【女性向けコミックスなどを出版、ビブロスが倒産】
女性向けコミックスやノベルスの出版社、ビブロス(東京都新宿区)が5日、倒産した。
負債は約20億円。同社は1988年設立で、「マガジンBE×BOY」など、女性向けのいわゆる「ボーイズラブ」作品ブームの火付け役となった。昨年12月に「オタクエリート」という雑誌も創刊した。
代理人の弁護士によると、同じグループ会社の自費出版会社、碧天舎が3月末に倒産、その影響で資金難に陥ったという。
(2006年4月5日19時51分 読売新聞)
・・・いえ、別にこの方面に興味があるわけじゃないんですが。
出版社の倒産ニュースを聞くと、一抹の寂しさを覚えますねぇ・・・元書店員として。
この「マガジンBE×BOY」と言うタイトルも、よく覚えているぞ。(笑)
ちょっと小型のコミック誌だったよな。
表紙はもちろん美形男性キャラ。
勤めていた頃は、そりゃもうたくさんの本を扱いました。
書籍・雑誌共に、毎日かなりの出版点数がありますから・・・
世の中には色んなジャンルの本があるものだと、仕事しながら半ば感心してましたね。
普段なら興味惹かれても(?)絶対に手に取らないような物が、従業員であれば遠慮せずに触りたい放題ですから。
(笑)
役得って奴です。
お陰で、知らなくても良さそうな知識まで入ってきた事もあったけど・・・
上記の「ボーイズラブ」物なんてのも、その一つ。
自分から進んで手に取ったりしないもんな~
あと、「レディースコミック」の類とか・・(今もあるのか?)
そう言う本、もう二度と触れる機会もないでしょうね。
そう、手に触れないジャンルと言えば・・・
当時、少女向けコミックと言うものに滅法弱かったなぁ。
コミック担当がいる時は、全部そっちに問い合わせを回すんだけれど・・・
たまたまいない時は、ちょっと苦戦。
今でも覚えているのが、小学生低学年くらいの女の子に、『おジャ魔女どれみ』について聞かれた時。
その子がまた早口言葉みたいにタイトルを言うもんだから・・
え
何その呪文みたいなのは
(笑)
・・・何度も聞き返した挙句、女の子に呆れられた経験があります・・・
その当時流行っていたのでしょうが・・・流石にそこまでカバー出来ていませんでした。
それこそ、情報量は果てが無いですから。
まあ、知識不足と言われればばそれまでなんだけど・・書店員だからって、オールジャンルに即答できる訳じゃありませんからねぇ~
コンピューターの検索端末じゃないんだからさ、勘弁して下さい。