あややのやすらぎ 『蛇螺蛇螺日記』

平成の歌姫、松浦亜弥さんについて文字通り蛇螺蛇螺(だらだら)と綴る日記帳です。

ダブル レインボウ 大阪公演

2007年10月19日 | 松浦亜弥
いよいよ明日に迫った大阪での亜弥さんのライブ。。
ただ単に「待ち遠しい」という一言では片付けられない程の時が流れ。。
メディアを通しての露出も、この環境の影響で私にとっては激減状態。
そんな中、やっとの思いで叶う再会。この気持ちを共有できる者は
なかなかいないのだろう…
ある意味「特殊な感慨」を持ちながら臨む今回のライブ。
アルバム「ダブル レインボウ」を何度も繰り返し聴きつつ、静かに
「その時」を待ち続けています。

ところで。

2年半前に発症、入院・手術を経て一旦治癒したかと思われている
私の持病「頚椎椎間板ヘルニア」。
違う形で再発しかかっていて、また体の右側から犯される感じで、
痛みと痺れが襲い、実はこの3日間、点滴を受ける毎日でした。
病院から直接、職場へ向かい、そろそろピークにさしかかる仕事も
残業せずに帰宅していたため、明日土曜日に帳尻を合わせるべく
出社します。職場からライブ会場へ向かうため、到着はギリギリに
なる予定。。

また、ライブ中も「動けない」ので、ゆっくり鑑賞、堪能する予定にて、
「この人、ノリ方が解らないのか?」と思われそうですが^^ 気持ち的
には当日会場に来ている誰よりも強い感情と感激を以って舞台を
楽しんでいるつもりですので、そっとしておいて下さい。

ご存知の方は…そう。あの「226座間」の時とちょうど同じような状態…

『女 Day by Day』

2007年10月18日 | 松浦亜弥
もしシングルカットする、という話が出るのであれば、私的に第一希望
がこの曲。キャッチーな曲調、ノリの良さ、メッセージ性…CMタイアップや
ドラマ主題歌ということでもその役をキッチリこなせるだけの「歌のパワー」
を持っている曲です。
今回のアルバムの中で、シングル収録曲の「笑顔」がなければ、かなりの
確立でこの曲がエンディングラストを飾るものになっていたに違いない。。

 強くなれMe ありのままYou
 キラキラの人生 もうすぐ終わりそう
 気分屋 なんて言われても
 負けるなB型
 気になる未来 道は長い
 時には意地悪な落とし穴
 凹むよ 何歳になっても
 オトナは楽じゃない
 今日も 女 DaybyDay

『引越せない気持ち』

2007年10月18日 | 松浦亜弥
これはカラオケで歌うにはかなり難しい部類に入るぞ…
もちろんどの曲も、まず素人には簡単に歌えないレベルのものばかり
なのだけども…この曲は特に難しいはず。。いくら歌い込んでも
歌いこなせるものではないだろう。。というのが第一印象。

もうひとつ。非常に印象的なフレーズ「夕まぐれ」
朝焼け、真昼、夜空に並び表現されるこの曲の歌詞世界の中で、
リズムを崩すことなく歌うことは出来るのに単に「夕暮れ」と言うの
ではなく、あえて『夕まぐれ』。
夕暮れよりも夜に近い、ものがおぼろげにしか見えない程の時分。
少し怖さを伴った「寂しい」気持ち。

「思い出」は美しいものとして残したいけれども、そんな寂しい気持ち
すら愛おしいと思える、そんな場所、時、時代、空間、生活。。。

亜弥さんの歌声だからこそ、さまざまに広がって行く色々な思念や
感情、感動。。本当に良い歌を聞かせてくれます。。

 朝焼けの青い部屋 真昼の高層ビル
 夕まぐれの路地裏 夜空の中の二人
 忘れはしないから お願いもう少し
 静かにしていてね 胸の思い出たち
 忘れはしないから ここで見ているから
 静かにお休みよ 胸の思い出たち

『灯台』

2007年10月17日 | 松浦亜弥
「blue bird(青い鳥)」が追いかける存在ならば、
「灯台」は来る者を迷わず自分へ導き続ける、いわば待ち続ける存在。
歌詞世界としては、そのタイトルとは少なからずマッチしていない部分
がある様なのだけれども、胸を締め付けられるような切ないメロディー
は、何か別の処に気を取られながら聴くような「BGM」とはなり得ない程、
その曲の世界に引き込まれる。
 
 思い出にしてしまえれば あふれ出しそうな 涙も止められる
 また会えるときにはあなたの 明日を照らせるように

『砂を噛むように…NAMIDA』

2007年10月17日 | 松浦亜弥
このイントロが聞こえてくると、不思議に安堵感を覚えます。
というよりも、永らく聴きなれた曲だからこそ、新アルバム中の
新しい曲ばかりの刺激からふと開放された気分…そんな感じ
なのかもしれません。「ファン」だからこそのこの感覚。
このアルバムこそが聴き初めの人の心にはどう響くのだろう。。

私は未だにこの「砂を噛むように」の表現に慣れられない。
タイトルは『NAMIDA』だけでの方が良かったろうに…と。

 戻らなくちゃ わたしは今を歩いているの
 あなたのこと胸に抱き 笑いながら

『風に任せて』

2007年10月16日 | 松浦亜弥
亜弥さんの歌声には心震わせるある種のエッセンスがあって
それに触れると、何故か意思とは関係なく涙が伝ってしまう。。
その涙で心が洗われ、抱えていた色んな悩みや苦しみ、心の汚れ
が全て払拭されてしまう。。だから人にも優しくなれる。。

今アルバムの中で私がそれを一番に感じたのがこの曲でした。

曲調もさることながら、詩も元気、勇気をもらえる言の葉の数々で
いっぱい。
歌詞世界的には「あなた」、もしくは「あなたの部屋」への勇気ある
大きな「一歩」を描いたものだけど、言葉の読み様では「人生」や
「人生の岐路」での大きな第一歩を踏み出す瞬間の勇気を歌って
いるようにも聞き取れます。

まずは行動を起こすこと。
あとは風の向くまま、運命の定める道のまま。。

アルバム一曲目の「今はレットイットビー」と呼応した一曲、
「メインテーマ」のひとつとして一本の筋が通っているようです。


 一歩 歩いたら 意外に進んだ
 すべてが後ろに 軽々と飛び去った

 一歩 歩いたら 意外に進んだ
 新しい世界 目の前に広がった

『blue bird』

2007年10月16日 | 松浦亜弥
幸せの青い鳥。。
遠距離恋愛だけど、築いた絆を信じて「帰ってくる」のを待っている。
本来「青い鳥」というのは「追いかけるもの」であるはず。
だけど「待っている」。。
軽快でPOPな曲調に乗せつつ、「追いかけたい」気持ちを抑えながら
信じて待ち続ける、これも亜弥さんの年代の女性としてありがちな姿
だけに感情がこもるでしょう。
秋というまさしく季語が入っていて、別れの予感さえただよい、一抹の
寂しさも感じる複雑な心境を歌い上げた曲。。
曲調は全く違うけれども、「The last night」を思い起こしました。
でも飛んで行った「彼」はどうも年下っぽい…

 あなたはblue bird
 帰る場所はわたしよ 忘れないで
 blue bird
 秋の空へと高く 消えて行った

『ダブル レインボウ』

2007年10月15日 | 松浦亜弥
アルバムタイトル由来となる代表的な一曲。
ピアノ伴奏の亜弥さんの歌声のみで味わってみたい曲です。
「アーティスト」なら誰もが普段から感じている日常の感情を歌った曲
と私は解釈しています。
まさしく一人のプロの歌い手、アーティストとして開花した亜弥さんも
日々思い悩み、常に成長し続けるために苦しみもがく姿。

絵描きにとって「完成の最後の一筆」とはどんなものなのか。

ものを創造する人にとって永遠の課題となるべきこの命題。

「その時のベスト」はあっても、その作品の「ベスト」とはどんなものに
なるのか…

セルビアを旅して、青い絵の具を一筆加え、
「これで完成」とつぶやくけれども
心ではまだ描ききれてはいない…

そんな自信もなく、誰もそばにいない時でも
寄り添うようにしていつも応援してくれる、声をかけてくれる
存在がある…

 私にはとてもわからないけど
 「それでいいんだ」と言ってくれる
 私には心に もうすぐ完成する
 大切な絵が ある

アーティスト・松浦亜弥にとってこれからも永遠のテーマとなり
続けるこの課題、感情。。
このアルバムで最も表現したかった、訴えたかったテーマが見える
この曲。。だからこそ今回のツアーのテーマでもあるのでしょう。
聴いてくれるファンとともに成長し続けるアーティストとしてのこれからの
松浦亜弥の活躍に期待。

『ソウルメイト』

2007年10月15日 | 松浦亜弥
今回このアルバム中で私的に最もインパクトのあった曲が実はこの
「ソウルメイト」。亜弥さんの一番好きそうな音域で作られていて、
やはり歌声にもそれ相当の伸びがあって非常に気持ち良い。。
詩の内容も亜弥さんの「今」を等身大のまま表現するような、最も共感を
覚えながらそれを歌声に乗せる事ができるように言葉を選んでいる
ように思われる…親友であるミキティ(藤本美貴さん)とのやりとりや
会話が見えてくるようなそんな感覚。B型だから…と誰もが思い当たる
節を想像しつつ、亜弥さんもそれを意識して歌声に乗せていて、実際
歌うには少しややこしいリズムながらもリラックスして歌っているのを
聴くから、気持ち良い・心地良いのだろう…
そこでこの曲の作者を調べてみたら、これがまた興味深い。

作詞 大友民男氏
作曲 安岡洋一郎氏
http://www.globe-eb.com/creator/index.php?p=creator&c=yasuoka

何と、新進の作家集団というか、かなりの語弊を承知で言うと
「早い旨いの作品請負会社」製と言えるのか…

つんくworkから全く離れた作品、ということで私も「いろんな期待」を
かけていたこのアルバム。「いろんな意味」で面白い(interesting)です。

『HAPPY TO GO!』

2007年10月14日 | 松浦亜弥
良い感じにアップな曲調。自分的に何となく「女の友情物語」(ね~え?C/W)
が思い起こされるメロディー。だけれども作曲者は全く違ってコモリタミノル氏
http://www.comorita.com/index.html
で、誰もが耳にしたことのあるだろうSMAPの「らいおんハート」や「SHAKE」を
手掛けた人なんですね。さすがにキャッチーなフレーズが随所にあって、
たまに少し「作り過ぎ」な部分もあるけども、ライブなんかでは出だし、頭だし
に使えるというか、亜弥さん自身も楽しそうにノリノリで手を振りながら歌って
いそう…目に浮かびます^^
是非ともライブ会場でステージと一体となって楽しみたい曲ですね。

ただ、面白いことにこの曲でも例の一節が使われています。
「ダブルレインボウ」…もうひとつのタイトルは「風に任せて」…

 Lucky Lucky Happy To Go
 風に任せて なるようになれ
 Lucky Lucky 前に Go Go
 回れ回れ 地球よ回れ 明日に向かって
 Good Day! Dood Day! Run Run!

 涙も汗も味方にして 虹のふもとへと

 遠回りしたっていいじゃない 未来は逃げないよ
 Good Day! Dood Day! Run Run!

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13日土曜、座間初日は盛り上がった様ですね!
「予習」希望の私としては情報が欲しくて、あちらこちらブログサイトさんを
有難く覗かせて頂いています。また「いろいろ」と教えて下さい。