日々想うこと

毎日の生活の中のちょっとした出来事や感じたことを気ままに書いています。

幸福の木の花

2008-12-08 | 日記
昨夜、一旦お布団にもぐりこんでから、本を取りに居間に入ると甘い花の香りがしました。
えっ、何の香りかしら・・・と思って、トムさんに、フラワーエッセンスを使ったの? と尋ねました。
使ってないよ、との返事、不思議に思いながら、そのまま寝室に戻ったのでした。

そして今朝、それが幸福の木の花の香りだったのを発見!
大きくなった幸福の木が、しばらく前から蕾をつけて、めずらしがっていたのです。
その花が、こんなに甘い香りだなんて、本当に驚きです。

調べてみたら、幸福の木は、リュウゼツラン科ドラセナ属、熱帯原産の植物だそうです。

正式な名前は「ドナセナ・フラグランス」というのだそうで、この甘い香りも納得です。
それに、ハワイでは「ハワイアン・グッドラック・プラント」と呼ばれていて、そこから「幸福の木」ということになったのでしょうね。

暖かいところで咲く花って、濃厚で甘い香りを持つのですね。
フィリピンなどが原産のイランイランもそうですし、ハワイのプルメリアもそうです。

フィリピンには行ったことがないので、イランイランの花を見たことはないのですが、ハワイでは、プルメリアのレイや、飾りがあちこちにあるし、いろんなおみやげ物にもプルメリアの模様や香りが使われていました。

この幸福の木の花は、チューベローズの香りを想い起こさせます。
チューベローズもやはり白くて小さくて厚みのある、かわいらしい花です。
インドにいた時、このチューベローズで作ったレイを売り歩いている人たちがいて、お祝い事があったり、ちょっとしたときには、こうしたレイや花束を買ったものです。
夜に浮かび上がる白い花から漂う甘くて強い香りが、花売りの物腰と共に懐かしくよみがえってきます。


そう、そのチューベローズの香りに似ています。

・・と、今調べてみましたら、チューベローズも、リュウゼツラン科ではありませんか! なるほど、香りも似ているのですね。

インドにはジャスミンもあります。
夜に香りが強くなるので「ナイト・クイーン(夜の女王)」とも呼ばれています。
チューベローズも夜のシーンと一緒によく覚えているのですが、夜に香りが強くなっていたからかもしれません。

幸福の木の花も、夜に開いて甘い香りを漂わせます。

もうしばらくの間、この香り、楽しませてくださいね。
ありがとう、幸福の木さん。







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