて、適当な所に国旗を挿すだけ。
旗に名前も書いてないし。
たぶんもう一度行っても自分で立てた旗を見つけられないだろう。
フロアモルティングが綺麗で枯山水のよう。
naheはここの見学ツアーが一番楽しめた。
このモルトを熊手でならしたり、釜にピートを投げ入れたりと
体感アトラクションが一番あったので。
翌日は
BOWMORE
ここだけ自分でお金を払って好きな物を頼める有料試飲コーナーがあった。
日本の蒸留所では当たり前のこの有料試飲。
てっきりアイラにもあると思って、散々飲んでやろうと目論んでいたのに
どこへ行っても無料試飲の1杯だけ。
すっかり拍子抜けしていたのだが、
ここはさすがサントリーがオーナーだけあるわ。
蒸留所敷地内にある水場が気になって見学後に行ってみたら
近くでペンキを塗っていたおじさんが汲んでくれた。
LAGGAN川の水はすでにウイスキー色。
「天然水だから飲め」とおじさん。
味は普通に水。
そしてこのおじさん、「俺、日本で結構有名なんだよ」といろいろ自慢し始めた。
腕にはジンジャー・ウィリーとカタカナで彫られた刺青も。
帰ってきて検索したら本当に結構ひっかかる。
ピート掘りの達人だって!? ピート畑に連れてってもらいたかったわー。
最後はアイラで一番新しい蒸留所、KILCHOMAN
アイラの蒸留所で唯一、海沿いじゃないところにある。
本当にまわりは平原だけで
レンタカー事件のせいでここまで歩いて来ようと一時は思ったけど
実行しないでよかったとつくづく実感した。
そして唯一、壁が白くない。
他の蒸留所とは全く違う雰囲気。
ツアーガイドも唯一、男性がやってくれた。
小さな会社なので製造からガイドからレストランの給仕まで何でもやるんだとか。
貯蔵庫まで見せてくれた。
樽の青はイメージカラー。
でもこんなにびっしりきっちり置いていたら
取り出すときとか大変じゃない?
7ヶ所の蒸留所を見学したわけだが
それぞれ特色があってどれも興味深かった。
ガイドの説明は全部英語なので、
naheはさっぱりわからんし、michも専門用語にはついていけない。
これでちゃんと聞き取れたらもっと各蒸留所のウリがわかっておもしろいんだろうなぁ。