ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

フォークの神様とご対面した夜! Dylan 見参 ! ④

2018-05-05 17:15:39 | 日記
遂にこの時が来た!Bob Dylanを一躍有名にした
名曲 Blowin' In The Wind の登場だ。

この曲で歌われている世界はこの時と少しも変わっていないと思う。ライブに参戦した頃のヨーロッパは89年にベルリンの壁が崩壊し、ペレストロイカが進み91年の12月にソビエト連邦が崩壊するといった激動の時であった。

そんな時代背景の時にこの歌が歌われる意味は大きいと思う。






Dylan は 問いかける、

How many roads must a man walk dow
Before you call him a man?

How many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?


Yes, and how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?


The answer, my friend, is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind

この曲がリリースされて55年経つけど世の中は相変わらずこの曲で歌われているままだ。

今の世の中で言うと

一体幾つの嘘をついたら真実が隠せるのか?
一体何リットルの血が流れたら殺し合いは止まるのか?
一体 幾ら汚いお金が懐に収まったら汚職が無くなるのか?

答えは神のみぞ知ると言う事なのか?

僕が初めてこの曲を聴いてからもすでに27年経っている。

この曲が人々に歌われることがなくなった時、あるいはDylan のライブのセットリストから永遠に消えた時に平和で人にも環境にも優しい世界が訪れるのかもしれない。

Blowin’ In The Wind が終わりその余韻に浸っている間も無くライブラストの曲 Maggie’s Farm が演奏された。正直 Like A Rolling Stone とBlowin’ In The Wind でお腹いっぱいになってしまった僕は最後の曲を味わう余裕が無かった。



こうして僕のフォークの神様 Bob Dylan との初めての遭遇は終わった。 僕はその後もう一度だけ今度は日本で彼のライブに参戦した。それはまたいつか書くことにしたい。

Bob Dylan と言う唯一無二の存在のライブをアメリカでは無くイギリスはロンドンで、しかもウェンブリー アリーナやアールズコートのような大きな会場ではなく ハマスミス オディオンと言う比較的こじんまりした会場で観られたことは本当にラッキーだった。家に帰っておもむろにBlowin’ In The Wind を ギターで弾いてみたのは言うまでもない。



FEB 10, 1991

Hammersmith Odeon
SET LIST

Most Likely You Go Your Way And I’ll Go Mine
Lay, Lady, Lay
All Along The Watchtower
Gotta Serve Somebody
The Man In Me
Wiggle Wiggle
Bob Dylan’s Dream
Don’t Think Twice, It’s All Right
Boots Of Spanish Leather
Mr. Tambourine Man
Everything Is Broken
Man In The Long Black Coat
Seeing The Real You At Last
Shooting Star
In The Garden
Like A Rolling Stone
Blowin’ In The Wind
Maggie’s Farm




# イギリスでライブ
# ロンドンのライブ会場
# ハマスミス オデオン
# ロック コンサート