ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

R.O.C.K. In The U.S.A. ジョンも熱かった‼️ ①

2018-02-23 17:45:59 | 日記
ジョン・メレンキャンプ と聞いて顔と彼の曲が直ぐに思い浮かぶ人はきょうびそんなに
いないかもしれない。何せここ数作品新譜が出ても日本盤での発売は無い。それほど日本ではアルバム売れないし認知度も低いと言う事だろう。

ジョン・メレンキャンプ はブルース・スプリングスティーン や ボブシーガー と並んでアメリカンロック御三家の1人として本国では絶大な人気を誇るアーティストの一人だ。勿論今もコンスタントにアルバムをリリースしツァーも行なっている。

そんな彼が一度だけ日本に来てくれた事を覚えている人がどれ位いるだろうね?
彼の代表的な作品であるScarecrow がヒットしている時にジョンは来日してくたのだ。
この時は大阪ー名古屋ー東京とわずか3箇所で
しかも各1公演ずつ3日連チャンというスケジュールだった。

世の中はスプリングスティーンのメガヒットアルバム Born In The U.S.A.の影響でアメリカ万歳みたいな風潮がありその影響もありジョンのR.O.C.K. In The U.S..A.も全米2位の大ヒットを記録した。

大ブレイクを果たしたアルバムAmerican Fool の後Uh-Huh を挟んでリリースされたScarecrow も大ヒットを飛ばしていた時なのでこの時は日本でもまだ認知度は今よりかなり高かったと思う。

僕は運良く大阪と東京の2公演参戦するコトができた。ジョンはブレイクした時はジョン クーガーと名乗らされていたのでそちらの方の呼び名なら知っているという方の方が多いかもしれない。

本人は不本意に付けられたクーガーと言う名前を外したがっていたのだが日本に来た時はまだジョン クーガー メレンキャンプと名乗らされていた。 今みたいにYouTubeなどない時代だったからジョンがどんなステージを見せてくれるのか皆目見当が付かない状態だった。Jack & Diane や Hurts So Good という二大ヒット曲は知っていてもジョンの動く姿はPVしか分からない。そんな時代だった。

アルバムは良くてもライブがイマイチというアーティストも結構いるしその逆もあるから全く情報がないアーティストのライブに行くのは博打に近かったとおもう。

大阪の会場は毎度お馴染みのフェスティバル ホールで場所はステージ向かって少し左寄りだったけど前から8列目というかなりいい席だった。

初めて観るジョン メレンキャンプのステージは如何に? オープニングは一体何で始まるんだろう?
期待感でいっぱいになった僕の気持ちを見透かすように客電が落ち意外にもScarecrowに収録されている
Grandma's Theme が流れ出した、と言うことは次に来るのはあの曲しかないと思った瞬間Small Town のギターのイントロが始まりジョンがステージに勢いよく飛び出してきたのだ!


こんな事もあります! 当日ドタキャン編 ①

2018-02-22 19:22:19 | 日記
ライブ参戦しているとアーティストの体調不良やその他やんごと無き理由の為ライブ当日キャンセルになる事はたまに起こる。

僕もこれまでのライブ参戦において当日キャンセルを食らった事が3回ある。

まず最初はミック ジャガーのソロでの初来日ツァーの時。
2回目はロンドンでデイヴ スチュワート & スピリチュアル カウボーイのライブ。

3回目はサーポールの旧国立競技場のライブだ。

いずれもアーティストの体調不良によるキャンセルだった。

ミックの時は初日は無事に参戦して最強のロックヴォーカリストであるミック ジャガーの凄さをしっかり堪能していたもののまさかのドタキャンにびっくり!
当日は会社の同僚と行くことになっていてくて京橋の駅で待ち合わせた後軽くお腹に食べ物を補給して会場の大阪城ホールに歩いて向かった。

この前のライブは開演時間より30分は遅れて始まっているので少しゆっくり目に会場に着くようにした。

会場に着くと何となく前回のライブの時と雰囲気が違う。なんか変だぞ!と思いながら耳を澄ましていると場内アナウンスが流れてきて、アーティストが体調不良のため今医師の治療を受けています。もう少しお待ちください!という趣旨のものだったと思う。

えー!同僚は初めて外国人アーティストのライブ参戦をするその記念の日に何とミックの体調不良⁉️

それまでも何回も外国人アーティストのライブだけでなく日本人アーティストのライブにも参戦しているけど当日アーティストの都合でドタキャンになったなんて初めての経験だったのでホントにびっくりしたね。

場内はミックが医師の治療を受け何とかライブ出来るように努めている、もう少し待って欲しい旨の放送が何回も流れた。

とにかく待つしかない僕たちは大人しくスタンド席で今や遅しとミックの登場を待っていた。
何となくこの日のライブはキャンセルになるんじゃないのかなぁ?と思い始めた矢先に遂に悲しいお知らせが場内に流れた。

それはまさに開始予定時刻より3〜40分ほど過ぎた頃でその日のライブがキャンセルになったことが正式に場内アナウンスで流れた。
中止のショックを受け入れられないでいたその時
アーティストから直接客席のファンに謝りたいという旨のアナウンスがあった。これには二度びっくり! あのミックジャガーがしんどいのに自らステージに出てきて謝罪するなんて信じられないことだ。

しかしその信じられないコトが起こった。ブルー?ぼい色のガウンを羽織ったミックが本当にステージに現れて客先に向かってゴメンなさいをしたのだ‼️ 正に神対応と言えるのではないだろうか?

結局この日のライブは後日振替公演として行われた。残念ながら僕は振替の日は都合が付かずその同僚の友人にチケットを譲ることになり二回見るはずだったミックの来日公演は一回のみの参戦となった。何せこの時はロニーも来てたしティナも来てたものでそのライブ参戦した為にミックの振替はどうしても行けなかったのだ。

確かその何年か前にマイコーの大阪球場でのライブが天候不良か何かの理由で中止になった事があった。その時同じ会社の統括にいた女性の後輩がキャンセルになった公演のチケットを持っていたのだ。その時散々その後輩にお前の普段の心掛けが悪いからや!などどとバカにしていたら世の中良くできてるね、因果応報とは正にこのコトですわ、同じ目に僕もあってしまったというわけです。

折角観に行きたくてチケットを、ゲットしたライブは予定通り観たいよね。今後は普段からの行いに気をつけてこの様な悲しい出来事に遭遇しない様にしないとね。


会場の大きさなんか関係ない! ピーター最高‼️ ②

2018-02-21 12:16:37 | 日記
ピーターのライブはソロ3枚目のアルバム Up To No Good に収録されている99World からスタート!
元気よくステージに登場したピーターは声の調子も良さそうだし体のキレも良さそうだ!

ライブハウスでのライブということもありピーターとバンドのみ他の演出は一切ない正に直球ど真ん中のライブとなった。

セットはJ.Geils Band のレパートリーとピーターの4枚ソロアルバムから満遍なくセレクトされていて
正にベスト オブ ピーター・ウルフとなっていた。ソロアルバムで言うとLights Out やCome As You Are はアルバムで聴くより更にパワーアップされていてた。

Come As You Are はサビの

Come as you are, now come on
Come as you are, and well have a ball
Ain't gonna be no masquerade
Come as you are, or dont come at all

のCome as you are の後にwu wu と合いの手を入れるんだけどそこは皆んなで大盛り上がりだった。

J.Geils Band やPeter Wolf は日本ではそれほど知名度が高くないけど観にきている観客は皆んなバンドの曲もピーターの歌もよく知っていて本当にこのライブを楽しんでいるのがわかる。

ピーターウルフも得意のカエル跳びや手をグルグル回すお馴染みのアクションをバッチリ決めてとにかく歌えることが楽しくて仕方がないというオーラ全開だ。

ピーターウルフは歌もうまい、ロックンロールも良いけど泣きのバラードも抜群だ。

J.Geils Band のアルバムSanctuary に収録されている Teresa はピーターの歌唱にグッときた。
勿論彼らの大ヒット曲 堕ちた天使が大盛り上がりになったのは言うまでもない。この曲は今でも良く
CM に使われるので彼らのことは知らなくてもこの曲自体は聴き覚えのある方も多いと思う。

Does she walk? Does she talk?
Does she come complete?
My homeroom homeroom angel
Always pulled me from my seat

She was pure like snowflakes
No one could ever stain
The memory of my angel
Could never cause me pain

Years go by I'm lookin' through a girly magazine
And there's my homeroom angel on the pages in-between

My blood runs cold
My memory has just been sold
My angel is the centerfold
Angel is the centerfold

学生時代憧れていた女の子がポルノ雑誌の見開きに載っているのを見つけたことの驚きを
歌っている歌だけど歌詞はたわい無いけど曲がとにかくキャチーで一度聴いたら耳から離れない。
ライブ映えするし良い曲だ。

それこそ飛び散る汗やツバキがかかりそうなくらい近い距離で熱いシャウトを続けるピーター、一転切々と胸の内を歌うピーター! やっぱりロックのヴォーカリストはバラードも歌えないといけないと常々
思っているんだけどPeter Wolf は紛れも無い本物のロックヴォーカリストだと改めて思った

もっと多くの日本人に彼の良さや凄さを知って欲しいけどいかんせん日本でアルバム売れないもんね。
もう何作も前から新譜が出ても日本盤は出ないからね。
今でも渋いけど良いアルバム出してツァー続けてるんだけどね。


気がつけば2時間半を軽くオーバーするライブはあっという間に終わってしまった。アンコールではまだ歌いたそうだったけどスタッフに呼び戻されてステージの袖に引っ込んだピーター本当に素敵だった。

東京にいる友人に聞いたらその後の東京のライブは3時間超えだったそうだ。羨ましいかぎりである。
このようなライブをもっと日本で観れるようになると良いのにと強く思った。

とっても楽しい時間を過ごした僕はライブの余韻に浸りながら家路を急いだ。





会場の大きさなんか関係ない! ピーター最高‼️ ①

2018-02-20 17:22:07 | 日記
僕がピーターウルフのライブを初めて見たのはピーターがJ.Geils Band を脱退してソロになってからだ。ソロになってから3枚はわりかしコンスタントにリリースされたけど3枚目の Up To No Good から4枚目のLong Lineまでは6年くらいのインターバルが空いた。確かこの期間ピーターにとってはかなりハードな時期でアルバム出すことはおろかライブすら出来ない状態だったらしい。

そんな中ピーター復活を思わせるご機嫌なアルバム Long Line を引っさげての来日公演だった。
おそらくJ.Geils Band で一度来日して以来10数年ぶりの来日だった。

長年の苦労が実ってアルバムFreeze Flame と
シングル落ちた天使のダブル全米1位という輝かしい栄光を手にしたにもかかわらずピーターは解雇に近い状態でバンドを脱退という正に天国と地獄を短期間で味わったアーティストと言える。

この時の会場は大阪と東京の2箇所のみでしかもライブハウスで行われた。
あれだけ人気があったしストーンズのツァーにもオープニングアクトとして参加していたのに・・・ピーターの事ちょっと気の毒に思えた。

ピーターのライブの会場となったライブハウスは大阪は心斎橋にあったクワトロだった。会場はそれほど大きくないのでピーターまでの距離はムチャクチャ近い! しかもチケット代はワンドリンクも込みの値段だった。ピーターは全盛期と変わらないパワフルな歌声パフォーマンスを見せてくれるか一抹のファンはぬぐい去れなかった。

そして僕の不安を吹き飛ばすような熱いライブが始まろうとしていた!


ロックンロールの今を観た ‼️ Boss最高! ⑥

2018-02-19 15:09:06 | 日記
本チャン最後の曲ロザリータは2ndアルバム収録のご機嫌なナンバーだ。ライブではこの曲の間奏の部分でメンバー紹介が入る。毎回一際大きな歓声で迎えられるのは今は亡きサックス🎷奏者ビッグマンことクラレンス・クレモンズだ。この曲もビッグマンのサックスがとても曲とマッチしていてイタリアンぽいアレンジと相まって楽しさ満開だ!
このメンバー紹介は座長のスプリングステーンがE.Street Band という一座の座員のお披露目を兼ねていてまるで歌舞伎の口上の様に一人一人の事を表現するのが楽しい。
とっても楽しいロザリータが終わるととうとうスプリングステーンのロックンロールショーも終わりに近づく。

そしてアンコールにはブルースの代名詞とも言える Born To Run がまっていた。ワンツー!のカウントからドコドコドコドコとドラムロールが始まりジャーンとイントロが始まる。
この曲にたどり着くために2時間半位演奏し続けてきたと言っても過言ではない。


In the day we sweat it out in the streets
of a runaway American dream
At night we ride through mansions of glory in
suicide machines
Sprung from cages out on Highway 9
Chrome wheeled, fuel injected
And steppin' out over the line
Baby this town rips the bones from your back
it's a death trap, it's a suiside rap
We gotta get out while we're young
'Cause tramps like us, baby we were born to run

若き日のボスの心の叫びが込められているまさに名曲だ。僕は元気をもらいたい時よくこの曲を
聴いて気合を入れる。正に全力疾走で駆け抜ける疾走感がたまらないし途中から絡んでくるクレモンズのサックスソロもパワフルでカッコいい。

ボス達と全力で駆け抜けたライブもこれで終わりかと思うととても名残惜しいかった。出来る事ならこのライブが終わらないでくれーと思った。実際はライブはこの後2度目のアンコールがあってエルビスの好きにならずにいられないとビートルズでもお馴染みのツイスト &シャウトを演奏してくれた。この二曲も勿論素晴らしかったのは言うまでもないがやっぱりBorn To Run が本当の意味での締めだった。

今まで色んなアーティストのライブに参戦したけれど間違いなくこのライブはベスト3に入る。それほど特別なライブだった。出来る事ならもう一度日本に来て凄いライブを見せてほしいものだ。