関西のバスと電車

当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

「サンダーバードの遅れ」や「今後の予定」について

2014-01-26 22:36:28 | 日記

今日も、サンダーバード号が遅れていましたね…。
やっぱり理由は、湖西線内の強風の為、琵琶湖線での迂回運転を行ったからです。迂回運転の頻度が例年より多い気がします…。


っていうか、「琵琶湖線経由」なだけで、30~40分も遅れるんだ…。
いくら、湖西線が高架で踏切が1つも無くてスピードが出せるからって。。

ここからは、次の話。

先日、天王寺駅に行ってきました。まだ、未公開となっています。近日中に公開するつもりです。



作成途中のバスネタも色々とあるのですが、現在は鉄道関係の記事が多くなっています
バスネタをお待ちの方、もう暫くお待ち下さい。申し訳ありません。

続いて、今後の予定をお知らせします。

上にも書いた通り、バスネタをお待ちの方には、申し訳無いのですが、まだ今後も鉄道の撮影を行いたいと考えております。
主に、JRを撮影する予定ですが、阪急も視野に入れています。
特にリクエストも無いようなので、自分で予定を組み立てます。(本来はそうです。)

◼︎東海道線(JR西管轄内)の発車標の撮影
◼︎尼崎・新大阪の工事



◼︎阪和線(天王寺より先)
など


阪和線はあくまで「撮影したいな~」程度です。尼崎・新大阪の工事は、1~2ヶ月に1回のペースで撮影したいと考えています。


ふと、最近思ったこと。



それは、記事更新をしていない日も、何故かPV数が記事更新している日と変わらない。
ありがたいことなんですけどね。
これからも、精一杯の努力をしていきます。








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【JR尼崎駅改良工事レポ】№1(2014/1/7)

2014-01-25 20:00:30 | JR尼崎駅改良工事レポ
JR尼崎駅では、駅改良工事が進められています。

8番のりばのエスカレーター新設工事の様子です。



地盤工事も行われています。



ホームに設置されている柱




新設された屋根です。





平成26年夏から使用開始らしいです。(って今年だ❗️)


南北自由通路に設置されている概要図


平面概要図





今回は、以上です。次回の記事は、以下からどうぞ。




【JR尼崎駅改良工事レポ】№2(2014年2月)

【JR尼崎駅改良工事レポ】№3(2014年4月下旬)





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JR西日本の方向幕《実物&再現物》

2014-01-20 23:00:58 | 鉄道:JR
行き先表示に引き続き、今回は方向幕です。yyyyさんからの再現物提供もございます。
実物の手ブレ、映り込み、反射などお見苦しい点が多々あります。それにつきましては、再撮影をしたいと考えております。ご了承下さい。
方向幕は、各種別、路線別に分けて紹介しています。B快速など、223系と225系で表示が異なる場合は、分けてあります。
行き先表示と同様、撮影次第に順次公開していく予定です。

《最終更新:2月16日10:00》



普通 Local

大阪環状線用


大和路線用


阪和線用


神戸線・京都線・湖西線・赤穂線用


宝塚線用


東西線用


学研都市線用


奈良線用


嵯峨野線(山陰線)用


関西空港線用


シャトル


ノーマル(ライン無し)



ワンマン



快速 Rapid Service

関空快速


紀州路快速


関空/紀州路快速


阪和線用


直通快速(阪和線)


直通快速(大阪方面→日根野間併結列車)


区間快速(奈良線)


B快速(223系)


B快速(225系)


関空特快ウイング


直通快速(おおさか東線)


区間快速(東西線)


大和路線用


神戸線・京都線・湖西線・赤穂線用


宝塚線用


東西線用


学研都市線用


奈良線用


嵯峨野(山陰)線用


新快速(神戸線・京都線・湖西線・赤穂線)


新快速(東西線)


新快速(ライン無し)


快速(ライン無し)


丹波路快速


みやこ路快速

ワンマン



✈︎快速


✈︎区間快速




特急列車

サンダーバード


ビジネスサンダーバード


びわこエクスプレス


✈︎雷鳥


しらさぎ


はくたか


スーパー雷鳥


スーパー雷鳥立山


スーパー雷鳥宇奈月


スーパー雷鳥信越


サンダーバード信越


スーパー雷鳥信越サンダーバード


スーパー雷鳥宇奈月サンダーバード


びわこライナー


ホームライナー


おはようエクスプレス


おやすみエクスプレス


リゾート立山


マリン雷鳥


きらめき


北越


加越


きたぐに


雷鳥


シュプール


シュプール信州


シュプール妙高・志賀


かがやき


アルペン


きらめき

能登

こうのとり


きのさき


まいづる


はしだて


たんば


文殊


北近畿


スーパーくろしおオーシャンアロー

オーシャンアロー

オーシャンアロー(287系のみ所持)


✈︎オーシャンアロー


くろしお


くろしお


✈︎くろしお


スーパーくろしお(カラー)


スーパーくろしお


マリンくろしお


春咲きくろしお


やくも


しなの


はるか(カラー)



✈︎はるか


はるか(黒地)


その他

特急


✈︎関空特急


✈︎特急


急行


レジャー


ホリデー


JR


臨時


団体


試運転


回送






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【駅探索_JR西日本】№15 ユニバーサルシティ駅{環状線}

2014-01-19 14:00:44 | 駅探索〈JR〉
(ホーム 2009年10月)

ユニバーサルシティ - Universal-city
◄安治川口 (0.8km)(0.9km) 桜島►
所在地 大阪市此花区島屋六丁目2-28
北緯34度40分4.23秒 東経135度26分18.94秒 / 北緯34.6678417度 東経135.4385944度
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 ■桜島線(JRゆめ咲線)
キロ程 3.2km(西九条起点)
電報略号 ユニ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 17,951人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 2001年(平成13年)3月1日
備考 直営駅
みどりの窓口 有
大阪市内駅


(USJ側出入口)

☆ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の最寄り駅として建設され、USJの開園に先立って開業した。ゴールデンウィークや夏休みなどの多客期には、当駅を始終着とする特急「ユニバーサルエクスプレス」が運転されていたが、2010年以降は運転されていない。第2回近畿の駅百選に選定されている。
駅は帆船をデザインコンセプトにしており、駅舎の外観も帆船をイメージしている。また、駅員は男女とも船員風の制服を着用している。
当駅は、日本国内では比較的希少な片仮名表記の駅である。なお、建設時の仮駅名は「此花臨海駅」であった。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。橋上駅舎を有しており、建築家の安藤忠雄の設計による帆船をイメージした、流線形の白い膜構造の屋根が特徴である[1]。2面2線という単純な構造であるが、双単線運転(路線記事参照)に対応するため、出発信号機がある。改札口は1箇所。日本語と英語の放送が流れる。

当駅が始終着となる列車は、回送列車として一度桜島駅まで行ってから折り返してくるが、団体列車や臨時列車以外は桜島駅まで運転しており当駅始発の列車は存在しない。

直営駅(西九条駅の被管理駅)かつアーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、当駅発着の長距離乗車券に際するJRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。

ユニバーサルシティ駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■JRゆめ咲線 上り 西九条・大阪方面
2 ■JRゆめ咲線 下り 桜島行き
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。


駅周辺

2005年(平成17年)から、駅前・駅周辺にリバー産業や創建の分譲マンションが建ち始めており、マンションバブルの様相を呈している。周辺にはスーパーなどの店舗は少ないものの、大阪駅まで10分程度という利便性の高さが人気の一つの要因となっている。

◼︎ユニバーサル・シティウォーク大阪
◼︎ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ)
◼︎ユニバーサル・シティ・ポート
◼︎ホテル京阪ユニバーサルシティ
◼︎ホテル京阪ユニバーサルタワー
◼︎大阪プール
◼︎天保山マーケットプレース
◼︎大阪港帆船型観光船 サンタマリア
◼︎海遊館
◼︎海遊館ギャラリー・CASO

路線バス

◼︎大阪市営バス 桜島二丁目東バス停
79号系統 : 西九条 行/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 行
◼︎北港観光バス ホテル京阪ユニバーサル・タワー前バス停
◼︎舞洲アクティブバス : ロッジ舞洲前 行/JR桜島駅 行

歴史

2001年(平成13年)3月1日 - 安治川口駅 - 桜島駅間に新設開業する。同時に「JRゆめ咲線」の愛称を使用開始する。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCAの供用を開始する。







◀︎安治川口 (JRゆめ咲線)| 桜島(JRゆめ咲線)▶︎








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【駅探索_JR西日本】№14 関西空港駅{関西空港線}

2014-01-19 10:00:27 | 駅探索〈JR〉
(南海とJRの改札口)

かんさいくうこう - Kansai-airport
所在地 大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1
北緯34度26分9.28秒 東経135度14分36.57秒 / 北緯34.4359111度 東経135.2434917度
駅番号 NK32(南海)
所属事業者 南海電気鉄道(南海)
西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 カンクウ(南海)
クコ(JR)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 各1面2線(計2面4線)
乗車人員
-統計年度- (南海)8,076人/日
(JR西日本)7,694人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1994年(平成6年)6月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■南海空港線
キロ程 8.8km(泉佐野起点)
なんばから42.8km
◄NK31 りんくうタウン (6.9km)
所属路線 ■JR関西空港線
キロ程 11.1km(日根野起点)
天王寺から46.0km
◄りんくうタウン (6.9km)
備考 改札口は両社個別に設置
両社とも直営駅
JRはみどりの窓口 有
^ 南海の表記は KANSAI-AIRPORT


☆関西の空の玄関口の関西国際空港として、鉄道ターミナル駅の機能をもっており、第1回近畿の駅百選に選定されている。
南海電気鉄道の空港線と、JR西日本の関西空港線が乗り入れ、ともに当駅を終着駅としている。

構内図



駅構造

南海・JRともに、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。引上線が2線ある。のりばの番号は両社で通しになっており、南海は1・2番線、JRは3・4番のりばを使用している。しかし、2階にある改札口およびコンコースは両社で完全に分けられている。駅舎は関西空港ターミナルビルおよびエアロプラザとペデストリアンデッキで直結している。

JRの駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として東佐野駅・熊取駅・日根野駅・りんくうタウン駅の4駅を管轄している。

関西空港駅プラットホーム
管轄 ホーム 路線 行先 発着列車
南海電鉄 1・2 ■空港線 なんば・和歌山市(泉佐野乗り換え)方面 特急ラピート(主に1番線を使用)
空港急行・普通
JR西日本 3 ■関西空港線 天王寺・大阪・和歌山(日根野乗り換え)方面 関空快速・直通快速・シャトル
4 天王寺・新大阪・京都方面 関空特急はるか・関空快速

駅周辺

◼︎関西国際空港
◼︎関西空港ターミナルビル
◼︎関西空港ターミナルビル内郵便局
◼︎エアロプラザ
◼︎日本郵便大阪国際支店

歴史

1994年(平成6年)
6月15日 - 空港関係者輸送のために、関西国際空港の開港に先立ち、南海空港線・JR関西空港線の終着駅として開業。空港関係者以外はコンコースから出られなかった。
9月4日 - 関西国際空港開港。
2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカード「ICOCA」供用開始。
2006年(平成18年)7月1日 - 南海線でICカード「PiTaPa」供用開始。





りんくうタウン(関西空港線)▶︎




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【駅探索_JR西日本】№13 久宝寺駅{大和路・おおさか東線}

2014-01-18 03:35:19 | 駅探索〈JR〉
(北側より)


駅名標


きゅうほうじ - Kyūhōji
所在地 大阪府八尾市龍華町二丁目3-1
北緯34度37分20.46秒 東経135度35分3.59秒 / 北緯34.6223500度 東経135.5843306度
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 キホ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 14,654人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1910年(明治43年)12月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 関西本線(大和路線)
キロ程 164.3km(名古屋起点)
加茂から43.4km
◄八尾 (1.2km)(1.7km) 加美►
所属路線 おおさか東線
キロ程 9.2km(放出起点)
◄新加美 (1.6km)
備考 直営駅
みどりの窓口 有

構内図



駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。

八尾駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」の利用エリアに含まれている。



ば 路線
1・2 ■大和路線 上り 王寺・奈良・高田方面
3 ■大和路線 下り 天王寺・JR難波・大阪方面
■おおさか東線 - 新加美・放出方面
4 ■大和路線 下り 天王寺・JR難波・大阪方面

◼︎上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
ほとんどの時間帯で快速列車と普通の緩急接続が行われている。1番のりばが上り本線、2番のりばが上り副本線、3番のりばが下り副本線、4番のりばが下り本線である。しかし、2・3番のりばにおおさか東線の列車が発着する(配線上、おおさか東線方面から1・4番のりばに発着ができない構造となっている)ため、当駅で待避する大和路線の普通の大半が本線の1・4番のりばに発着し、快速列車が待避線の2・3番のりばに到着している。ただし、普通が副本線に発着して快速が本線を使用する場合がある。おおさか東線開業前はこの状態が通常であった。

平日の朝ラッシュにおいては、柏原駅始発の快速JR難波行きと、直通快速尼崎行きが同一ホームで接続するダイヤが組まれていたり、普通が当駅でおおさか東線の普通と連絡した後、平野駅で後続の快速を待避するダイヤが組まれている。

日中においては大和路線が普通と快速・大和路快速の緩急接続を優先するダイヤとなっており、緩急接続中は一方向においてホームが完全に塞がっている状態になるためにおおさか東線の列車が入線できない。また、2011年3月ダイヤ改正の快速電車の増発により、JR難波始発の快速、王寺・高田行きが、おおさか東線の当駅止まり列車の到着を待って発車するダイヤに変更された。(輸送障害が発生した場合や、一部の時間帯は接続しない場合あり。)


駅周辺

■八尾市立病院
■シャープ 八尾事業所
■クボタ 久宝寺事業センター
■前田産業 ミルトン大阪工場
■メガシティタワーズ
■ライフ 久宝寺駅前店
■ローレルコート久宝寺リーデンスタワー
■ソフトバンクJR久宝寺
■万代 久宝寺駅南店
■ドラッグストア サーバ 八尾跡部北店
■西松屋 跡部店
■ヤマト運輸 八尾太子堂宅急便センター
■日本通運 天王寺支店
■大阪府営久宝寺緑地・久宝寺プール
■八尾久宝寺四郵便局
■久宝寺(寺内町)
■顕証寺
■許麻神社
■念佛寺
■発願寺

歴史

1910年(明治43年)12月1日 - 国有鉄道関西本線の駅(旅客駅)として八尾駅 - 加美駅間に新設開業。
かつては上下線が竜華操車場を挟んで離れていた。大阪南部の貨物操車場として発展し、機関区も設けられていた。関西本線が非電化時代は朝夕数本の普通列車しか停車しなかった。1984年に操車場が廃止された。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。
1997年(平成9年)
3月8日 - 区間快速の停車駅になる。
7月27日 - 橋上駅舎が完成し、下り線が北に約150mに移設され、大阪方面行きの待避線ができる。
1998年(平成10年)3月14日 - 奈良方面行きの待避線ができる。
2001年(平成13年)3月3日 - 大和路快速の停車駅になる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2008年(平成20年)3月15日 - おおさか東線が開業し、乗換駅になる。





◀︎八尾(大和路線)| 加美(大和路線)▶︎


新加美(おおさか東線)▶︎




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【駅探索_JR西日本】№12 放出駅{学研都市・おおさか東線}

2014-01-16 23:25:09 | 駅探索〈JR〉
(南口)


駅名標


はなてん - Hanaten
所在地 大阪市鶴見区放出東三丁目21-52
北緯34度41分16.95秒 東経135度33分46.8秒 / 北緯34.6880417度 東経135.563000度
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ハナ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 15,496人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1895年(明治28年)8月22日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■片町線(学研都市線)
キロ程 41.6km(木津起点)
◄徳庵 (2.2km)(1.8km) 鴫野►
所属路線 ■おおさか東線
キロ程 0.0km(放出起点)
(1.7km) 高井田中央►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅


☆放出駅(はなてんえき)は、難読駅名のひとつ。

駅構造
島式ホーム2面4線(西行き、東行き各2線ずつ。学研都市線とおおさか東線で方向別共有)の地上駅で、橋上駅舎を持つ。8両編成の列車に対応している。

ICOCA利用エリア、および特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として片町線の徳庵駅と鴫野駅、おおさか東線の高井田中央駅・JR河内永和駅・JR俊徳道駅・JR長瀬駅を管轄している。

駅構造の変化
2002年春までの旧地上駅舎時代は駅北側にのみ改札口があり、旅客線2面3線とその南側に貨物線が数本あった。1番のりばが単式ホーム(改札口に直結)、2・3番のりばは島式ホームであり、3番のりばは主に当駅を始発・終着とする列車と貨物列車が使用していた。

2002年夏に南北自由通路を兼ねた橋上駅舎が完成してからは南側にも出口が設けられ、貨物線が廃止された上で旅客線の線路が4本に増やされ現在の2面4線となり、1番のりばを上り本線、2番のりばを上り副本線、3番のりばを下り本線、4番のりばを下り副本線とした駅となり、一部時間帯に快速列車と各駅停車の緩急接続が行われていたが、2006年3月18日のダイヤ改正を機に緩急接続がなくなり、住道駅で行うように変更された。また、おおさか東線の開業を控えて分岐器の交換が行われ、2007年4月23日から4番のりばが下り本線、3番のりばが下り副本線に入れ替えられた。これに伴い、徳庵駅から当駅へ向かう京橋方面行きの一部区間(森ノ宮電車区放出派出所付近)が高架線となった(なおこの間、2・3番のりばの列車は早朝の一部のみが停車していた)。

2008年3月15日におおさか東線の当駅 - 久宝寺駅が部分開業したことにより、現在は主に外側2線(1・4番のりば)を学研都市線の列車が、内側2線(2・3番のりば)をおおさか東線の列車が使用する形になっている。

放出駅プラットホーム



ム 路線 方向
1 ■学研都市線 上り 四条畷・松井山手方面 ただし終電のみ2番のりば
2 ■おおさか東線 - 高井田中央・久宝寺方面
3・4 ■学研都市線 下り 京橋・北新地・尼崎方面 3番のりばは平日朝の一部列車のみ

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
3番のりばは、朝の時間帯を除いて学研都市線の列車は使用しておらず、普段はおおさか東線の到着列車の降車ホームとして使われる。3番のりばで乗客を降ろした後は京橋側の引き上げ線で折り返し、改めて久宝寺行きとして2番のりばに入線する。
おおさか東線の直通快速については、奈良行きが2番のりばから、尼崎行きが4番のりばからの発車となる。
1番のりばからおおさか東線への発車も可能であるが、現在のダイヤで1番のりばから発車するおおさか東線旅客列車は設定されない。(1番のりばからおおさか東線への連絡線は専ら貨物列車が使用)

ダイヤ・学研都市線とおおさかの線との接続

日中時間帯は学研都市線が1時間あたり各駅停車・快速とも4本、おおさか東線が15分間隔である。朝夕は本数が多くなる。

夕方以降は、おおさか東線においては反対側の終点である久宝寺駅の構造上の理由と、森ノ宮電車区放出派出所から放出駅への入出区列車の影響から、10 - 20分間隔と不均等になる。ただし、この時間帯は学研都市線の運転本数が増加するため、おおさか東線から学研都市線京橋方面への接続はおおむね良好である。


駅周辺

■阿遅速雄神社
■放出みゆき通り商店街
■コーセツ放出(放出公設市場をスーパーマーケット形式にリニューアルした)
■放出商店会
■放出栄町商店街
■放出夜店通り商店会
■放出南商店街
■ハナテン(中古車販売)本部
関西では深夜に流されるCMが比較的有名なため、会社の名前としてであるが「はなてん」の名前はある程度は知られている。
■スーパーマーケット・コノミヤの本部店・放出店がある。
■網干総合車両所明石支所放出派出所
■関西アーバン銀行放出支店
■近畿大阪銀行放出支店
■三菱東京UFJ銀行放出支店
■鶴見警察署放出駅前交番
■大阪市立汎愛高等学校

歴史

1999年頃から旧駅舎の老朽化と放出駅周辺の再開発計画に伴い、駅舎のリニューアル工事を実施し、2002年に橋上駅舎として新装オープンした。これに併せて南北自由通路が設けられ、それまで殆ど更地であった駅南側は整備・開発され、現在は分譲マンションが建ち並ぶようになった。また、旧駅舎は取り壊され、その跡地には2004年5月にテナントビルをオープンさせている。2008年12月には、ホームに待合室(1・2番のりばは鴫野方、3・4番のりばは徳庵方に)が設置された。

1895年(明治28年)8月22日 - 浪速鉄道が四条畷駅 - 片町駅間で開業した際に設置。
1897年(明治30年)2月9日 - 浪速鉄道が関西鉄道に路線譲渡。同社の駅になる。
1898年(明治31年)11月18日 - 当駅から網島駅までが開業。綱島方が本線扱いとなり、当駅 - 片町駅間は貨物支線となる。
1905年(明治38年)1月1日 - 貨物支線となっていた当駅 - 片町駅間の旅客営業再開。
1907年(明治40年)10月1日 - 鉄道国有法により国有鉄道の駅になる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。当駅を含む木津駅 - 桜ノ宮駅間が桜ノ宮線となり当駅もその所属となる。また、当駅 - 片町駅間は片町線となる。
1913年(大正2年)11月15日 - 桜ノ宮線 当駅 - 桜ノ宮駅間廃止。同時に桜ノ宮線の残存区間は片町線に編入される。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
2002年(平成14年)7月1日 - 橋上駅舎化。併せて南北自由通路の開設により、南側にも出口を設ける。
2003年(平成15年)
橋上駅舎が鉄道建築協会賞(入選)を受賞。
11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
2008年(平成20年)3月15日 - おおさか東線 当駅 - 久宝寺駅間が開業。同時に管理駅に昇格(それまでは四条畷駅の被管理駅であった)。
2012年(平成24年)10月28日深夜 - 自動改札機がJR西日本テクシア製、AG50型に更新される。





◀︎徳庵(学研都市線)| 鴫野(学研都市線)▶︎


高井田中央(おおさか東線)▶︎







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【駅探索_JR西日本】№11 西九条駅{環状・桜島(JRゆめ咲)線}

2014-01-14 09:15:33 | 駅探索〈JR〉
(2005年12月)

にしくじょう - Nishikujō
所在地 大阪市此花区西九条一丁目32-18
北緯34度40分57.59秒
東経135度28分0.44秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ニク
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 23,491人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1898年(明治31年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 大阪環状線
キロ程 3.6km(大阪起点)
◄野田 (1.4km)(1.2km) 弁天町►
所属路線 桜島線(JRゆめ咲線)
キロ程 0.0km(西九条起点)
◄*(野田) (1.4km)(2.4km) 安治川口►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
* 大阪環状線野田方面直通あり


☆当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大阪環状線の福島駅・野田駅・弁天町駅の3駅と、桜島線内のすべての駅を管轄している。


駅構造

島式ホーム2面3線を有する高架駅で、基本的に外側の2線(1・4番のりば)を大阪環状線、両ホームに挟まれた中央の1線(2・3番のりば)を桜島線(JRゆめ咲線)および新大阪方面からの直通列車が使用している。このほか、1番のりばの北側にはホームのない貨物線が2本あり、東海道本線支線(梅田貨物線)と桜島線を直通する貨物列車と、新大阪駅方面へ向かう通過列車が使用している。

大阪環状線の当駅から福島駅までは、旅客線のほかに単線の貨物線が並走する3線区間となっており、貨物線は同駅からそのまま東海道本線支線(梅田貨物線)として新大阪駅方面へ分岐する。実際の線路の分岐は福島駅ではなく当駅であるため、当駅 - 福島駅間の貨物線も梅田貨物線に含めて扱われることもある。特急「くろしお」「はるか」などの新大阪駅発着列車はこの貨物線を経由するため大阪駅は経由しないが、運賃は同駅経由で計算される。しかし、大阪環状線の天王寺駅 - 大阪駅間を通過する場合は、経路特定区間の特例が適用されるため、営業キロは当駅経由ではなく距離の短い反対側の鶴橋駅経由で計算される。

2面3線の構造や平面交差が原因により、東海道本線(JR京都線)・大阪環状線・阪和線・関西本線(大和路線)の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい関空快速・紀州路快速・大和路快速といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、待避可能な駅は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って優等列車の通過待ちなどを行う必要があり、全体的に余裕のないダイヤ編成である。

2001年からアーバンネットワーク運行管理システム導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。

ホーム 路線(方向) 行先 備考
1 ■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 主に天王寺方面からの列車
■JR京都線直通 新大阪・京都方面 阪和線からの特急・B快速
2 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 JRゆめ咲線からの直通
3 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■阪和線直通 和歌山方面 京都・新大阪始発の特急・快速
4 ■大阪環状線(内回り) 新今宮・天王寺方面
■関西空港線直通 関西空港方面
■阪和線直通 和歌山方面 京橋・大阪方面からの列車
■大和路線直通 奈良方面
■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面 環状線からの直通の一部
上表の路線名は旅客案内上の愛称で表記している。
中線である2・3番のりばは、1線を2つのホームで共有している。
大阪環状線とJRゆめ咲線の直通列車は、両方向とも原則として2・3番のりば(中央ホーム)に入線するが、時間帯により上りは環状外回りホーム、下りは環状内回りホームから発車する列車がある。一時期、日中の上り直通列車は環状外回りホームからの発車が基本となっていたが、2011年3月ダイヤ改正で大阪環状線およびJRゆめ咲線はダイヤパターンは大幅に変更され、再び中央ホームへの停車を基本とするパターンに戻った。

2・3番のりば発着の列車については、到着後最初の数分間は2・3番のりばの両ホームの扉が開くが、その後(おおむね発車1 - 2分前くらいから)は、上り列車(大阪方面に向かう列車)は3番のりば側、下り列車(JRゆめ咲線方面に向かう列車)は2番のりば側の扉を閉める。また、新大阪駅からの列車は3番のりば側のみから乗降可能で、2番のりば側の扉は開かない。この時、2番のりばの発車標には『通過』と表示される。

特急は「くろしお」の一部列車が停車する(「はるか」は2010年3月13日改正以降全列車通過)。特急の停車は USJ 開業後に始まったものである。
配線図



構内図


歴史

1898年(明治31年)10月1日 - 西成鉄道の野田駅 - 安治川口駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1906年(明治39年)12月1日 - 西成鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。当駅は西成線の所属となる。
1953年(昭和28年)4月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
1955年(昭和30年)7月15日 - 貨物の取り扱いを再開。
1959年(昭和34年)4月1日 - 貨物の取り扱いを再廃止。
1961年(昭和36年)4月25日 - 当駅から境川信号場までの新線開業により大阪環状線が全通。西成線は当駅を境に大阪駅方面は大阪環状線に編入され、桜島駅方面は桜島線に改称。ただし、大阪環状線については、当初は当駅で乗り換えを要した。
1964年(昭和39年)3月22日 - 高架駅化。大阪環状線が環状運転開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2010年(平成22年)3月13日 - ダイヤ改正で、「はるか」の停車を取り消し。






◀︎野田(大阪環状線)| 弁天町(大阪環状線)▶︎


安治川口(JRゆめ咲線)▶︎





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【駅探索_JR西日本】№10 日根野駅{阪和・関西空港線}

2014-01-14 00:30:00 | 駅探索〈JR〉


ひねの - Hineno

所在地 大阪府泉佐野市日根野4035
北緯34度23分24.47秒
東経135度19分51.6秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒネ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 7,865人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1930年(昭和5年)6月16日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■阪和線
キロ程 34.9km(天王寺起点)
◄熊取 (1.9km)(1.4km) 長滝*►
所属路線 関西空港線
キロ程 0.0km(日根野起点)
(4.2km) りんくうタウン►
備考 直営駅
みどりの窓口 有
* この間に近畿統括本部と和歌山支社の境界あり(当駅から熊取寄りは近畿統括本部管内)


構内図


駅構造

島式ホーム2面4線(有効長は9両)を持つ待避設備がある地上駅で、橋上駅舎を有する。駅の和歌山寄りの部分はカーブ上にある。

改札口および橋上駅舎のある跨線橋には、各ホームに1基ずつと、改札外東側に1基、それぞれエレベーターがあり、さらにホーム中央部には、1・2番のりばと3・4番のりばを行き来するために設けられた、エレベーターつきの跨線橋がある。

関西空港線の0キロポストは、駅ホームと駅南側の踏切道とのほぼ中間付近、上下線の間に設置。

関西空港駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」の利用エリアに含まれている。

日根野駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1・2 ■阪和線 下り 和泉砂川・和歌山方面 一部3番のりば
■関西空港線 - 関西空港方面
3・4 ■阪和線 上り 鳳・天王寺・大阪方面 ただし当駅始発の一部は1・2番のりば
2・4番のりばが本線、1・3番のりばが待避線である。



ダイヤ

国鉄時代は、当駅止まりの快速を除いて、快速・特急列車は通過していたが、国鉄分割民営化後の1994年(平成6年)には、関西国際空港が開港し、関西空港線が開通した。それを機に、日根野駅の位置づけが、主要駅に変わった。

関西国際空港開港後は、大阪・京橋方面の快速列車が停車するほか、当駅 - 関西空港駅間のシャトル列車(各駅停車)が朝晩に運行されており、関西国際空港開港以前に比べれば、大幅に利便性が改善された。また、ラッシュ時間帯など、一部の特急「はるか」・「くろしお」が停車している。当駅で関空快速・紀州路快速や、関西空港駅からの直通快速および、一部の和歌山駅発着の快速は増解結作業を行う。天王寺駅発着の快速・普通列車の約半数(特に、日中時間帯のほぼすべての区間快速)が当駅で折り返すため、和歌山方面への列車は、この駅を境に列車の本数が半減する。

当駅始発の天王寺・大阪方面の上り列車は、主に1番のりばか3番のりばから、また、数は少ないが2番のりばから発車している(ホームで直接折り返すか、日根野電車区からの出区となる。)。また、関西空港線シャトル列車は基本的に3番のりばで折り返す。そのほか、天王寺方面行きの上り始発列車が1番のりばに停車している場合、和歌山方面の下り列車が3番のりばで待避を行うことがある。このため、一部の天王寺方面は1・2番のりば、一部の和歌山方面および関西空港方面は3番のりばから発車している。一部の下り列車(主に熊取駅で快速列車または特急列車を待避した普通)は、1番のりばを利用して交互着発を行うことがある。

また、3番のりばで関空快速・紀州路快速が併結作業している間に、4番のりばを特急列車が通過(あるいは停車後に、先発)していくことがある。なお、誘導信号機が3番のりばにしか設置されていないため、当駅で増結を行う列車は、特急列車の待避の有無に関わらず全列車が3番のりばに入線する。

関西空港線開業後しばらくは、和歌山方面行および関西空港行の多くの列車を3番のりばで発着し、3・4番のりばの同一ホーム上で和歌山方面と関西空港方面の対面乗り換えができるように配慮していたが、1999年5月10日のダイヤ改正の関空快速・紀州路快速の併結運転以降は、この取り扱いは行われなくなった。


駅周辺

日根野駅
編集
日根野駅

東口
ひねの - Hineno
所在地 大阪府泉佐野市日根野4035
北緯34度23分24.47秒
東経135度19分51.6秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒネ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 7,865人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1930年(昭和5年)6月16日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■阪和線
キロ程 34.9km(天王寺起点)
◄熊取 (1.9km)(1.4km) 長滝*►
所属路線 ■関西空港線
キロ程 0.0km(日根野起点)
(4.2km) りんくうタウン►
備考 直営駅
みどりの窓口 有
* この間に近畿統括本部と和歌山支社の境界あり(当駅から熊取寄りは近畿統括本部管内)
この表について

ホーム
日根野駅(ひねのえき)は、大阪府泉佐野市日根野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。

概要
駅構造
ダイヤ
利用状況
駅周辺編集

駅前の南海ウイングバス南部乗り場

駅前のタクシー乗り場
駅前には、バスターミナルが設置されており、そこから、南海ウイングバス南部やタクシーが発着している。

■吹田総合車両所日根野支所
■ベストウェスタンホテル関西エアポート(旧 関空日根野ステーションホテル)
■セブン-イレブン 泉佐野日根野駅前店
■イオンモール日根野(黒崎窯業工場跡地)
■ABCハウジング 泉佐野住宅公園
■大阪観光大学
■大阪府立日根野高等学校
■大阪府立佐野高等学校
■大阪泉州農業協同組合本店・日根野駅前支店
■池田泉州銀行日根野支店(旧泉州店舗)
■紀陽銀行日根野支店
■関西アーバン銀行日根野支店
■国道481号
■慈眼院 - 国史跡、多宝塔が国宝
■日根神社 - 式内大社。
■総福寺天満宮 - 本殿が国の重要文化財

歴史


1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間延伸により、日根野停留場として開業。
1931年(昭和6年)3月3日 - 停留場から駅に格上げ。日根野駅となる。
1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、国有鉄道阪和線の駅となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
1994年(平成6年)
6月15日 - 関西空港線が開業。それを機に、当駅の位置づけが主要駅となる。
9月4日 - 関西国際空港の開港に伴うダイヤ改正により南紀系統の特急(一部のみ)、快速列車(ライナーを除く)停車駅に昇格。
1997年(平成9年)3月8日 - 特急「はるか」がラッシュ時のみ停車するようになる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月26日 - 駅近くの民間駐車場、パーク24「タイムズ」日根野駅前第2と「パーク&ICOCA」を開始。
2010年(平成22年)1月18日 - 改札口上にて異常時情報提供ディスプレイの使用開始。





◄熊取 (阪和線) |長滝(阪和線)►

りんくうタウン(関西空港線)▶︎





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【駅探索_JR西日本】№9 天王寺駅{環状・大和路・阪和線}

2014-01-13 11:00:24 | 駅探索〈JR〉


阪和線ホーム駅名標

てんのうじ - Tennōji

所在地 大阪市天王寺区悲田院町10-45
北緯34度38分50.36秒
東経135度30分50.18秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 テン
駅構造 地上駅
ホーム 5面5線(頭端式)
4面7線(島式)
乗車人員
-統計年度- 134,728人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1889年(明治22年)5月14日
乗入路線 3 路線
所属路線 関西本線(大和路線)
キロ程 171.4km(名古屋起点)
加茂から50.5km
◄東部市場前 (2.4km)(1.0km) 新今宮►
所属路線 大阪環状線
キロ程 西九条駅経由:11.0km
京橋駅経由:10.7km(大阪起点)
◄新今宮 (1.0km)(1.0km) 寺田町►
所属路線 ■阪和線
キロ程 0.0km(天王寺起点)
◄[j 1](新今宮) (-km)(1.5km) 美章園►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
^ 大和路線新今宮方面から阪和線への直通あり。


構内図




駅構造

上町台地上に位置する地上部と、それを東西に貫通する掘割部の2層構造になっている。地上部に阪和線ホームと中央コンコースがあり、掘割部に大阪環状線、関西本線(大和路線)のホームがある。かつて阪和電気鉄道が使っていた阪和線のホーム(1 - 9番のりば)と、かつて関西鉄道が使っていた関西本線(大和路線)、大阪環状線のホーム(11 - 18番のりば)とで構造的にも実務的にも分かれている。

のりば

阪和線ホーム

阪和線では1 - 9番のりばを使っている。櫛形ホーム5面5線の地上駅。2・3番のりば、4・5番のりば、6・7番のりば、8・9番のりばそれぞれが1本の線路を共有していて、3・4・7・8番のりばは乗車専用ホーム、2・5・6・9番のりばは降車専用ホームになっている。原則として3・4番のりばは快速列車、7・8番のりばは普通が使っている。10番のりばは欠番となっている。

1番のりばはかつて特急列車専用ホームで中間改札が設けられていたがのちに撤去され、主に早朝の関空快速やきのくに線に直通する列車を中心に使われていた。2011年現在は定期特急列車はすべて大和路線ホーム15、18番のりばから発着し、一部のきのくに線直通臨時列車のみが発着する。なお、朝晩には、降車専用ホームとしても使われ、ダイヤ乱れの際には1番線発車の列車がよく見られる。(大阪環状線との直通打ち切りの際に関空快速の発着によく使用されている。)

2007年(平成19年)のダイヤ改正で1番のりばはラッシュ時の快速列車、2番のりばは特急と「はんわライナー」が使い、3番のりばは使っていなかった。しかし、2008年(平成20年)のダイヤ改正により再度これが入れ替わり、1番のりばが特急と「はんわライナー」用、3番のりばが快速列車(2番のりばは降車用)という形に戻った。同時に3番のりばも有効長8両編成対応のホームに延伸された。

大阪環状線ホーム

大阪環状線の列車は11 - 14番のりばを使っている。ただし、関西本線(大和路線)・阪和線方面から大阪環状線に直通する列車は、17番・18番のりばを使っている。11 - 14番のりばは掘割部の島式ホーム2面3線の地上駅で、12番・13番のりばで1本の線路を共有している。12番のりばは内回り列車の始発専用となっている。

このホームでは、以前は接近時の自動放送はなく駅員が放送していた。自動放送が導入された当初はJR京都線・JR神戸線などで使われているものと同じタイプのもの(文言・抑揚は多少異なっていた)が使われていたが、2009年(平成21年)9月に大阪環状・大和路線運行管理システムが導入されたことにより、案内放送が変更された。なお、発車放送は大阪環状線のほかの駅と同じく車掌の押ボタン操作により流れるが、13番のりば側は自動である。

関西本線(大和路線)ホーム

関西本線(大和路線)の列車は、掘割部にある島式ホーム2面4線の15 - 18番のりばを使っている。本来は関西本線(大和路線)のホームであるが、1989年(平成元年)7月22日に阪和線と関西本線(大和路線)を結ぶ構内短絡線が設けられて以来、阪和線の列車もこのホームに乗り入れ、大阪環状線との直通が可能になった。短絡線は当初単線で関西本線(大和路線)と平面交差しており、阪和線との直通列車は16番・18番のりばに発着していたことから、ダイヤ編成上のボトルネックとなっていたが、2008年(平成20年)3月15日より短絡線は複線化され、平面交差も解消された。直通列車は15番・18番のりばに発着している。

15番のりばから発車する特急「くろしお」は車両形式によりドア位置が異なるため天井に設置されている行灯式号車案内(乗車口のものが点灯)で確認する。関空特急「はるか」はホーム上に乗車口案内が添付されている。一方、18番のりばの関空特急「はるか」の号車案内板が線路側にあるのみで、特急「くろしお」の乗車口案内は設置されていない。

一つのホームに大和路線と阪和線直通の列車が発着することから、2003年(平成15年)頃までは自動放送が全くなく、案内は全て駅員による放送で行われていた。

引き上げ線など

阪和線のホームの東側には引き上げ線が1本、大阪環状線ホームの西側には引き上げ線が2本設けられている。また、14番のりばと15番のりばの間にはホームのない線路が1本ある。引き上げ線から出区して奈良方面への回送や、大和路線JR難波駅への回送のため、大阪環状線の西側引き上げ線に入りきらない時などに使われる。(阪和線のダイヤ乱れの際には、223系や225系がよく留置されている。)







1 ■阪和線・きのくに線 (予備ホーム、定期列車の発着なし)休日臨時「くろしお81号」発車ホーム
2 ■阪和線 降車ホーム
3・4 ■阪和線・関西空港線・きのくに線 鳳・日根野・和歌山・御坊・紀伊田辺方面 快速・B快速・区間快速
■関西空港線 関西空港方面 当駅始発の関空快速・紀州路快速
5・6 ■阪和線 降車ホーム
7・8 ■阪和線 鳳・日根野・和歌山方面 普通(7番のりばは一部区間快速も使う)
9 ■阪和線 降車ホーム
11・12 ■大阪環状線 内回り 鶴橋・京橋・大阪方面 12番のりばは当駅始発のみ
13 ■大阪環状線 降車ホーム
14 ■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面
15 ■阪和線 鳳・和歌山方面 大阪環状線からの直通
■関西空港線 関西空港方面 特急「はるか」・関空快速
■きのくに線(特急)(快速) 御坊・紀伊田辺・白浜・新宮方面 臨時「くろしお81号」を除く
■大和路線 上り 王寺・奈良・加茂・高田方面 朝ラッシュ時のみ
16 ■大和路線 上り 王寺・奈良・加茂・高田・京都(奈良線経由)方面
17 ■大和路線 下り JR難波方面
■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面 大和路線からの直通
18 ■大和路線 下り JR難波方面
■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面 阪和線・大和路線からの直通
■JR京都線 新大阪・京都・米原方面 特急およびB快速のみ
大阪駅は経由しない梅田貨物線経由
2・5・6・9・13番のりばは、降車専用ホーム。
かつて特急専用ホームだった1・2番線には中間改札があった。
旅客案内上ののりばと運転取り扱い上の番線は次の通り。

1番のりば …阪和5番線
2・3番のりば …阪和4番線
4・5番のりば …阪和3番線
6・7番のりば …阪和2番線
8・9番のりば …阪和1番線
11番のりば …1番線
12・13番のりば …2番線
14番のりば …3番線
ホームのない線路 …4番線
15番のりば …5番線
16番のりば …6番線
17番のりば …7番線
18番のりば …8番線




歴史

開業時
天王寺駅の歴史は、初代の大阪鉄道が1889年(明治22年)5月14日にのちの関西本線にあたる路線の、湊町駅(現在のJR難波駅) - 柏原駅間を開通させたときに、その中間駅として開業したことに始まる。当時の天王寺駅周辺は、四天王寺に代表される寺社群の集まる地であり、また明治に入って東成郡の郡役所が置かれて発展しつつある場所であった。大阪市街と町続きであった天王寺村の南で上町台地に掘割を設けて線路を敷いた。大阪鉄道は引き続き、後の大阪環状線にあたる路線の建設を進め、1895年(明治28年)5月28日に玉造駅まで開業し、天王寺駅はその分岐駅となった。1900年(明治33年)6月6日に、関西鉄道が大阪鉄道を合併して関西鉄道の駅となったが、その関西鉄道も1907年(明治40年)10月1日には鉄道国有法により国有化され、国有鉄道の駅となった。この間、周辺は急速に市街地として発展しており、大阪馬車鉄道(のちの阪堺電気軌道上町線)が1900年(明治33年)9月20日に、南海鉄道(のちの南海電気鉄道)天王寺支線が10月27日に相次いで開業して、これらの路線の集まるターミナルとしても発展していくことになった。さらに大阪市電も順次建設が進み、1923年(大正12年)4月13日には2代目の大阪鉄道も後の近鉄南大阪線となる路線を開業した。

この時点で、天王寺駅は掘割の中に東西方向に伸びるプラットホームが3本南北に並ぶ構造となっていた。北側から城東線(現在の大阪環状線の一部)ホーム、関西本線上りホーム、関西本線下り、南海天王寺支線共用ホームの順だった。城東線ホームより北側には貨物積卸場と貨物上屋が並んで貨物扱いを行っており、この部分の西側の地上と同じ高さに駅本屋が設けられていた。駅本屋の北側を東西に抜ける貨物扱い用の道路があり、天王寺駅前交差点から貨物積卸場へ荷車が出入りできるようになっていた。駅本屋は地上の高さにあることから、本屋内からそのままの高さで南へ掘割を横断する跨線橋が架かっており、そこから各ホームへ降りる構造だった。また、駅前には大阪市電や阪堺電気軌道の路面電車が走っており、阪堺電気軌道は掘割を横断する橋で南へ延びていた。2代目大阪鉄道の駅はこの国鉄天王寺駅の南側に隣接して東西方向にプラットホームを設けていた。

阪和電気鉄道の開業による展開

ここにさらに昭和初期には阪和電気鉄道が乗り入れてこようとしていた。この段階で駅の南側には大阪鉄道の駅があり、これらの間に大阪市営地下鉄が建設される予定となっていた。一方、駅の北側には南大阪電気鉄道が駅を建設する予定となっており、既に天王寺駅に乗り入れる余地が残されていなかった。しかし1926年(大正15年)に南大阪電気鉄道は2代目の大阪鉄道に吸収合併されたことから、駅北側の用地は不要となり、この部分を阪和電気鉄道が手に入れて利用することになった。これにより、国鉄の駅の北側に隣接して1929年(昭和4年)7月18日に阪和天王寺駅が開業した。阪和天王寺駅へは、鉄筋コンクリート造の高架線で国鉄の線路を横断して西へ向きを変え、国鉄の貨物積卸場の北側に並んでプラットホームなどが建設された。上町台地の端で国鉄の掘割部分との関係もあり、西側は台地の地面上に直接建設されているが、その東側は盛土になっており、さらにその東側は高架橋となっている。

阪和天王寺駅の大きな特徴としては、資本系列を同じくする新京阪鉄道の天神橋駅や京阪電気鉄道の天満橋駅などと同様、完全に乗降分離されたプラットホームとなっていたことがある。開業時旅客は2面4線の構造であったが、いずれのホームも長い1本のプラットホームになっておらず、東側の降車専用プラットホームと西側の乗車専用プラットホームが区切られた構造になっていた。これにより、東側の降車専用プラットホームに到着した列車から乗客を降ろし、その後乗車専用プラットホームの位置まで移動して、乗客を乗せてから折り返すという運転を行っていた。東側の降車専用プラットホームの西の端には地下道へ降りる階段が設けられており、西側の乗車専用プラットホームの南側のホームの下にある地下道につながっていて、乗車客と完全に分離された形で西側の降車用の改札口へつながる構造であった。乗り場の番号としては、乗車専用が1番から7番の奇数が北から順に、降車専用が2番から8番の偶数が北から順に付番されていた。したがって、1番の乗車専用ホームと同じ線路になっているのは2番の降車専用ホームといった関係だった。

また、紀勢本線方面へ直通する列車は編成が長かった関係で、特別に1番乗り場と2番乗り場をつなげた形で使っていた。これらの旅客設備より北側に貨物の留置線があり、旅客ホームより東側に貨物積卸場が設けられた。さらに高架上にある阪和天王寺駅から急勾配のスロープで降りて、国鉄の城東線と結ぶ貨物の受け渡し用の線路が設置され、天王寺駅構内専用の貨車受け渡し用としてロコ1100形電気機関車が製造された。1931年(昭和6年)にはこの受け渡し用の線路の途中から分岐して、高架上の貨物積卸場の下にも引き込み線を造り、2階建ての貨物積卸場となっている。さらに1938年(昭和13年)になると、利用の激増に対応して本来は降車専用であった4番・6番のホームから直接折り返しができるように設備が改造され、降車客用の地下通路は出入り口部分の三面を折りたたんで平面にすることが可能なようにして、混雑時のみこれを展開して利用するように改良された。

国鉄の天王寺駅も利用が急増しており、改良工事を始めることになった。城東線の北側にある貨物扱場からは西側に取り付け道路があって駅前を通っており、物資の搬出入をする車両が駅前の混雑に拍車をかけていることもあり、関西本線を1 kmほど東側に行った場所に貨物扱場を移転させることになった。1934年(昭和9年)に着工して1935年(昭和10年)から利用を開始した。これにより城東線北側の貨物扱場が空き、このスペースに新しい旅客設備を建設して線路を切り替え、順次南側に改良工事を進めていくという方法で旅客設備の改良が行われた。これによりそれまで3面しかなかったプラットホームが5面に増強され、北側から城東線用第1、城東線用第2、関西本線上り、関西本線下り、南海天王寺支線用にそれぞれ割り当てられた。駅の建屋も阪和天王寺駅側に建設した木造の仮駅舎に1937年(昭和12年)3月19日に移転して、その南側で旧駅設備を撤去の上で鉄筋コンクリート4階建ての駅舎の工事が始められた。この工事は基礎まで完成したが、戦争の影響でその後の建設工事が中止された。しかしこれらの一連の改良工事により、大阪環状線と関西本線の旅客設備は現在の姿をほぼ完成させた。

第二次世界大戦中には、1940年(昭和15年)12月1日に阪和電鉄が南海に合併されて阪和天王寺駅は南海天王寺駅となったが、1944年(昭和19年)5月1日には旧阪和電鉄に相当する路線が国鉄に買収されて国鉄阪和線となり、南海天王寺駅が国鉄の天王寺駅に統合された。

阪和線ホームの増強

第二次世界大戦後はさらなる利用の増加に対応するための改良工事が行われた。阪和線の貨物列車は天王寺駅で関西本線方面への受け渡しを行っていたが、1952年(昭和27年)9月1日に竜華操車場と杉本町駅を結ぶ阪和貨物線が完成して、天王寺駅を通らずに運行できるようになった。そして天王寺駅の阪和線設備が大改良され、一番北側に南紀方面直通列車専用の機回し線を備えた長いプラットホームが建設された。その南側には合計4本のプラットホームが用意され、1本の線路の両側にプラットホームがあって両側の扉を開いて客扱いをできるような構造とされた。番号は北から順に1番から9番までで、1番・2番が紀勢方面直通列車、3番・4番が快速列車乗り場、5番・6番が降車専用、7番・8番が普通列車乗り場となった。当初は紀勢直通用以外は4両対応だったが、後に6両対応に拡張された。

また、戦争で中止されて木造の仮駅舎となったままだった天王寺駅舎の工事も再開されることになった。国鉄以外の会社も出資する「民衆駅」の形で工事を行うことになり、国鉄・近畿日本鉄道・鉄道弘済会・南海電気鉄道・日本交通公社・日本食堂・都ホテルの各社が出資する天王寺ステーションビル株式会社が設立されて、1960年(昭和35年)7月11日に着工した。鉄筋コンクリート5階建てで、阪和天王寺駅の駅舎のあった部分では地下2階・地上10階の建物とされた。戦前に完成していた基礎工事が流用されたが、建物が大型化したため補強工事を行って使っている。1962年(昭和37年)9月20日に竣工式典が行われ、翌日から使用が開始された。これに合わせて阪和線プラットホームがさらに南側に1面増設されて降車専用9番降り場となった。

阪和線の輸送需要の増加はさらに続き、8両編成に対応させるための工事が昭和50年代に実施された。紀勢本線直通ホームにあった機回し線を廃止し、スペースを確保して5面5線の現在に見る阪和線プラットホームを完成させた。しかし阪和電気鉄道時代に降車専用客を通す地下道として建設された構造がプラットホームの下に残されており、それに設計を制約された関係でプラットホームの幅がばらばらになったりプラットホームの屋根の柱の位置が中心からずれたりする影響を受けている。

1989年(平成元年)7月22日には阪和線と関西本線を連絡する短絡線の利用が開始された。2008年(平成20年)3月15日にこの線路は複線化されている。一方で、南海天王寺支線は新今宮駅が国鉄・JRと南海の乗換駅として機能するようになったことと、南海の貨物輸送廃止で国鉄との貨物受け渡しの必要性がなくなったことから存在意義が薄れ、1993年(平成5年)4月1日に廃止された。この土地を利用する形で駅ビルを建設する計画が進められ、1985年(昭和60年)4月5日に天王寺ターミナルビルが国鉄と南海の共同出資で設立され、1992年(平成4年)10月16日に起工、1995年(平成7年)9月14日に「天王寺MiO」としてオープンした。

年表

1889年(明治22年)5月14日 - 大阪鉄道(初代)が湊町駅(現在のJR難波駅) - 柏原駅間(現在の関西本線の一部)を開通させた際に、同線の駅(一般駅)として開業。
1895年(明治28年)5月28日 - 大阪鉄道 天王寺駅 - 玉造駅間(現在の大阪環状線の一部)が開通。
1900年(明治33年)6月6日 - 大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継。関西鉄道の駅となる。
1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が国有化。国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称設定により、関西本線所属駅となる(玉造・大阪方面は城東線となり、その後1961年に大阪環状線に改称)。
1929年(昭和4年)7月18日 - 阪和電気鉄道の阪和天王寺駅(はんわてんのうじえき)が開業。
1934年(昭和9年)4月 - 貨物積卸場を東側約1kmの地点へ移転する工事に着手。
1935年(昭和10年) - 貨物積卸場使用開始。
1937年(昭和12年)3月19日 - 木造2階建ての仮駅舎に移転。
1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に合併、路線は南海山手線となる。同時に阪和天王寺駅が南海天王寺駅(なんかいてんのうじえき)に改称。
1944年(昭和19年)5月1日 - 南海山手線が国有化され国有鉄道阪和線となる。同時に南海天王寺駅を天王寺駅に統合。
1960年(昭和35年)
2月11日 - 天王寺ステーションビル株式会社設立認可。
7月11日 - 天王寺駅ビル鍬入れ式。
1962年(昭和37年)
9月21日 - 天王寺駅ビル竣工式。
9月22日 - 天王寺駅ビル(天王寺民衆駅)完成。
1963年(昭和38年)10月1日 - 貨物営業を廃止(旅客駅となる)。ただし、南海天王寺支線との貨車受け渡しは存続。
1977年(昭和52年)3月1日 - 南海天王寺支線との貨車受け渡しを廃止。
1981年(昭和56年)から1983年(昭和58年)にかけて5回にわたる線路切り替えで阪和線ホームの改良工事完成。
1982年(昭和57年)1月29日 - 阪和線ホームで当駅終着の区間快速電車が車止めに衝突する事故が発生。
1985年(昭和60年)4月5日 - 天王寺ターミナルビル株式会社設立。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
1989年(平成元年)
7月20日 - 構内の東側に阪和線と大和路線への短絡線が完成(7月22日使用開始)。
8月27日 - 阪和線ホームで当駅終着の快速電車が車止めに衝突する事故が発生。
1992年(平成4年)10月16日 - 「天王寺MiO」起工式。
1995年(平成7年)9月14日 - 駅ビルリニューアル工事完成し、「天王寺MiO」オープン。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2008年(平成20年)3月15日 - 阪和線と大和路線の短絡線が複線化。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2013年(平成25年)9月28日 - 阪和線運行管理システムを更新。




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