日々想うこと

毎日の生活の中のちょっとした出来事や感じたことを気ままに書いています。

もう一度のピアノ

2008-02-15 | 日記
NHK趣味悠々 西村由紀江のやさしいピアノレッスン 世界の名曲を弾いてみよう (NHK趣味悠々)
西村 由紀江
日本放送出版協会

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今は誰も弾いていない、実家にあるピアノ。
しばらく前に、母が「弾いてみようかしら」というので、何かいい教本がないか探して、これを求めました。
たまたまテレビでこの番組を見て、初心者でもきれいな曲が弾けるのって楽しいだろうな、と思ったから。

片手だけで弾いてもきれいな旋律の曲から始まり、左手の和音の伴奏が入る曲があり、それからぺタルを使う一曲があり・・と、ひとつひとつの曲をマスターしながら、基本のテクニックが習えるようになっています。

それから選曲とアレンジが素敵だなと思いました。
Shall we dance? などは、両手を交差して弾くのですが(上級編に見えます!)、でも簡単で、それでいて上品で粋な一曲に仕上がっています。
簡単で、それでシックに聞こえる曲って、魅力的です。
Over the rainbow やMoon Riverなど、どれも好きな曲で、私自身も弾こうかなと思っています。
当時は練習がイヤで小学校でやめてしまったけれど、楽しくならまた始められそう。
あの頃のツェルニーやブルックミュラーや、簡単なバッハなんかも、また弾いてみたいなとも思います。
果たして指が動くでしょうか?

母はあれから案の定、忙しさにかまけて三日坊主になってしまったようですが、たまに弾くのはピアノのためにもきっといいですよ。

知り合いのピアノの調律士さんの話ですと、調律の仕事が随分減ったということです。
今は電子ピアノとかも普及しているからなのかなあ。

あの《音叉》というものには心惹かれます。
音と静寂、風、宙、というイメージ。