clover note

徒然なる日々の覚え書き。

死のダイブ

2006-03-12 21:11:18 | ニュース記事より
【東急大井町線で走行中ドア開く、乗客200人けがなし】
 11日午前10時50分ごろ、東京都品川区の東急大井町線大井町駅を出発した二子玉川行き普通電車(5両編成)が駅から約170メートル進んだところで、車両右側のドアが一斉に約60センチ開くというトラブルがあった。

 異常に気付いた運転士が非常ブレーキをかけ、車両はドアが開いたまま約100メートル走って停止した。

 電車は当時、時速50キロで走行、乗客は約200人いたが、大半が座っていたためけが人はなかった。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、重大事故につながりかねないとして、調査官の派遣を決めた。

(2006年3月11日23時9分 読売新聞)


・・・怖え~
電車に乗るときはよくドアに寄りかかってたりするので・・・
60cmもあれば、十分落ちちゃいますよ
運良く軽い怪我で済めば、鉄道会社からたんまり補償金を奪えそうですが。
・・まあ、リスクは冒さないに限る。(笑)
それにしても、これが朝のラッシュ時だったらと思うと・・ゾッとしますね。
かなりの数の乗客が車外に放り出されてしまいますよ・・くわばらくわばら。
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甦る味わい

2006-03-12 03:22:33 | 食べる楽しみ飲む喜び
誰にでも、『忘れえぬ味』と言うものがいくつかはあるはずです。
時間的に今ではもう味わえない物・・地理的要因で困難な物もあるでしょう・・・


誰に聞いても大体同じ答えが返ってくるのですが・・・
こと、飲食物に関して、一度美味しい物を味わってしまうと、レベルを落とせないという現象がよく見られます。
心に届くような目覚しい物を口にした時、そのジャンルにおける『基準』が出来てしまうのです。
以後、同ジャンルの物を食した時、無意識に『基準』と比較してしまう・・・
新たに食べた物が常に基準を上回っていれば良いのですが・・・中々そうもいきません。
故に、段々満足に至るケースが減ってくる訳です。
これはある意味不幸なことですね・・・



今はもう存在せず、二度と食べることが出来ないもの・・・
『おしげさんのかき揚げ』
横浜本場の某寿司屋の二階で、おしげさんという小母さんの揚げてくれた「かき揚げ」・・・
あれ以上の美味しいかき揚げは、今に至るまで食したことがありません。
アナゴの天ぷらも絶品でした。
もう、大分以前にご本人は亡くなってしまったので・・
二度と口にすることは出来ないんですねぇ・・・


『近所の某肉屋さんの叉焼(チャーシュー)』
昔ながらの手作りで、食紅の赤さが食欲を誘ったものです。
具体的にどういう作り方をしていたのかは当然知りませんが、豚肉の旨みとしっとりした質感の、とても美味しい叉焼でした・・・
これを超える一品には、残念ながらまだ出合った事がありません・・・
これも、ご主人が亡くなって店じまいしてしまったので、もう口に出来ませんね。


『【ラーメン太郎】のラーメン』
築地市場の場外、某ビルの奥に、その店はありました。
暗くて狭い場所でありましたが・・ラーメンの味は素晴らしいものでした。
ここも、理由は知りませんがいつのまにやら無くなっていて・・大変気落ちしたのを覚えています。


・・・まあ、書き連ねていくときりがないので止めますが。(苦笑)
どれもこれも、もう一生食べる事の出来ない物ばかり・・・
想い出と共に胸に抱き、あの世まで持って行くとしましょうか。



あと、存在はするんだけれど食べられない物もある。
遠くてね・・・
筆頭は、イタリアはフィレンツェの牛モツ煮込み。
その名も『ランプレドット(Lampredotto)』・・・
大聖堂周辺に露天がたくさんあるのですが、そこの屋台で食べたこれは誠に美味
塩味にニンニクを効かせた風味・・上にバジルソースをかけて食べたな。
さっぱりしていながら旨み濃厚、下処理が丁寧なので、とろけるように柔らかい・・・
いわゆる「日本のモツ煮込み」のイメージとは全然かけ離れた味でした。
値段も、当時はまだリラでしたが・・円換算で数百円と、とってもリーズナブル
こんなに美味いモツ煮込みは、その後口にした事がない・・・
旅行当時は、これをしこたま買い込んで、酒屋で赤ワインを数本買い・・・
ホテルの部屋に篭って舌鼓を打っていたものです。(笑)
もう一度フィレンツェに行くことがあったら、必ず探しに行くでしょう。
それくらい素晴らしい味わいです。


食欲と言うものにも果てがありません・・・
どうせ短い人生、好きな事やって好きな物飲み食いして、せいぜい楽しんでやろうかと。
そんな事を常々思っているのです。
コメント (4)
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