ちょうど今頃の時期の
夜7時半ごろ二人組の男が
社宅の部屋を訪ねてきた。
彼らは警察手帳のようなものを
ちらと見せ名前も名乗らずに
父親に ある事件現場にこのコートが
落ちていた、同じ苗字の刺繍が入っている。
息子さんのではないか?息子さんはいるかと
言った。父はコートは買い与えてない。
息子はいるといったので 私は玄関に
行った。その時の奴らの眼付
忘れないね 上から下まで嘗め回すように
値踏みするように見ていた。
狭い社宅なので家の経済状態なんかも
観てただろうね。
失礼したと去っていったが
戦時中だったらあれではすまなかっただろう。
おい、こら警察だよね。
その後も職務質問なんかで
嫌な思いは何回もしたな。
人は変われど眼つきは同じ
疑いのまなこ。
仕事が人を変えるんだな。
この歌を聴いた時は喝さいしましたね。
溜飲が下がりました。
次に職質された時はこんな感じで
からかってみたい。
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