今日から猫日記

我が家の猫ちゃんの成長と日々の出来事

ヴェネツィアヘ

2012-02-08 | イタリア
<3日目>

ホテルでの朝食

ビュッフェだが、だいたいヨーロッパの国の朝食は質素だ。
いくつかの種類のパンとハムやチーズやスクランブルエッグのみで、生野菜はない。
まだ良い方だそうだ。
現地の人達はパンとコーヒーだけだそうだ。
イタリア人が観光で日本のホテルに泊まったら、さぞかしびっくりするだろう。

さてホテルをチェックアウトするには個人でやらなければならない。
ルームキーを返すだけなのだが、冷蔵庫の中にあったミネラルウォータを2本飲んだので、
フロントでお金を払わなければならない。
冷静に考えれば、事はたやすかったのに、外人を目の前にちょっと焦ってしまった
イタリア語しゃべれねーぞ音声付翻訳機も持っていたのに、忘れていた。
なんて聞こう
誰か通訳してくれーと叫んだが、ツアー仲間たちはにやりと笑っている
主人が、すかさず身振り手振りで、冷蔵庫からペットボトルを2本飲んだと伝えたら通じた(爆)
結局2ユーロ払ってホテルを出た
イタリアだって片言の英語ぐらい通じるよね・・ミネラルウォータ ハゥマッチ?じゃダメ
それはそうと、この国のミネラルウォータは2種類ある。
炭酸ガス入りと無しとだ。水に炭酸?値段は両方同じでちよっと損した気分だ。

ここからバスに乗りヴェネツィアヘ移動

トロンケットより水上バスの様な船に乗ってヴェネツィア本島ヘ

    
船に乗り込んで30分ほどしたら、ヴェネツィアの島が見えてきた。

   

船を下り降りると添乗員さんに置いていかれ迷子にならないように必死で後に付いて行く
私たちのツアーはトラベルホーンを着けているので、添乗員さんの声が傍にいるような感覚になる。
写真を撮ったり、よそ見をしてふと気づくと、あっという間に離れてしまう。
添乗員さんが別のツアーの時、迷子になった日本人を自分たちのツアーと一緒に連れて帰った事があると
聞かされたので余計に焦る。見学どころか添乗員さんの黄色い傘を見失うまいと大股で歩く。

ヴェネツィアは多国籍の人達の溢れている島だ。観光客が大勢いる。
時々、違う日本人のツアーの人達ともすれ違った。韓国語や中国語も飛び交っていた。

    

ヴェネツィアといえばカーニバルが有名だ。露天にもカーニバルの仮面が所狭しとぶら下がっている。
この露天の商品はほとんど中国製らしい。本物の仮面は別の場所で店を構えている。
露天の土産店を横目にしながら、細い路地みたいな場所へとどんどん歩いてく。
ゆっくり見たいお店を次から次と素通りしどこへ行くのかと思ったら、少し広い場所にたどり着いた。

ゴンドラ乗り場だった。
これからゴンドラに約30分の遊観だ。6人で1艘の船に乗る。
ここがゴンドラ乗り場  

   
小運河の狭い水路を通り抜け大運河へと経てまた小運河へと戻って行く。 リアルト橋
                           ジョニー・デップの映画の撮影場所だ
噂によるとジョニーはヴェネツィアがとても気に入り、大金を払って別荘を購入したとか

狭い小運河では時々船同士がぶつかりそうなる。そんなときはゴンドリエーレ(船を漕ぐ人の事)
の長い足で横の建物の壁を蹴飛ばして船をコントロールする。
ゴンドリエーレはとても人気のある職業で、女性に最もモテるので憧れの的だそう。
市の免許取得試験に合格し、営業ライセンスを取得した者だけがなれるそうだ。
そろそろ終点船を降りるとチップを入れる籠が ここでもか

他のグループが戻ってくるまでしばしの自由時間
  
ヴィトンの横にシャネルが
だいたい商品の数が少なすぎ。
シャネルなんて、定番のバックで白しか置いてない。
わざわざイタリアまで来たのに、目の保養にもならなかった。

全員集まったところでサン・マルコ広場へ

   
                                     サン・マルコ寺院の中を見学                                       
   
ここの中は撮影が許可されていた

この寺院は聖マルコの遺体を納めるために建てられた。
中央祭壇の後ろには宝石などが散りばめられた豪華な黄金の衝立がある。
一通り中を見学後すこしの時間自由行動となった 
                            

添乗員さんからも注意されていたが、広場で写真撮影をしていると、
ニコニコ笑顔の外人さんが近づいて来て握った手を差し出し、ぱっと目の前で開いてみせる。
何だろうとよく手の中を見ると、バラのとうもろこしではないか。
この広場には沢山の鳩がいる
その鳩に餌を買ってやれというのだ。別に貧乏そうなスタイルの外人でもないし、
黙っていれば観光客にも見える。
いくら親切な日本人でも一握りのとうもろこしを買って鳩にやるかと、即「ノ・グラーツェ」

あんなので商売になるんかと思いながら広場を見学。
コの字になった建物の下は観光客よせの店が沢山あり、特に興味を持ったのがフェラーリ専門店だった。

日本には無い商品がズラリとあり、ノドから手が出そうなくらいだったが、衝動買いをして失敗するタイプなので他のお店を回ってからまた考えようとお店を離れた。

ここでの見所はサン・マルコ寺院の他には、ドゥカーレ宮殿があるが入場はしなかった。
 大鐘楼ため息の橋

ため息の橋はドゥカーレ宮殿と旧牢獄をつなぐ橋で、この橋を渡った囚人は二度と生きては戻れないことからこの名前がつけられたそうだ

この後、一行はヴェネツィアンガラス工房へと案内される。
入り口の所でヴェネツィアンガラスを実際に製作している様子を見学し、
トイレ休憩も兼ねて二階にあるヴェネツィアンガラスのお店へと入場。
流暢な日本語でヴェネツィアングラスの説明が始まった。
スタッフが数人見張って(?)いたので撮影は出来なかったが
赤や青の他の色のグラスが沢山あった。とても丈夫で上から落としても割れないと説明していた。
日本でも買えるだろうと帰国後、捜したが赤と青しか見つからなかった
買えば良かったと後悔した

お店を出て昼食のレストランへと向かう。
メニューはイカ墨パスタ
 
日本でも食べた事がなかったので、おそるおそる口にした。
最初の一口、ちょっと生臭い
二口目、そんなに悪くないかも・・・でも口が真っ黒
三口目、最初の生臭さは無くなったが特別おいしいとは思わなかった。

添乗員さんが飲物の値段を知らせに来てくれたのに、店の人が中の様子を見に来たと勘違いして
追い出した。見られて困る事があるとしたら、店員の無愛想さだ。
それでもめげずに、しばらくしてからまた添乗員さんがそっと戻ってきてくれた。
パスタを食べ終えてから、今度は手のひらほどある魚のフライ2枚が皿にのって出て来た 
せいぜい1枚食べるのがやっとだ
デザートはアイスクリームだった 

この後はヴェネツィアを後にして再度トロンケットへ戻る。途中大勢の人達が手を振る豪華客船とすれ違う。

それは私たちが乗っているとは比べようが無いほど、豪華で優雅だった
今にして思えば、あんな豪華な客船でも、座礁したとついこの間ニュースになって躊躇するだろうが、
その時は、次はあれに乗りたいと日本に帰国後、にっぽん丸という飛鳥2(文字化けする)に並ぶ客船に乗る
キッカケとなる。

専用バスでその日泊まるホテルめざしフレンツェ近郊のプラトーへ
途中で夕食になりどこかのレストランへ
  
メニューは郷土料理の鶏肉の煮込み料理、パスタはバジルソースだ。
特にここで飲んだ赤ワイン(キャンティ)はとてもおいしかった

食後ホテルまでまたバスで移動したが、その時に買ってきたのだったか記憶があいまいだが
途中のサービスエリアで夜飲むための白ワインを購入した。

ホテルはダティーニ 。ここで2連泊する。

さて、ホテルに到着し、やれやれと荷物を整理し、疲れたねと言ってワインを開けようとしたら
ワインの栓がコルクだった。
部屋には開ける道具が無い
添乗員さんがホテルのバーで開けてもらったらとアドバイスしてくれたので早速主人がバーへ
行き、また例のジェスチャーで開けてとやったら、即開けてくれた

しかしお礼にチップを渡したら、「シェー・シェー」と言われたとがっくりして帰って来た
部屋に戻ってから「ノー・ノー アイム ジャパニーズ」って言えば良かったと二人で爆笑した
気の小さい日本人だっだ
                                         フィレンツェへつづく

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