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【駅探索_JR西日本】№5 三ノ宮駅{神戸線}

2014-01-08 20:00:28 | 駅探索〈JR〉
(駅南側)

さんのみや - Sannomiya

◄灘 (2.4km)(0.8km) 元町►
所在地 神戸市中央区布引町四丁目1-1
北緯34度41分41.42秒
東経135度11分41.79秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(JR神戸線)
キロ程 587.0km(東京起点)
大阪から30.6km
電報略号 サン
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 117,800人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1874年(明治7年)5月11日
◆乗換◆ 三宮駅
神戸三宮駅(阪急電鉄)
三宮・花時計前駅(地下鉄海岸線)
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
神戸市内駅



接続路線
当駅は下記の路線との乗り換えが可能となっている。

阪急電鉄 神戸本線・神戸高速線⇒神戸三宮駅
阪神電気鉄道 本線⇒三宮駅
神戸新交通 ポートアイランド線⇒三宮駅
神戸市交通局 神戸市営地下鉄西神・山手線⇒三宮駅
また上記のほか、神戸市営地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅とは地下街「さんちか」で連絡している。

山陽新幹線への乗り換え特例

神戸市内における山陽新幹線の駅として新神戸駅があるが、同駅は新幹線単独駅であり、在来線に直接乗り換えることができない。そのため、特例で当駅が乗り換え最寄り駅とされており、神戸市内発着の乗車券により当駅で途中下車後、新神戸駅へ再入場することが可能である。但し、三ノ宮駅から新神戸駅への移動費用(地下鉄運賃、タクシー料金等)は別途支払う必要がある。

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ高架駅。西口・中央口・東口がある。西口駅舎は阪急神戸三宮駅の東駅舎と改札外で直結している。ホームは外側線に面する方は15両対応で、内側線に面する方は12両対応になっている。


三ノ宮駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 JR神戸線 上り(外側線) 尼崎・大阪・京都方面 特急・新快速(快速の一部も使用)
2 上り(内側線) 快速・普通
3 下り(内側線) 西明石・姫路方面 快速・普通
4 下り(外側線) 特急・新快速(快速の一部も使用)



上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
上述の通り、特急・新快速(および当駅を通過する貨物列車)はすべて1・4番のりば、各駅停車はすべて2・3番のりばに停車する。日中は新快速と各駅停車(JR東西線直通)が当駅で相互接続する。
快速は基本的に2・3番のりばに停車する。ただし、大阪方面の快速で平日朝ラッシュ時のすべての列車と土曜・休日ダイヤの朝の一部列車は1番のりばに、姫路方面の平日朝の快速は4番のりばに停車する。
コンコースには売店がある。新型インフルエンザの影響で一時営業休止したが、後に営業再開された。

金の鈴広場

中央改札口付近に、天井から金色の鈴が吊り下げられている場所がある。このエリアは「金の鈴広場」と命名されている。神戸中央ライオンズクラブからの寄贈であることが明記されている。

郵便窓口
神戸中央郵便局三宮駅内分室(郵便窓口のみ)・ ゆうちょ銀行大阪支店JR三宮駅構内出張所 (ATM) が当駅内にある。なお、店名はいずれも「三ノ宮駅」ではなく「三宮駅」と呼称されている。

三ノ宮駅リニューアル構想

神戸の玄関口である当駅リニューアルに向けて、JR西日本が神戸市の要請を受けて協議を開始したと伝えられたが、構想は着手段階であり、駅舎改修も視野に2011年度中に決定、発表するとの運びであったが現時点で詳細は発表されていない。なお、同リニューアルは近年、近隣主要ターミナル駅においては京都駅ビルの開業(1997年)や大幅な増築がなされた大阪駅(2011年5月開業、総事業費約2,100億円)などの大規模なリニューアルが相次いでいることを背景に、神戸市側からJRに検討を要請しているものである。なお一部報道によると、JR西日本は駅南に併設する三宮ターミナルホテルの建て替えも視野に検討中とされていたが、同ホテルでは現在、建物の改装工事が実施されている。

自動改札機やトイレの新設、店舗の改良、構内レイアウトの変更など駅コンコースの改良工事が2011年4月より2012年度末を工期予定として実施されている。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり新快速・快速がそれぞれ4本、各駅停車が8本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速・外側快速がそれぞれ8分間隔、各駅停車が4分間隔で発車する。夕方の姫路方面は新快速が7分半間隔で停車する。

駅弁

以前はみかどが販売していたが撤退し、神戸駅と同じ淡路屋が販売している。 主な駅弁は下記の通り。

◼︎六甲山縦走弁当
◼︎あなご三昧
◼︎ひっぱりだこ飯
◼︎花緑
◼︎あっちっち穴子弁当
◼︎肉めし
◼︎あっちっちすきやき御飯
◼︎タイガース勝めし
◼︎明石海峡弁当
◼︎あっちっちすきやき弁当
◼︎あっちっち牛塩タン&焼肉弁当
◼︎神戸のステーキ弁当
◼︎あっちっち大阪鶴橋風焼肉重
◼︎しゃぶしゃぶ弁当松風
◼︎神戸牛100% 牛肉王子


歴史

「三宮」の地名の由来でもある三宮神社が駅名の由来である。1931年までは現在の元町駅の位置、すなわち現在よりも三宮神社に近い位置に当駅があった。

他の交通機関の駅名などはすべて「三宮」であるのに対し、JRのみ「三ノ宮」と“ノ”の文字を含んでいるのは、開業が最も早く、駅創設時からあえて“ノ”をつけることによって地名の読み違いをさせないよう配慮していた名残であると考えられている[9]。ただし「三ノ宮」という表記は、三ノ宮駅開業前の1873年(明治6年)に三宮町が名づけられた際に生田宮筋の西側(おそらく現在の「トアロード」)の道路に「三ノ宮筋」という名称が付けられたのがはじまりのようである[要出典]。表記の相違は、今ではJRと他交通機関の駅名を区別するのに役立っている(一方で、近隣の類似事例であり当駅と同日に西宮町(現在の西宮市)に開業した西ノ宮駅は、市の長年の要望もあって2007年3月18日、“ノ”を省いた「西宮駅」に改称された)。

長らくプラットホーム上屋(屋根)は8両編成分のみ設置されていたほかホームの嵩上げもなされていない状態が続き、新快速が平日ラッシュ時や土曜・休日に12両編成での運転を開始して以降も大阪側の4両分には屋根がないほか、ホームと車両の床面が揃わず水平ではなかった。この部分は2003年ごろに整備されたが、それ以降もさらに大阪側(12両編成以上)の部分には上屋が設置されていない。また2008年11月には、ホームの電光掲示板6つがすべて高輝度のものに交換されたほか、各改札口の電光掲示板も2010年3月に交換された。

開業当初の阪神三宮駅は現在のJR三ノ宮駅南側の至近にあり、駅名も「三ノ宮」を名乗っていた。なお、阪神が地上にあった頃は現在の位置に駅はなかった。

かつては東京駅始発・終着の客車寝台列車が停車していたが、2005年3月1日のダイヤ改正をもって最後の停車列車であった九州方面の特急「富士」が通過となったことにより、同種の列車の停車は無くなった。なお、ダイヤ改正前日時点における下り「富士」の次の停車駅は、山口県の小郡駅(現在の新山口駅)であった。

年表

1874年(明治7年)5月11日 - 官設鉄道大阪駅 - 神戸駅間開通と同時に開業する。
1895年(明治28年)4月1日 - 線路名称が制定され、東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
1918年(大正7年)5月1日 - 神戸港駅に貨物取扱業務を移管し、当駅での貨物取扱が廃止される。
1931年(昭和6年)10月10日 - 高架駅化により現在の元町駅の位置から現在地に移転する。
三宮神社に近い旧駅舎からわざわざ現在地へ移転したのは、そごうが現在地へと移転するなど、三宮の地域を中心地として整備する計画があったためである。駅移転後の1934年に、旧駅舎に近い場所に元町駅が設置された。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1995年(平成7年)
1月17日 - 阪神・淡路大震災発生に伴い東海道本線が不通となったため、当駅も営業を休止する。
2月20日 - 神戸駅から灘駅までの運転再開にあわせて営業を再開する。この時点では、フラワーロードの真上部分のホームは撤去されたままであったため、中央口と東口のみで客扱いを行った。西口が再開したのは同年6月末で、この再開にあわせて旧神戸新聞会館から伸びていた新聞運搬用地下専用通路へのエレベーターが撤去され
2003年(平成15年)
中央口上階をリニューアルした、レストラン街「ダイニングロード」が開業する。
11月1日 - IC乗車カード「ICOCA」の供用を開始する。




◀︎灘(神戸線)| 元町(神戸線)▶︎







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