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群馬大学 慢性看護学研究室ブログ

患者様や未病の方が、自分らしく生活できるよう研究・探求しています。糖尿病と慢性腎臓病透析予防外来も開設しています。

日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部 設立総会及び記念講演会

2016-05-27 12:32:00 | 統合医療・クアオルト
日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部 設立総会及び記念講演会

この度、日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部を立ち上げることになり、群馬県支部設立総会及び記念講演会を開催することになりました。

ポスターはこちら→ t04.pdf

一般の方にもご参加いただけますので、多くの方のご参加をお待ち申しております。

参加費:3,000円

<設立総会>
12:30~13:15
議 題 1)群馬県支部会則(案)について
    2)事業計画・予算(案)について
    3)役員選任について

<記念講演会>
13:40~14:40
(1)日本統合医療学会理事長 仁田 新一 氏 
「米国における統合医療の実際と日本での展望」

14:50~15:50
(2)日本ヨーガ療法学会理事長 木村 慧心 氏
「統合医療におけヨーガ療法の有用性と有効性」 

16:00~17:00
(3)小池統合医療クリニック院長・統合医療学会群馬県支部顧問 小池 弘人 氏
「統合医療と多職種連携」

<懇親会>
17:30~
会場:群馬大学 石井ホール
(懇親会費:3,000円)

*お車でお越しの方は、群馬大学医学部附属病院第4駐車場(立体駐車場)をご利用いただき、駐車券をご持参下さい。
なお、駐車場利用代は有料(200円)となります。ご了承下さい。

主催:日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部

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参加費3000円(および懇親会費3000円)は当日、受付で徴収させていただきます。
また、当日に限り、入会費1000円を支払えば、日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部の会員になることができますので、ご検討ください。
参加をご希望される方は、以下の内容を記載の上、下記アドレスまでご連絡いただきますようお願い申し上げます。

返信内容:
① お名前(男・女)
② ご住所
③ 電話番号・FAX番号
④ E-mailアドレス

申込先 日本統合医療学会(IMJ)群馬県支部 事務局
TEL&FAX: 027-363-6474
E-mail: imjgunma@gmail.com



第19回日本統合医療学会のコラムを寄稿しました

2015-04-27 11:01:00 | 統合医療・クアオルト
第19回日本統合医療学会 IMJ2015
http://www.imj2015.com/program/
が開催されます。事務局より依頼され、こちらにコラムを寄稿しました。
http://imj2015.sblo.jp/article/116127506.html

『統合医療が患者様にもたらすeaseの追求』というタイトルで、以下の主旨のコラムを書きました。以下、抜粋した内容を紹介します。

 わたしが統合医療に関心がある理由は、患者様にeaseになってほしいという思いからです。'ease'、つまり、身体的にも精神的にも楽に、楽しくなってほしいということです。
気 候療法を活用した運動療法は、ドイツなどで開発されたもので自然の中で楽しく運動する方法です。「運動しなさい!」とお説教しなくても、楽に、まさに easeに運動できるのです!!2014年度から気候療法で科研費もいただいていますので、今後は、ちょっと本腰を入れようと思っています。気候療法と easeの関係、そして統合療法がどれだけeaseをもたらすのかも、追求ようと思っています。
 また、第19回日本統合医療学会には招請講演として、オーストラリア、Griffith大学の親友のWendy Chaboyer教授に来てもらうことになりました。
Wendyの講演は、12月13日です。多くの方がいらっしゃることを期待しています。

地形療法適地探索

2015-04-06 10:54:00 | 統合医療・クアオルト
クアオルトのなかでも、地形療法の適地探索に行ってきました。4月から助教として着任した井手段先生がコメント寄稿してくれたので、掲載します。


<探索地>
1.群馬の森:海抜60mから70mの標高差10m、歩行距離2300m。起伏が少なく、道によってはウッドチップが敷き詰めてあり膝関節に負担が少ない場所でした。初心者や体力に自信の無い方でも、無理なく楽しめる場所です。非常時には緊急車両も入れるので、安心です。

2.観音山ファミリーパーク:海抜120mから200mの標高差80m、歩行距離3300m。山の中を散策しながら歩く起伏に富んだコースで、所々急勾配の階段がある。山歩きを楽しみたい人や体力に自信のある方向けです。

<地形療法感想>
 地形療法に参加してみて、木々に囲まれて歩くことがこんなにも気持ちが良いことだと、改めて知りました。群馬の森は、高崎市内からも近く至便でありながら、敷地内は緑豊かで、車の音も聞こえず、ちょっと歩きたいと思う人にぴったりな場所でした。観音山のコースでは所々に傾斜もあり、1周りすると運動したという充実感や、運動した後の爽快感を感じることができ、やり甲斐がありました。

クアオルト研修報告 3

2013-11-04 10:33:00 | 統合医療・クアオルト

 

<クアオルト療法と看護>

 

1.Johannesbad http://www.johannesbad-therme.de/Seiten_Startseite.aspxの病棟には、イケメン男性看護師さん(写真参照→ncm_0168.jpgがいたのですが、「残念ながら、看護計画などは立てておらず、あまり主体的には取り組んでいない」と語っていました。Bad Ischlリハビリテーションセンター  http://www.ska-badischl.at/cont/index.php では、オレムの看護論を使い積極的に看護を行っているようでした。

2.ドイツの看護師の数ですが、100bedsあたりで病棟別に決まっています。たとえば、年金リハビリ施設の100bedsあたりの看護師数は、整形外科7人、循環器8.5人、がん病棟8.5人、Psychosomatik(心身医学) 8.5人、依存症(覚醒剤など)病棟6人などです。他の病院形態だと看護師数も異なります。


 3.Bad IschlリハビリテーションセンターのDr.Falkenbach院長が、「たとえ施設が整っていても、本人の意欲が高まらなければ意味が無い」というようなことをおっしゃっていましたが、行動変容には意欲が重要な要素であるという点では、どこでもユニバーサルだと感じました。今回は、まずは私にとっては、クアオルト入門研修だったため、行動変容支援に看護師がどのように関わっているかまで聞くことはできませんでした。しかし、単なるリゾートではなく、有病者に対する療養施設として、つまり医療としてクアオルトを展開する事が重要であることがわかりました!!

阿岸先生をはじめ、お世話になったみなさま、ありがとうございました。