■会場内
懐かしい。。
「ファーストデート」ライブが脳裏をよぎる。。
この会場で、はじめてあやちゃんのライブを観たのだ。
『アイドルのライブ?』
女性アイドルのライブにこんなにも女の子が、カップルが、
チビっ子が、観にくるものなのか?
会場に集う観客を眺めて、あやちゃんの本当の魅力に気付き
初めたのがそのライブであった。
チケットの番号順に席に座る。
「ファンの集い」イベントは終始和やかな雰囲気で行われた。
たった一人で、代々木の3万人を魅了した「もの凄い存在」
であるはずの彼女が、1000人というお互いに近い距離で、
FANと直に言葉を交わしあう。
「雲の上」の存在でありながら、心触れ合うほどに近い存在。。
カルトクイズ、抽選会、ミニライブ。。。盛りだくさんの内容で
瞬く間に時間は過ぎていく。。
そして。
2曲の予定だった、ミニライブ。
先にPV初披露のあった『渡良瀬橋』を今度は生で歌ってくれると言う。
そのMC。
『これまで18年、生きてきた中で一番大きな壁にぶつかって、悩んでいたの』
…ちょうど「愛情イッポン」の時期だ。
人生、立ち止まってしまう程の大きな悩みだったとの事。。。
…それって何なんだ!?
あやちゃんが自ら「辛かった」と。。。苦しみを告白している…
『そんな時、この曲を頂いて、詩の中に入って行く内に、
それを乗り越えることができたの』
…頭の中でリフレインする「渡良瀬橋」の詩…
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
「私は今も あの頃を忘れられず 生きてます」
…もう完全に吹っ切れた様に語る、あやちゃん。。
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
…本当は不本意な方向なのに、それを吹っ切って行かねばならない道…
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
…「あの頃」というのはデビューから今現在のこの日々?
何かが終わって、いや、終わらせて、何かを始めるの?
あやちゃんには私達本当のFANが本当に望む事をもっとやって欲しい。
確かに「やらなくちゃいけない事」ってあるけど。。
いろんな詮索が頭を駆け巡る。。
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
……
もういても立ってもいられなくなり、その後の「渡良瀬橋」では涙が、
止まらなくなってしまった。。。
……
いつも頑張っているあやちゃんだからこそ、全力で守り、支えたい。。
あやちゃんに伝えたいメッセージ。。
どうしても伝えたい言葉。。
「いつも心のやすらぎを…」
今は感謝の言葉よりももっと伝えなければならない言葉がある!
席を立ち。
列が前に進み。
すぐそこに居るあやちゃんのオーラを感じ。
カバンを肩に掛けて両手を空けて。
さらに前に進み。
いよいよ前の人があやちゃんとの会話を終えると。。
…
小さいのに。
こんなに小柄な女性なのに。
舞台では離れて観るほどに大きく見えて。。
距離がなくなると、意外にも普通の女の子だった。
でも。
ふわ。。っとした。。
あたたかいそのオーラは。
世界人類を救えるだけの力を宿している。
確信した。
眼を見る。
揺ぎない志の眼と眼、だったろう。
両手で包むようにして握った手にも魂を込めて。
そして想いを伝えた。
『私は 何があっても あなたを 支えて行きます』
一言ずつ、魂を込めて。
あやちゃんが私達に、詩の一言一言を大切に、魂を込めて
その歌の本質を伝えてくれるように。
あやちゃんは応えてくれた。。
「ありがとうございますぅ~」
泣きそうに顔をくちゃくちゃにして。
もう、それ以上言葉が出なくなり、握ったその手にもう一度
魂を送り込むようにして。。
…ありがとう。
■会場外
夕陽が眩しい。
階段を上ったところに仲間達の影がある。
みんな、私に声を掛けてくれているようだ。拍手さえ聞こえてくる。。
ただ、彼らが夕陽を背にしているので、ただただ眩しくて。。
『泣きませんでしたか?』
そうだ。泣けなかったのだ。
懐かしい。。
「ファーストデート」ライブが脳裏をよぎる。。
この会場で、はじめてあやちゃんのライブを観たのだ。
『アイドルのライブ?』
女性アイドルのライブにこんなにも女の子が、カップルが、
チビっ子が、観にくるものなのか?
会場に集う観客を眺めて、あやちゃんの本当の魅力に気付き
初めたのがそのライブであった。
チケットの番号順に席に座る。
「ファンの集い」イベントは終始和やかな雰囲気で行われた。
たった一人で、代々木の3万人を魅了した「もの凄い存在」
であるはずの彼女が、1000人というお互いに近い距離で、
FANと直に言葉を交わしあう。
「雲の上」の存在でありながら、心触れ合うほどに近い存在。。
カルトクイズ、抽選会、ミニライブ。。。盛りだくさんの内容で
瞬く間に時間は過ぎていく。。
そして。
2曲の予定だった、ミニライブ。
先にPV初披露のあった『渡良瀬橋』を今度は生で歌ってくれると言う。
そのMC。
『これまで18年、生きてきた中で一番大きな壁にぶつかって、悩んでいたの』
…ちょうど「愛情イッポン」の時期だ。
人生、立ち止まってしまう程の大きな悩みだったとの事。。。
…それって何なんだ!?
あやちゃんが自ら「辛かった」と。。。苦しみを告白している…
『そんな時、この曲を頂いて、詩の中に入って行く内に、
それを乗り越えることができたの』
…頭の中でリフレインする「渡良瀬橋」の詩…
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
「私は今も あの頃を忘れられず 生きてます」
…もう完全に吹っ切れた様に語る、あやちゃん。。
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
…本当は不本意な方向なのに、それを吹っ切って行かねばならない道…
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
…「あの頃」というのはデビューから今現在のこの日々?
何かが終わって、いや、終わらせて、何かを始めるの?
あやちゃんには私達本当のFANが本当に望む事をもっとやって欲しい。
確かに「やらなくちゃいけない事」ってあるけど。。
いろんな詮索が頭を駆け巡る。。
「願い事、ひとつ叶うなら あの頃に戻りたい」
……
もういても立ってもいられなくなり、その後の「渡良瀬橋」では涙が、
止まらなくなってしまった。。。
……
いつも頑張っているあやちゃんだからこそ、全力で守り、支えたい。。
あやちゃんに伝えたいメッセージ。。
どうしても伝えたい言葉。。
「いつも心のやすらぎを…」
今は感謝の言葉よりももっと伝えなければならない言葉がある!
席を立ち。
列が前に進み。
すぐそこに居るあやちゃんのオーラを感じ。
カバンを肩に掛けて両手を空けて。
さらに前に進み。
いよいよ前の人があやちゃんとの会話を終えると。。
…
小さいのに。
こんなに小柄な女性なのに。
舞台では離れて観るほどに大きく見えて。。
距離がなくなると、意外にも普通の女の子だった。
でも。
ふわ。。っとした。。
あたたかいそのオーラは。
世界人類を救えるだけの力を宿している。
確信した。
眼を見る。
揺ぎない志の眼と眼、だったろう。
両手で包むようにして握った手にも魂を込めて。
そして想いを伝えた。
『私は 何があっても あなたを 支えて行きます』
一言ずつ、魂を込めて。
あやちゃんが私達に、詩の一言一言を大切に、魂を込めて
その歌の本質を伝えてくれるように。
あやちゃんは応えてくれた。。
「ありがとうございますぅ~」
泣きそうに顔をくちゃくちゃにして。
もう、それ以上言葉が出なくなり、握ったその手にもう一度
魂を送り込むようにして。。
…ありがとう。
■会場外
夕陽が眩しい。
階段を上ったところに仲間達の影がある。
みんな、私に声を掛けてくれているようだ。拍手さえ聞こえてくる。。
ただ、彼らが夕陽を背にしているので、ただただ眩しくて。。
『泣きませんでしたか?』
そうだ。泣けなかったのだ。