エゼキエル40章
新しい神殿の幻と共同体(40~48章)
1~49節 神殿の外庭と内庭
2節「神の幻によってわたしはイスラエルの地に伴われ、非常に高い山の上に降ろされた」。それは紀元前573年新年祭の贖罪日の出来事であったという(レビ記25章9節see)
5~16節 神殿外庭の測量
東門から入り門の敷居(6節)、控えの間と控えの間の間隔(7節)、廊門の奥行(8節)、東の三つの控えの間と両側の門、脇柱、仕切り(9~11節)、控えの間全体と廊門(12~15節)、格子窓(16節)。
17~27節 外庭の測量
庭の敷石に沿った三十の部屋(17~18節)、東側の門に沿った庭と門の脇柱と廊(19節)、北側の門と三つの控えの間は東側と同じ(20~23節)、南側の門も東側と同じ(24~27節)。
28~49節 内庭の測量
南の門と控えの間、脇柱と廊は外庭の門と同じで石段で八段上がる(28~31)、右回りに東門(32~34節)、北門(35~37節)。献げ物の動物を洗う部屋、二つの聖卓(38~39節)、廊門の内側と外側にある八つの聖卓それぞれの大きさ(40~42節)。歌い手の部屋、祭司の務めの部屋(43~47節)、神殿に入る石段と神殿の廊(48~49節)。
この測量は42章まで続く。
記述を追って行くと、神殿全体の構造が厳密に計られているが、これを鳥瞰図にするのは難しい。ここから何が見えてくるか。
預言者エゼキエルは新しい国の復興をエルサレム神殿中心に精緻に描いた。バビロンから帰還した民は、ソロモン神殿を思い浮かべて第二神殿を建設した。そしてユダヤの統治をしたヘロデも紀元前20年に財を尽くして神殿建設に着工した(完成は紀元64年)。しかし、それらの神殿はすべて戦禍によって消滅し、崩れた城壁は地下に埋もれた。
主イエスは真の礼拝は石垣で築かれたエルサレム神殿に依らないことを告げている。ヨハネ福音書4章23~24節
「まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」。
新しい神殿の幻と共同体(40~48章)
1~49節 神殿の外庭と内庭
2節「神の幻によってわたしはイスラエルの地に伴われ、非常に高い山の上に降ろされた」。それは紀元前573年新年祭の贖罪日の出来事であったという(レビ記25章9節see)
5~16節 神殿外庭の測量
東門から入り門の敷居(6節)、控えの間と控えの間の間隔(7節)、廊門の奥行(8節)、東の三つの控えの間と両側の門、脇柱、仕切り(9~11節)、控えの間全体と廊門(12~15節)、格子窓(16節)。
17~27節 外庭の測量
庭の敷石に沿った三十の部屋(17~18節)、東側の門に沿った庭と門の脇柱と廊(19節)、北側の門と三つの控えの間は東側と同じ(20~23節)、南側の門も東側と同じ(24~27節)。
28~49節 内庭の測量
南の門と控えの間、脇柱と廊は外庭の門と同じで石段で八段上がる(28~31)、右回りに東門(32~34節)、北門(35~37節)。献げ物の動物を洗う部屋、二つの聖卓(38~39節)、廊門の内側と外側にある八つの聖卓それぞれの大きさ(40~42節)。歌い手の部屋、祭司の務めの部屋(43~47節)、神殿に入る石段と神殿の廊(48~49節)。
この測量は42章まで続く。
記述を追って行くと、神殿全体の構造が厳密に計られているが、これを鳥瞰図にするのは難しい。ここから何が見えてくるか。
預言者エゼキエルは新しい国の復興をエルサレム神殿中心に精緻に描いた。バビロンから帰還した民は、ソロモン神殿を思い浮かべて第二神殿を建設した。そしてユダヤの統治をしたヘロデも紀元前20年に財を尽くして神殿建設に着工した(完成は紀元64年)。しかし、それらの神殿はすべて戦禍によって消滅し、崩れた城壁は地下に埋もれた。
主イエスは真の礼拝は石垣で築かれたエルサレム神殿に依らないことを告げている。ヨハネ福音書4章23~24節
「まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」。