clover note

徒然なる日々の覚え書き。

動機付け、上昇中

2006-04-30 03:59:43 | フィギュアや趣味系の話題
え゛~~~~っ・・・・・・・・・・
先程、『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』を読了(この表現の方が合ってる)しました・・・
多分そうなるだろうとは思っていました・・・別にハッピーエンドを望んでた訳でもありません。
・・・でも、余りにも・・・
今、私は喪失感から大変深く傷ついています・・・
この感情は、キャラへの愛情から来ているのだろうか・・・?(笑)
しかし・・・打ちひしがれている場合ではない。
前に進むのだ・・・
そして、決意しました。
『ゆめみキット入手の暁には必ずや、必ずや最優先で立体化に着手する』と言う事を・・・
金欠であろうが、何を差し置いても形にしてやらねばならない。
そう思わせる程の健気なキャラクターであった・・・



・・・とまあ、睡眠不足と潮干狩りで張り切ったツケがピークに達している未明。
疲れた心身にグサリと刺さりましたよこのストーリーは・・・


まず、この作品は『短編SF小説』であって、ゲームではありませんね。
選択肢は皆無、プレイ時間は二時間ほどか??
イベント絵も少ないですし、世界観にも特別新味はありません。
主要登場人物は「ゆめみ」と主人公だけだし、動画がグリグリ動く訳でもない。
・・・と書くと、いかにもスケールの小さな作品だと思われるかも知れませんが、さにあらず。

短いながら、シナリオに無駄な部分は皆無。
ビジュアル画面の美しさ。
BGMを絡めた演出の妙。
フルボイスよるキャラ感の向上。
以上を総合して、「小さく、切なく、悲しく、美しい物語」が構築されています。


フルボイス仕様ではなかったとは言え、DL販売1,050円でこの内容なら、十分納得の出来ではなかったか?
と言うか、安いだろ。
で、今回のパッケージ版2,940円はどうかと言うと・・・
プレイ時間の短さから不満に思う人もいるだろうけれど、自分は特に気にならないかなぁ・・・
損をしたとは思っていないですね、少なくとも。


そもそも短い内容だから、何か書くとすぐにネタばれに直結しちゃうので・・・
あんまり書きませんが。
一見単純そうな話に見えますけど、ちょっと突っ込んで見ると・・・
色々と考えさせられる事柄が散りばめられている様に思えました。
繰り返し出てくる、「こわれている」と言う事の意味・・・
物語の終盤においての、「ゆめみの想い」と主人公の心の変遷・・・
まあ、何にせよ・・・時間を少し置いてもう一度読み返してみたいと思う。
【今回の総評価】★★★★☆(満点は★5つ)
ただし、ゆめみのキャラクターとしての評価は★5つでした。(笑)
マルチほど人間的でなく、セリオほど無機質感がしない・・と言えば、大体どんなか想像出来ますかね?


今作、特に嬉しかったのが・・・
実は『ゆめみの後ろ姿イベント絵』があったこと。
背面の配色が、今までどうなっているのか甚だ疑問だったので。
・・・もちろん、ガレージキット立体化の資料に必要なのですけどね。(笑)

planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 初回版

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コメント (2)
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