ドゥオモの隣に真っ赤なビルを

【赤い伊文化会館、塗り替えぬなら裁判も…都知事が意向】


　東京・千鳥ヶ淵近くの「イタリア文化会館」の赤い壁に地元住民が反発している問題で、東京都の石原慎太郎知事は２日、「近くに住む人に実害が出ている。夕日が当たって反射する時に、部屋が真っ赤に見えたりする。塗り替えに応じないなら、裁判をしても構わない」と述べ、改めて塗り替えを求めていく意向を示した。

　建物はイタリアの建築家のガエ・アウレンティ氏が設計を指導。同氏の著作権に関して、石原知事は「あれだけ周りからクレームが来ていて、『私の著作権です』では済まない。ビルには公共性がある」と述べた。

　都は今年３月、住民側の要望を受けてイタリア大使館に色の変更を申し入れており、現在、大使館側と協議を進めている。

（2006年11月3日1時19分 読売新聞）




景観の調和というのは非常に大事なものなんですね・・・
今まであまりそんな事思わなかったんですけど。
今回、欧州旅行から帰ってきて、成田空港から初めて車使って家路に着いたのですが・・・
（いつもは成田エクスプレスで横浜まで来ていた）
途中、首都高速に乗りまして東京の街並みを眺めていた訳です。
その時に思った率直な感想。
『・・・乱雑で小汚い眺めだなぁ・・・』でした。



とにかく、景観が雑多なデザインや色彩の寄せ集めで、眺めていて心地良さがない。
というか、眺め続けていると精神がささくれ立って来るような感覚がしました・・・
そうは言っても見慣れた風景、数日で違和感を感じなくなって順応しましたがね。（苦笑）



私は別に外国の景観の方が絶対的に優れてて、日本はダメだ・・・とか。
自国を低く見て喜ぶ趣味はありませんが・・・
でも事実、都市部に関しては特に酷いですね、日本の景観は。
こうなってしまってる以上、改善するのはとても無理かと思いますが。
そう言う部分にも、もっと関心を高めた方がよいのかも知れません・・・



また旅行の話になって恐縮だけど、ベルギーのブルージュ・・・この街は本当に美しかった。
あの眺めを日々見て暮らすのと、雑多な中で暮らすのとでは、心に与える影響は全然違うだろうと素直に思う。
何かねぇ・・・もしブルージュの人が東京の街並みを見たらどういう感想を抱くか、とか考えるとねぇ・・・
どうにも変な恥ずかしさが生じる訳ですよ、自分の心に。
自分の周りを見ても、誇れる風景とはとても言えないもんなぁ～



何となく流れが微妙にずれました・・・
新聞記事について何も触れていないですね。（笑）



以前、このニュースを初めて聞いた時にも思ったんですが。
このイタリア人建築家、自国でもこう言う奇抜なビルを建てようと思うだろうか？・・・と言う事。
出身地がどこなのかは知りませんけど・・・
ミラノ？ローマ？ヴェネツィア？フィレンツェ？ナポリ？
仮にフィレンツェだとして、あの綺麗な街並みの中に、異様に真っ赤で景観の調和を破壊するような物を建てようとするか？？？
恐らく出来ないだろうし、しようとも思わないのではないかな。
もし建てるんなら・・・
もっと調和の取れた色彩なりデザインなりにするはずだ。
ではなぜ東京には建てたのか？
答えは簡単、東京には景観に対する美の感覚が育ってないから。
只でさえゴチャゴチャしてるんだから、これぐらい建てても良いだろうと。
そう考えたのではないかな？



要は、日本が舐められてるんじゃないかと・・・反射的に思ったのですが・・・
まあ、勝手な邪推ですけれどね。

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どちらか1週間ずれていれば・・・うわぁぁぁぁ～ん！！（泣）

今月12日の日曜日、『G.K.ism.』というガレージキットイベントがあるんですよね。
浜松町の都産貿で。



・・・行きたいんだけどなぁ～
その日は姪のハルちゃんの七五三なんですよね・・・
さすがに祝い事は欠席できない。
可哀想だもんね。
なので、残念ながらイベントには遊びに行けません。


硫黄泉さんの『間桐 桜』も気になるし・・・
温泉天国さんも参加するようなので、もしかしたら『ほしのゆめみ』の予備キットが買えるかも知れないんですけどね・・・
あぁ、返す返すも残念だ。
縁がなかったと思って今回は見送ろう・・・

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日の入り

昨日の話ですが・・・
妹夫婦に誘われて、三浦半島の海に遊びに行きました。
ハルちゃんも大喜び。
天候も穏やかで、気温も暑くなく寒くなく・・・
潮風に吹かれながらおにぎりを頬張るのも美味しいですね～
旅行中、肉料理の連続で少し胃腸が疲れていたというのもありますが・・・
やっぱり、こういう素朴な味も良い物です。


散々遊んで、帰りは見事な落日。
前に夕日を沈むまで眺めたのはいつの事だったか？
うん、美しい。

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