る印競馬

やっぱり馬が好き(*^^*)

「弁護士のくず」&「クロサギ」

2006年04月30日 11時12分04秒 | 日記
今週も面白かった「弁護士のくず」。
作家志望の女性役に片桐はいり。
ピンクのドレスに鬼の形相でペンを走らせる姿が強烈でした。
九頭の食べる、生卵を落としたカップ麺も美味しそう(*^^*)
脚光を浴びた(元?)グラビアアイドル、リストカットの跡がいくつもあるのに、隠すような服を着るでもないのはちと不思議。
次回は殺人事件。被害者の義父役に、マイラブ平田満。ぅうううん(^^;

さて、「クロサギ」の方はというと、前回は送信クリックまでに無駄な逡巡をして鮮やかさを欠いた演出(脚本?)。今回も、ターゲットのひっかけに対し、答えるまでの時間が長すぎるように感じました。
また、前回の結婚詐欺にしても、今回の宝石詐欺にしても、話が急すぎる気がします。相手からの信頼を得るために、もうちょっと細かい演出があっても良いように思います。相手も詐欺師なのだから、詐欺のパターンは熟知しているはず。それをハメるのだから、「そこまでやるか!」というようなところを見せて欲しいのです。
しかし、山崎努のイヤラシサ全開の演技は凄い。次に「けものみち」をやるなら、えっちぃ爺さん役は決まりですね。

思い出の映画/愛は静けさの中に

2006年04月24日 23時10分11秒 | 日記
出演:ウィリアム・ハート、マーリー・マトリン

内容:聾唖学校に赴任してきた熱血教師と、聴覚障害があり頑なに発声練習を拒む少女との触れ合いが真実の愛に変わるまでを描く。実際に聾唖者であるマーリー・マトリンは、本作品の演技でアカデミー主演女優賞を受賞。

まず何よりも、衝撃的と言っていいくらいのマーリー・マトリンの美しさ。
目鼻立ちや輪郭、睫毛や髪の毛の先にまで神経が張り詰めているかのようで、無神経に手を伸ばしたら、私なんかは感電してきっと一瞬で真っ黒こげだ。一目見た瞬間に、これほど『内に秘めた何か強烈なモノ』を感じさせられたことはない。
ラストは、本当は私は彼女に彼の名前を呟いて欲しかった。例えば、人前では手話しか使わなくても、二人っきりの時には愛を囁きあうようなシーンがあれば嬉しかった。二人が本当に愛を育み合えたなら・・・いつかそんな日が来るような気がするから。

カリスマ(原作:新堂冬樹)

2006年04月17日 00時03分10秒 | 日記
全4巻。
人間の弱さ、洗脳の恐ろしさを徹底的に描いた作品。後半、特にクライマックスあたりがちょっと急ぎ足に描かれた印象で、それが残念。
小心者のダンナが最後嫁さんを抱きしめて「俺がお前のカリスマだ!」(セリフはうろおぼえです)と叫ぶところはウルっと来たなぁ。どんでん返しのヤツが着てる服もなんだかソレっぽくてイイし、ラストも妄執が漂っていて◎。
原作の方も読んでみたいですねえ。

医龍&クロサギ

2006年04月16日 23時39分06秒 | 日記
■医龍
祝!ドラマ化(*^^*)というコトで、改めて最初から読み返してきました。
重いテーマを扱いながら、随所に達成感や爽快感を盛り込んだ躍動感に溢れる作品で、どのキャラも実に良く立っていて「みんな好き(*^^*)」。
お兄さんもフラれた時の崩れ顔が素敵で、一気に「血の通った人間」として存在感UP。逆襲もアリですよね~~~。こりゃー目が離せないわ。

■クロサギ
祝!ドラマ化(*^^*)というコトで、初めて手に取りました。
佐藤マコトと高橋葉介を足して2で割ったような絵柄がなんとも好ましいデス。
詐欺師を騙す詐欺師、というストーリーも非常に魅力的で、読んでてなんだか凄く勉強になる気がします。とにかく、ウマい話には気をつけよう!!!

バキ外伝・疵面(スカーフェイス)

2006年04月16日 01時57分29秒 | 日記
「グラップラー刃牙」サブキャラ中、屈指の人気を誇る喧嘩師・花山薫物語。


作者本人の画でなくて、チョット美形でかなり足がデカい花山薫。
街で痛風患者に更なる痛みを与えて感謝されたり、海で釣りついでに鮫と闘ったり。
パンチラが何のサービスシーンにもなっていないところは流石だッ。
えっ、コレ2巻?じゃあ1巻もあるんだね、見てみなきゃ♪

秘密/東野圭吾

2006年04月05日 21時18分18秒 | 日記
事故により、妻の意識が娘の体に宿ってしまった・・・。平凡な人生を誠実に生きていた主人公に、長く切ない日々が始まる。

男の方がよっぽど純粋でロマンチストなんである、女は怖い、たくましい。しかし、それが実は優しさなのか?どーーーんと後味の悪い作品。
ファンタジーで、心温まるラストが用意されているのかと思いきや、とんでもなく生々しい話で驚きました。「秘密」を知ってしまった夫の慟哭に、「泣けた」「泣かない人はいない」「号泣」といったコメントも多いようですが、私はそれどころではありませんでした。怖いっすよ、女。そらーアンタはそれでエエやろ?でも、それならそれで、お互い納得出来るように話し合っても良かったんとちゃう?・・・もしも私が主人公の立場だったら、早いうちに妻への思いは過去のものにしたでしょう。娘の体で夫婦生活出来るはずもなく、一緒にいたってツライだけになるくらいなら・・・妻も恐らくそうして欲しかったのではないかと思います。でないとあんなこと言えないし、しようとしたり出来ません。「何言うとんねん、とんでもないオンナやな!」と突き放せれば良かったんです。最後の「秘密」に至っては嫌がらせ以外の何物でもないとすら。秘密にする必要ないんですよ、「使わせてもらうね」って言っときゃ良かったんですよ。だってこの秘密を知ることで(以下ネタバレ)一瞬にして娘も妻も喪うことになるんですから。作品中、「娘」の喪失感が稀薄だった分、一気に来ます。大どんでん返しに驚愕の、日本推理作家協会賞受賞作。何はさておき、女心の推理は困難極まりそうデス★