日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

御前に良い事、正しい事、真実な事

2012-09-26 | Weblog
歴代誌下31章 

 20節「ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った」(新共同訳)

  1節「このようなことがすべて終わると、そこにいたすべてのイスラエル人はユダの町々に出かけて、石柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、聖なる高台と祭壇を破壊し、ユダ全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからそれらを徹底的に除き去った。こうしてイスラエルの人々は皆、それぞれ自分の町、自分の所有地に帰って行った」。既に29章15~16節、30章14~15節でエルサレム神殿と聖域にあるもの、またエルサレム市中にあった祭壇をすべて取り壊してキデロンに投げ捨てて過越祭がなされたが、そこに集まった人々はユダの町々に帰って行き、ユダの全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからアシェラ像と石柱を徹底的に除き去ったのである。そして祭司、レビ人はそれぞれの任務に従って燔祭と酬恩祭を献げ、感謝と賛美とをもって律法のことに専念することが求められた。そのためヒゼキヤ王は自らの財産から燔祭のため応分の献げ物をした(2~3節)。更にエルサレムの住民には祭司とレビ人の受けるべき分を提共するように命じた(4節)。律法に定められたことで、民が献げた物で生活する事になる(民数記18章8節~12節・祭司、26~12節・レビ人)。
  6節「ユダの町々に住むイスラエルとユダの人々も、牛と羊の十分の一と、自分たちの神、主のために聖別された物の十分の一を運んで来て、次々と積み上げた」。第三の月(初穂の刈り入れの月)から第七の月(収穫祭)まで続き、食べ物が残ってしまう程の量となった(7~10節)。ヒゼキヤは神殿の中に祭司室を設けさせ、彼らは献納物、十分の一の献げ物、聖別した献げ物を運び入れた。レビ人の指導者コナヤンがその責任を負い、その兄弟シムイが補佐役となった(11~13節)。分配の責任はレビ人イムナの子コレを任命し、その指揮下で組ごとに、老若の別なく登録された三歳以上の男子と、神殿で日々奉仕に当たる者すべてに分配された(14~16節)。
  17節「祭司はその家系に従って、レビ人は二十歳以上の者が、その組ごとの任務に従って登録されていた」。その登録は、そのすべての幼児、妻、息子、娘ら全会衆を含み、聖別されていたとある(18節)。町の牧草地にいる祭司たちの為には、それぞれに指名された者がいて祭司のすべての男子、登録されているレビ人に分配することになっていた(19節)。
  20節「ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った」。口語訳「良い事、正しい事、忠実な事をその神の前に行った」。ヒゼキヤ王の改革が成功裡に進められたことが示されている。それはヒゼキヤが神殿における奉仕と、律法と戒めについて、すべての事業を、心を尽くして進め、成し遂げたことである(21節)。



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