ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

26.富士山を見る(734字)

2006-12-07 | Weblog
本日のテーマは富士山です。
富士山は日本人が最も好きな山として有名ですね。

今年も天候が落ち着く11月以降、朝の通勤時に電車の車窓から富士山が見える日が多くなりました。

富士山は、夏場よりも冬場の晴れた日に、丹沢山系の背後から一段高い位置にくっきりと山の稜線が見え、美しい姿を現わしてくれます。

夏場は雲の発生(頻度と量)が多く、また動きも活発なためか、すぐその中に隠れてしまうのでしょう。
何日も続いて見られることは少ないように思います。

一方、冬の富士山は、青く澄み切った空をバックに、白く雪化粧したコントラストが何とも言えず、美しく、よく見えるスポットに通りかかると、車窓の肩越しに振返りながら飽かず眺めています。

時々、同じことをする人と隣り合わせたりして、思わずにっこりすることもあります。

ところで、富士山には大きく二つの表情があることをご存知ですか。

一つ目は遠目に見たときの美しい優雅さを持つ山としてのイメージです。そして二つ目は、以前、私が友人と富士山の五合目まで行き、そこから見上げたときの自然の荒々しさと険しさを持った山の印象です。当時、秋の行楽シーズンの盛りでしたが、頂上付近はすでに冠雪し、また吹雪き模様で、とても急峻な山に感じられました。

さらに富士山は、山梨県側と静岡県側から見た場合でも表情は違います。山側からは高い山、海側からは裾野の広いなだらかさを持つ山に感じられました(これは私がJR身延線に乗って富士山ぐるり旅をしたときの印象です)。

このように美しさとともに厳しさを兼ね備えた孤高の山だと言うのが私の結論です。
皆さんが好きな山にはどんな表情がありますか?

最後に、現在私がデスクトップの壁紙に使用している富士山をアップしておきます。
コメント (2)
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