平成に参戦した記念碑的なライブはこれだ！ ①

平成もいよいよ後わずかとなってきましたが、この30年間の間色んなライブに参戦してきましたが僕にとって観れてよかったライブを振り返ってみようと思います。

その第一回は 初来日（単独公演も含む）です。

順位は不動です。

◆ローリングストーンズ初来日公演◆



これは間違いなくエポックメイキングなライブでした。当時絶対来日公演はあり得ないと思っていたストーンズが日本に来てくれたという夢のようなライブ。ドームの音響の悪さもなんのその、目の前でプレイしているストーンズに正に昇天しそうになったライブだった。ミックとロニーは初来日公演前にライブ参戦しているので 生キースが観れた事そしてそのキースが元気だった事が何より嬉しかった！

◆ポールマッカートニー単独初来日公演◆



大麻不法所持の現行犯逮捕で夢となったウイングスの来日公演から10年後、こちらもまさかの単独初来日公演が実現した。しかも、ストーンズの初来日公演から1週間後に参戦したというのも運命か？ 60年代から活躍するレジェンド2組を90年に体験できるなんて凄すぎるね！初めて生で聴くビートルズやウイングスのナンバーはやはり奇跡と言っても過言では無い。ストーンズもポールもこの初来日公演から5回以上も来てくれるなんてこの時は想像だしなかった。

◆The Who 単独初来日公演◆


ストーンズやポールの初来日公演から遅れる事18年、ライブオデッセイから4年後遂にThe Who がフルサイズのセットリストで日本に降り立ってくれた！ オリジナルメンバーは2人になってしまったけどそこには紛れもなくThe Who がいた！ 昔のように飛びあがらなくても腕を扇風機みたいに回さなくてもピートはカッコよかったし、ロジャーのハイトーンボイスも健在だった。正に観れて良かった〜！というライブ。

◆ピーターガブリエル 単独初来日公演◆



元Genesis のフロントマン ピーター ガブリエルの単独としては今のところ唯一の来日公演となったSECRET WORLD TOUR。Soの大ヒットで日本でも一気に知名度は上がったピーターがその次のUsを引っ提げたワールドツアーの一環としてろ来日だった。MTVを意識したビジュアルとワールドミュージックが新鮮だった。ソロになってからの初期のナンバーをもっと歌って欲しかった。昔から奇抜なコスチュームが有名だけどこの時はかなりおとなしめだったのでいささか拍子抜けしたものの、名曲ビコを生で聴けたのは本当に貴重な体験だった。

◆フィオナ アップル ◆



唯一の来日公演。正に旬のアーティストであったフィオナ アップル の公演だった。前にも日記に書いたけど僕自身が彼女の世界について行けず消化不良のライブとなってしまったのは残念。今聞いた方が彼女の音楽が素直に入ってくるのでもう一度来日してほしいなぁ！ 今となっては本当に貴重なライブだ。

◆ピーター ウルフ◆



J.Geils Band のフロントマンであり 堕ちた天使 の大ヒットで一躍全米ビッグバンドの仲間入りをしたと
思った矢先の解雇に近い脱退。そしてソロとして活動するも暫くその活動も思うように出来ない不遇の時代が続きそして復活した時のライブ。クワトロというライブハウスでのライブだっけど2時間半の熱いライブは本当に素晴らしかった。

ロックのライブは会場の大小や演出ではなくてそこに流れているパッションだという事を改めて教えてくれた本当に素晴らしいライブだった。

No Rock , No Life や〜！


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Voodoo Lounge Tour Tokyo Dome を観た！⑤

キースのコーナーが終わるとパーカッシブなイントロが始まる。これだけでもうどの曲が始まるかはわかる。

Woo Woo 〜🎵

Sympathy For The Devil だ〜‼️

このツァー最初の頃はこの衣装で Love Is Strong を歌って登場していたんだけど途中でパターンを変えたんだよね。





ストーンズのテーマ ソングとも言うべき Sympathy For The Devil はVoodoo Lounge のコンセプトにはバッチリはまっていると思う。個人的にはこの時のツァーの時に Dancing With Mr. Dをセットに入れて欲しかった。昨年のNo Filter Tour の時に久しぶりにセットリストに復活したのは嬉しい限りだ。

そして続くMonkey Man こそこのツァー最大のサプライズと言っても良いかもしれない。










リサとの絡みはGimme Shelterの事が多かったがこの時のツアーではMonkey Man での絡みとなった。Miss Youでも多少の絡みはあるけどここまでタイマン張ったものではない。リサはストーンズのツァーには不可欠な存在でずっと参加してくれるものだと思っていたけど・・・ 何年か前に離脱してしまったのは残念でならない。

リサ〜！単独でも良いから日本に来ておくれ〜！

Monkey Man が終わりここからストーンズはフルスロットルで突っ走っていった！

前回の来日公演の時には聴けなかった Street Fighting Man のシャープなギター🎸のリフが始まった。この日の Street Fighting Man はとてもシャープでそれで攻撃的な感じがした。Urban Jungle Tour の時に聴いてはいるけど日本で初めてこの曲を体感できたのは嬉しい限りだ。
ストーンズはもう止まらない！前回のツァーの時のオープニング曲Start Me Up のギター🎸リフが始まった！80年代最高のストーンズのロックナンバーだ！ 初めてレコードで聴いた時はミディアムテンポの曲だなぁと思ったんだけどその後ライブバージョンのこの曲を観たり聴いたりしたらあまりのかっこよさにビックリ‼️
ライブでこそ 曲の持つ威力を発揮できるタイプのナンバーだという事が分かった。何十年も聴いているけど今だに出だしのギターのリフを聴いただけでテンションはマックスになってしまう！

そしてチャックベリー風のイントロからこれまた彼らのテーマソングともいえる It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It) がスタート！たかがロックンロールだけど俺はこれが好きなのさ〜！と歌うミックは最高にイカしている。そしてこの曲に大きく貢献しているロニーとミックの絡みも微笑ましくて良いね。

キースがギター🎸をテレキャスターに持ち替え必殺のリフが始まった！ 自分たちのレーベルを作った最初のアルバムSticky Fingers からの 第一弾シングルで70年代の快進撃の弾みをつけた Brown Sugar の登場だ！ このリフもカッコ良すぎ！ サポートにキーボードやブラス隊な入っていようともストーンズってやはりギターバンドである事を再認識させられる。特に後半の必殺リフのオンパレードが続く展開に盛り上がれない人なんていないと思う。改めて映像見てもテンション上がるのに会場にいたらもうぶっ飛んじゃいますよ‼️

当時の僕はこの時点でタイムアップでした。
最終の新幹線に間に合わすためにはここでドームを後にしなくてはいけなかったんです。東京在住の友人に先に帰るお詫びを言い後ろ髪引かれる思いでドームをあとにしたのを覚えています。

丁度アンコールの Jumpin' Jack Flash のギター🎸のジャ、ジャーンが始まった時でした。だから僕は唯一 Jumpin' Jack Flash だけ生で聴いてないんです。

自分が参戦したライブがこうして映像に残っていると言うのは良いものですね。後でもう一度じっくり観れるのはやはり嬉しものです。

こうしてあの日のストーンズにもう一度会えたこのライブは終わりました。

ミックよ早く元気にってもう一度日本に来て〜！



Voodoo Lounge Tour

Tokyo Dome 1995年 3月12日

◆セットリスト◆

1. Not Fade Away ☆
2. Tumbling Dice
3. You Got Me Rocking ＊
4. Live With Me ☆
5. Rocks Off ☆
6. Sparks Will Fly ＊
7. (I Can't Get No) Satisfaction
8. Angie ☆
9. Sweet Virginia ☆
10. Rock And A Hard Place
11. Love Is Strong ＊
12. I Go Wild ＊
13. Miss You
14. Honky Tonk Women
15. Before They Make Me Run ☆
16. Slipping Away ☆
17. Sympathy For The Devil
18. Monkey Man ☆
19. Street Fighting Man ☆
20.Start Me Up
21. It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)
22. Brown Sugar
アンコール
23. Jumpin' Jack Flash



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Voodoo Lounge Tour Tokyo Dome を観た！④

ストーンズ流のディスコナンバーMiss You で メンバー紹介となった。いつもならメンバー紹介ご終わって即キースのコーナーが始まるのだが、このとこのツァーはキースのコーナーに入る前にもう一曲プレイ！

 

オープンGのギター🎸を開放弦にしてキースがあのリフを弾き始めた！

 

Honky Tonk Women だ〜！

 

イントロの長さはその日のキースの気分次第で決まると言われているこの曲だが最近はあまり長く引っ張ることはしなくなっている。曲のエンディング近くになるとキースがキーボードのチャックの所に行って鍵盤を弾く所が楽しそうで良いね。

 

Honky Tonk Women が終わるといよいよキースのコーナーが始まる。

 

以前はキースのヴォーカルの曲は一曲だけだったが前回のSteel Wheels Tour の時から2曲に増えた。それまでは大概ロックナンバーが多かったんだけど恐らくバラード系のナンバーを取り入れたのはこの時のツァーからだったと思う。

 

一曲目の Before They Make Me Run は キースの代名詞とも言うべきHappyに匹敵する必殺のロックナンバーだ！

Tattoo You Tour の時こそ Little T & A だったけど後はHappy か Before They Make Me Runを交互に歌い分けるパターンが多かったので これは意外だった。

 

 

それまでのキースのヴォーカルは決して上手くなかったけどソロアルバムTalk Is Cheap を出したあたりから少しずつヴォーカルが良くなってきたと思う。

 

特にバラード系が上手くなって来ている。なんとも言えない味があるのだ。

 

 

今回初披露してくれた Slipping Away は前作のSteel Wheelsに収録されていた曲だ。初来日の時はこのアルバムからロックナンバーCan't Be Seenの方を歌っていたので、今回も最新アルバムからバラード系のThe Worst辺りがセットに入るのではないかと思っていた。 まさか Slipping Away を持ってくるとは‼️

キースのバラードの中でも出色の出来だと個人的には思っているのでとても嬉しかった。

 

とにかくこの日の Slipping Away は本当に良い出来だった。キースってこんなに歌うまかった？と思うくらいだ。

 

ストーンズのキースはもちろん最高だけどWinos と一緒のライブも一度でいいから観てみたいなぁとこの時思った。

 

キース 渋くてカッコいい〜！

 

昔はキースのヴォーカルの時はトイレタイムと言われてトイレに行く人が多かったらしいが今はそんな事ない。全体のライブの中でこのキースのコーナーってとても良いアクセントになっていて毎回楽しみだ。アルバムごとに最低2曲はキースのヴォーカルのナンバーが増えてきているのでそれだけライブで歌うバリエーションが多くなっているから楽しみも増えるというものだ。

 

キースのコーナーも無事終わりライブはいよいよ最終コーナーを回って最後の直線に入ったのだ！

 

ライブはまだまだ続くよ〜！

 

Voodoo Lounge Tour

Tokyo Dome 1995年 3月12日

◆セットリスト◆

1. Not Fade Away ☆

2. Tumbling Dice

3. You Got Me Rocking ＊

4. Live With Me ☆

5. Rocks Off ☆

6. Sparks Will Fly ＊

7. (I Can't Get No) Satisfaction

8. Angie ☆

9. Sweet Virginia ☆

10. Rock And A Hard Place

11. Love Is Strong ＊

12. I Go Wild ＊

13. Miss You

14. Honky Tonk Women

15. Before They Make Me Run ☆

16. Slipping Away ☆

17. Sympathy For The Devil

18. Monkey Man ☆

19. Street Fighting Man ☆

20.Start Me Up

21. It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)

22. Brown Sugar

アンコール

23. Jumpin' Jack Flash

 

 

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Voodoo Lounge Tour Tokyo Dome を観た！③

オープニングからぶっ飛ばしてきたストーンズがここで少しペースダウン！

アコースティックセットに突入。



先ずは彼らを代表するバラード Angie の登場だ。実は僕がこの曲をライブで聴くのは2度目だった。一度はUrban Jungle Tour の時にエレクトリックバージョンのAngieを聴いた。

正直広い会場でのライブでこの曲を聴くのはそんなに好きではない。この曲の持つメランコリック感が抜けてしまう感じがするからだ。

どちらかと言うとWild Horsesの方がライブ映えするので好きなのだが、この時のアコースティック バージョンのAngie は 予想していたより良かった。



テレキャスターをかき鳴らすキースもカッコいいけどアコースティックギターを弾くキースは何とも言えない雰囲気があるしギターの音色自体にも味がある。全曲アコースティックの Unpluged ライブを是非一度やって欲しい。

アコースティックセットはもう一曲続いて曲は意外にも Exile からの カントリーフレーバーたっぷりの Sweet Virginia
だった。












ストーンズって意外とカントリー合うんだよね。

この曲以外にもDead F lowers や Far Away Eyes キースがヴォーカルをとるYou Got A Silverも渋い。

それにHonky Tonk WomenのカントリーバージョンであるCountry Honkもある。ミックのマウスハープもとても良い味出している。

そしてここからストーンズは再びアンセルを全開にしたロックショーを展開していくのだ！

ここから前作からと新譜からと珍しく新しい曲が3曲も続く。

そのトップバッターはSteel Wheels から Rock And A Hard Place だ。個人的にはSteel Wheels の中では一番好きな曲なのでまたこの曲がセットリストに入って日本で演奏してくれたのには少し驚いた。

しかしこの曲はこのツァー以降セットリストに入ることがなくなってしまったのは残念だ。

出だしのドラムとそれに合わせるギター🎸のリフがカッコいいナンバーでライブ映えするから好きなんだけど・・・

そして新作 Voodoo L oungeからの First Single となった Love Is Strong の登場。
この曲はPVで見た時はカッコ良かったんだけど・・・出だしの低音部分からゆっくりしたペースで始まって少しずつ音程が上がりサビの部分で一気に歌い上げるところがカッコいいんだけど、実際にライブでやると出だしの低音が出しにくそうで すぐに音程が上がりこの曲の持つ雰囲気がよく出てなかった。典型的なシングル向けのナンバーと言えるかもしれない。

しかし打って変わって次の I Go Wild は再びトリプルギター🎸で小気味よいリフが続いてバンドみんなで乗れてライブ映えして良かったと思う。しかし意外にもこの曲はこの時のツァー以降セットに入ったのを見たことがない。

ストーンズ最高じゃん！

ライブはここから後半に向かって更に加速していくのだ！

Voodoo Lounge Tour

Tokyo Dome 1995年 3月12日

◆セットリスト◆

1. Not Fade Away ☆
2. Tumbling Dice
3. You Got Me Rocking ＊
4. Live With Me ☆
5. Rocks Off ☆
6. Sparks Will Fly ＊
7. (I Can't Get No) Satisfaction
8. Angie ☆
9. Sweet Virginia ☆
10. Rock And A Hard Place
11. Love Is Strong ＊
12. I Go Wild ＊
13. Miss You
14. Honky Tonk Women
15. Before They Make Me Run ☆
16. Slipping Away ☆
17. Sympathy For The Devil
18. Monkey Man ☆
19. Street Fighting Man ☆
20.Start Me Up
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22. Brown Sugar
アンコール
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Voodoo Lounge Tour Tokyo Dome を観た！②

3曲めの You Got Me Rocking はイントロのギター🎸がカッコいいナンバーだ。Steel Wheels以降のナンバーで未だにコンスタントにセットリストに入っている数少ないナンバーでもある。次のLive With Me を紹介する時に ミックがExile On Main St. からの曲だと言ってたいたけどこれって間違いなんだよね。 東京ドームは音響が悪いから特にMCはよくわからない。 今回の映像を観て初めてわかった。ベースのイントロから始まりそのあとでギターのリフが被さってくる出だしは良いよね。今回ベースがビルからダリルに変わったのでどうかな？と思っていたけど違和感なく曲に入っていけたので良かった。そしてまさかの Rocks Off の登場だ！この曲はまさに Exile On Main St. のオープニングを飾るストーンズ極上のロックナンバーだ！ この曲がここで聴けるとは思わなかった。つくづくストーンズってギターバンドなんだと感じさせるナンバーだ。

新曲のSparks Will Flyを挟みキースがレスポールに持ち替え余りにも有名なギター🎸リフが始まったのだ！






リリースしてから30年くらい経ってまだ満足できないぜ〜！と歌うミックってやっぱり凄い！

基本的には本チャンのラストかアンコールで演奏される事が多いこの曲をオープニングから続くロックナンバーのオンパレードの一旦の締めくくりに持ってくるとは！

この次のBridges To The Babylonのツァーの時にはまさかのオープニングナンバーとなったけど・・・





何年たってもこの曲の持つ魔力は消えないね！

ここまでストーンズは一切手を緩める事なく世界最強ののロックバンドとしての力を遺憾なく発揮してくれたと思う。

やっぱりストーンズって凄いな〜！

と思っていると今度はペースを落としてアコースティックのセットになだれ込んで行くのだ！


＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊

昨日のインスタで来月からの始まるとストーンズのツァーがミックの体調不良によって延期される事が載っていた！

ドクターストップがかかり治療をする必要があると書いてあったけど、ミックの詳しい病状は全く書いてないのでどのくらいで戻って来られるのか全く分からない。

ファンとしては本当に心配だ！

一日も早いミックの回復とストーンズの再始動を祈るばかりだ！


Voodoo Lounge Tour

Tokyo Dome 1995年 3月12日

◆セットリスト◆

1. Not Fade Away ☆
2. Tumbling Dice
3. You Got Me Rocking ＊
4. Live With Me ☆
5. Rocks Off ☆
6. Sparks Will Fly ＊
7. (I Can't Get No) Satisfaction
8. Angie ☆
9. Sweet Virginia ☆
10. Rock And A Hard Place
11. Love Is Strong ＊
12. I Go Wild ＊
13. Miss You
14. Honky Tonk Women
15. Before They Make Me Run ☆
16. Slipping Away ☆
17. Sympathy For The Devil
18. Monkey Man ☆
19. Street Fighting Man ☆
20.Start Me Up
21. It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)
22. Brown Sugar
アンコール
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