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九州魂(くすだま)

おいしいサプライズ麺情報は『救麺センター』で!九州・四国・東京・全国も中国も、うまいもんだらけ!

|M02|その後トンコツラーメンは・・・

2007-06-27 18:19:44 | 救麺センター:九州・沖縄
そのほか、九州から上京した私にとって、

トンコツラーメンだけではなく、

20代は「どうやって東京の食文化になれるか」

が会社でいい仕事をするより優先課題でした。


①江戸前寿司店との戦い

生粋の江戸っ子の知り合いに連れられて、初めて東京の寿司屋に入ったとき、

私は地元にいたときと同様「さしみ醤油ありますか?」と聞いたところ、

カウンター内の板前さんから、

「お客さん地方から来たね。江戸前の寿司では醤油は

野田の生一本の醤油しか使わないんだよ!」

といって笑われてしまいました。

笑われた理由がわからず、ムッとした覚えがあります。

逆に言えば、

料理で醤油をこいくち・うすくち・白・さしみ・たまり

と使い分けられない食文化はかわいそうだなと当時思ったものです。

今は野田の醤油(キッコーマンの丸大豆)1本ですが・・・


②立ち食いそばやとの戦い
 
東京に出てきて「立ち食いそば」なるものをはじめてみて、

値段も安そうなので入ってみたときのこと。

メニューをみると「天ぷらうどん」が280円で出ていたので注文しました。

出てきたものをみてびっくりしてしまいました!

うどんは表面が溶けてぶよぶよ、つゆはそばと兼用で真っ黒く、

「天ぷら」と書いてあったのに「玉ねぎのかき揚げ」がのっていました!

まっ白なうどんが黒い汁で汚されてかわいそう!!

また、関西から西で「天ぷらうどん」といえば普通「えび天」ですもんね。

そのほか「月見うどん」を「玉子うどん」と呼ぶ神経にはどうも・・・


そうこうしているうち、東京のラーメン業界に、

変な「九州ラーメン」がはやりはじめていました。

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|M01|九州のトンコツラーメンは・・・

2007-06-26 18:37:14 | 救麺センター:九州・沖縄
やはり食文化のイメージで

一番困ったのは『ラーメン』でした。

今でこそ九州の有名ラーメン店が東京に進出していますが、

私が九州から東京に出てきた約30年前は、

東京にはほとんどトンコツラーメン店はありませんでした。

当時の東京のラーメンは、醤油ラーメンや味噌ラーメン・塩ラーメンだけ。

生まれてこの方ラーメンといえば『トンコツ』

で育ってきた純野にとって、

東京の醤油ラーメンは驚異的な食べ物でした。

スープは真っ黒でコクが無く、

コシの無い麺がそのスープの下に沈んでいて、

からい白ネギの輪切りがのっている!

九州で見たことないナルトやホウレンソウがのっている!!


正直な言い方をすると、

「出前一丁よりまずいラーメンは食べられない~」

九州から出てきた友達も同様で、

みんな東京のラーメン店に入ってチャレンジしては、

「食えない~」とほぼ全部残して店を出てしまったという・・・

逆に上京後知り合いになった生粋の江戸っ子からは、

「はじめて博多にいったとき『ラーメン』を頼んだら、

まっ白な牛乳のようなスープのラーメンが出てきたのでびっくりした!」

と言ってましたけど・・・

当時ラーメンに関しては、

ものすごい文化ギャップがありました。


そのころは九州の実家や友達から、

マルタイの屋台ラーメン(青袋入り)・住尾のアベックラーメン(棒ラーメン2束入り)

などを送ってもらって食べていました。


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