群馬大学 慢性看護学研究室ブログ

患者様や未病の方が、自分らしく生活できるよう研究・探求しています。糖尿病と慢性腎臓病透析予防外来も開設しています。

論文掲載されました!

2024-11-05 10:23:20 | 業績

下記の論文が掲載されました。

◆中本五鈴、岡美智代、若村智子、中林みわ(2024.4).日本看護研究学会会員の国際活動の実態と国際活動推進委員会へのニーズ.日本看護研究学会雑誌(0285-9262)47巻1号、143-148

◆野呂瀬崇彦,樋口倫子,木村聡子,上杉裕子,小坂素子,二瓶映美,松本光寛,吉野亮子,岡美智代.職種間相互理解のための対話的プログラムDMIU(Dialogical Meeting for Interproffesional Understanding)の開発と実践(2024.3).保健医療福祉連携(1883-6380)17巻1号、81-82

◆木村和美、岡美智代、戸島規子、梅木愛美、小林俊哉、櫻井保子、大河内康光、宮本克彦(2024.5).Successful aging/terminal stageを目指した腎不全看護 高齢透析患者のターミナルステージ支援の実際「聞き書き」で患者の思いに寄り添う.日本透析医学会雑誌(1340-3451)57舘Suppl.1、325

◆白土菜津美、岡美智代(2024).概念分析の方法の手順の紹介:先行要件・属性・帰結のデータ抽出を中心として.日本保健医療行動科学会雑誌39(2)、41-58

◆剱持貴史、岡美智代(2024.10).特集・透析室スタッフのコミュニケーション術 透析看護とコミュニケーションー「聞き書き」やセルフコンパッションの活用.臨床透析Vol40 No11、26-31

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生きがい連結法の活用報告がありました!

2024-10-30 18:04:28 | 東日本腎不全研究会(旧 群馬県腎不全看護セミナー)
 EASEプログラムの生きがい連結法を活用して、患者様の禁煙支援が出来たというご連絡をいただきました。
 
 日本腎不全看護学会 CKD委員会主催にて「慢性腎臓病保存期患者教育講座」を、全国5カ所で開催しております。
 
 その講座を受講なさった方が、早速、生きがい連結法を患者様に活用して良い結果が得られたということで、それを県看護協会主催の研修会で紹介したいというご連絡がありました。
ご本人から紹介のご了承を頂いたので、下記にご紹介します。

 「禁煙に取り組んでいた方でしたが、これまでに何度も挫折してしまっていたそうです。禁煙したいという思いを傾聴し、生きがい連結法を活用してみました。

患者さんに初孫が生まれる予定があり、お孫さんのために元気で長生きしたいという思いから現在も禁煙を継続することが出来ています。

禁煙に取り組んでから、食事もおいしくなった、孫も抱けるからこのまま元気でいたいと、面談のたびに嬉しそうに話して下さります。

私も、患者さんが前向きに禁煙に取り組まれている様子を見ることができ、嬉しく思います。」

ということです。

 本当に良かったです。皆さんも生きがい連結法、活用してください!詳細はこちらをご参照ください!

https://oka.dept.health.gunma-u.ac.jp/old/program/content/5.html

https://plaza.umin.ac.jp/~jin/12ease04_01_2.html

 

 

 

 

 

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ゼミ文献 医療移行期における薬剤の変更に関する意思決定: 患者と家族の関与を深める機会

2024-10-08 22:39:19 | 研究室

<岡研究室 ゼミ紹介>
 毎週火曜日,19:40-21:10,大学院博士前期・後期課程のゼミをオンラインで行っています。今回は,こちらの文献紹介がありました。ゼミはお試し参加でもokです。希望者は,お気軽にご連絡ください!!

<文献>

Manias E, Hughes C, Woodward-Kron R, Ozavci G, Jorm C, Bucknall T. Decision-making about changing medications across transitions of care: Opportunities for enhanced patient and family engagement. Res Social Adm Pharm. 2024 May;20(5):520-530. doi: 10.1016/j.sapharm.2024.02.002. Epub 2024 Feb 16. PMID: 38403571.

2023 JIF: 3.7

医療移行期における薬剤の変更に関する意思決定: 患者と家族の関与を深める機会

背景:高齢患者はしばしば複雑な投薬レジメンを有し、それらはケアの移行に伴って変化する。安全かつ質の高い服薬管理を行うためには、高齢患者と家族がケアの移行期における服薬の意思決定に関与することが重要である。

目的:ケアの移行に伴う薬剤の変更について、医療従事者、高齢患者、家族の意思決定を調査し、これらの薬剤の変更に関する意思決定のプロセスにおいて患者や家族の関与がどのように行われるかを検討する。

方法:半構造化面接、観察、内省的フォーカスグループや面接など、焦点を絞ったエスノグラフィックデザインを実施した。書き起こしたデータについて再帰的テーマ分析を行った。研究はオーストラリアの公立急性期病院と公立地域病院で行われた。

結果: 高齢患者182人、家族44人、医療専門家94人が関与した。データから4つの テーマが概念化された:習慣(customs)とルーチン(routines)の違い、薬物療法の課題、医療専門家の相互作用、患者と家族の関与。環境には習慣やルーチンの違いがあり、それが服薬の遅れや意図しない薬の代替の可能性を高めていた。服薬の課題としては、医療従事者が患者や家族にとって定期的に処方される薬についての情報は必要ないと思い込んでいることが挙げられた。患者や家族は、医療専門家がすでにこれらの薬の処方を意思決定した後に、新しい薬について知らされた。医療従事者は専門分野毎に縦割りで働く傾向があり、患者や家族と関わる際の自分の役割について複数の見解を持っていた。患者と家族は、薬剤の変更に関する意思決定に率先して参加することが期待されていた。

結論:ケアの移行に伴う患者の移動は、特に高齢患者とその家族にとって透明性に欠ける複雑で混沌とした服薬管理状況を生み出す可能性がある。薬剤の変更について先手を打って計画的に話し合うことに重点を置くことは、意思決定への患者や家族の関与を改善することに貢献するであろう。

                                  (担当:榊)

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北関東医学会での発表

2024-09-26 23:17:39 | 研究室

9月19日(木)に開催された北関東医学会総会で、岡研究室の卒業生の皆さんが発表いたしました!

 

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第18回日本慢性看護学会学術集会 優秀演題賞受賞

2024-08-14 18:25:26 | 研究室
岡研究室の博士前期課程修了生 猪熊 綾子さんが、第18回日本慢性看護学会学術集会優秀演題賞を受賞しました!
2024年8月11日(日)に優秀演題セッションで発表いたしました!
 
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