トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

アイラ島蒸留所巡り・1

2010-05-15 22:10:20 | おでかけ:まち
アイラの旅が濃すぎて書きたいことがいろいろ。
しばらくドイツから遠ざかります。


さて、この旅の最大の目的である蒸留所巡り。
しっかりアイラで操業中の8つの蒸留所全て行ってきました。
でも正確にいうと見学したのは7つだけ。


その前に蒸留所見学って何を見るのさ?という方の為に
ウイスキーの作られ方をちょっと説明。



KILCHOMANにて

まずは大麦を水につけて発芽させます。
この床に広げるやり方はKILHOMAN・BOWMORE・LAPHROAIGのみ。


LAPHROAIGにて

次に大麦を火であぶって乾燥させます。

LAPHROAIGにて

ここで燃料にピートを加えると、あの独特のスモーキーな風味がつきます。

ISLE OF JURAにて

その大麦を粉砕し

BOWMOREにて

こんなタンクの中で熱湯と混ぜ合わせ糖分を抽出し

BOWMOREにて

この巨大な桶の中で発酵させます。

LAPHROAIGにて

で、ポットスチルで蒸留します。
アルコール度数をあげるために蒸留は2回行われます。

BOWMOREにて

いい塩梅の蒸留液を取り出すのはスチルマンの職人技。
この検度器は彼しか触れないように鍵がかけられています。

BRUICHLADDICHにて

そして樽詰めされたウイスキーは倉庫にて熟成されます。





ということを踏まえたうえで、蒸留所紹介。

巡った順番で、最初はCAOLILA
山を下ると見えてきた、白い建物と窓から見えるポットスチルに感激!!



小さな蒸留所で従業員も9人しかいないとか。
内部撮影不可なのが残念。 




BUNNAHABHAIN
ここは生憎休業日で立ち寄っただけ。
ま、そんなに好みのウイスキーではないので別にいいのだ。





JURA島に渡って ISLE OF JURA
試飲を3種類もさせてくれた太っ腹。




2へ続く


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