みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

「東北物語シリーズ」イラストこぼれ話

2024-08-28 | スタッフ便り

こんにちは みちのく童話会スタッフのおしのともこです。

「東北物語シリーズ」では、挿画を担当しました。

今日はイラストの制作秘話をお話ししますね!

 

「東北まつり物語」の場合

「祭り」は、地域の人と人をつなぐものであり、東北の魂でもあります。

その大切な祭りを描きたいと思いました。

挿画を描くときには、物語を何度も何度も読み込みます。

その物語の世界にどっぷりと入り込むイメージです。

必要があれば、その祭りの動画を見たり

歌や踊り、衣装や小物を調べたりします。

幸いにも今回は6つの祭りを観たことがあったため、

それぞれを思い出しながら絵を描いていきました。

 

一枚の絵を完成するまでにはラフスケッチを何枚も描きます。

特に、今回は表紙を描くふるやまたくさんとキャラクターを合わせるため、

服装や髪型を何回か描き直しました。

そんなふうに出来上がった「東北物語シリーズ」です。

東北の魅力が伝わりますように!

 

「青森ねぶた祭り」

母の生まれ故郷である青森は、私にとって「第二のふるさと」です。普段は大人しい青森県民の『魂の祭り』であるねぶた。そんな想いで描きました。

「福島わらじまつり」

初めて見たときは、わらじの大きさにびっくりしました!

全国一大きなわらじを心をひとつにしてかつぐ。祈りを込めて。

 

「仙台七夕まつり」

七夕飾りの華やかさ。

飾りをくぐると確かに、時を超えて不思議な世界に迷い込みそうな雰囲気です。

「山形花笠まつり」

うちの子どもが小学校のとき、発表会で踊った花笠踊り。大きな花笠をくるくる回してとても素敵でした。練習は羽奈みたいに大変だったかな?

 

 

「秋田竿燈まつり」

秋田で見た竿燈まつりの行列。身長の何倍もある提灯の竿は迫力満点!

子ども達も本当に上手でした。その影にはこんな練習とドラマがあったのかも。

「盛岡さんさ踊り」コロナ禍で地域の祭りは中止あるいは縮小して、例年のような活動ができないもどかしさがありました。そんな中でも香里のように、「あきらめずにできることをやろう!」と行動するパワー。大切だと思います。



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