メールをくれたのはGさんだった。
Gさんは僕より年上だった。昔はラグビーをやっていたのだという。
場所もあるとのことで駅から近いという。
僕の家からはほどよく離れていて、街中で出会う危険性もない。
「抱かれたい」気持ちの僕にとってうってつけの相手だった。
どきどきしながらOKのメールを出す。
1時間後に待ち合わせた。
ネットで仕入れた知識でなにが起きてもいいように準備する。
「いけないことをこれからする」自分に酔っていたのかもしれない。
自分のことがわかるものは持たないよう、もしくはバッグの奥深くに忍ばせて僕は家を出た。
待ち合わせ場所に着き、しばらくすると携帯が鳴る。
見渡すと・・・。いた。Gさんだった。目が合う。
いい男だ。危険な感じはしない。
大丈夫そうだ。でも油断しないように。
頭をフル回転させながら僕はGさんに近づいていく。
まるで吸い寄せられるように。(つづく)
Gさんは僕より年上だった。昔はラグビーをやっていたのだという。
場所もあるとのことで駅から近いという。
僕の家からはほどよく離れていて、街中で出会う危険性もない。
「抱かれたい」気持ちの僕にとってうってつけの相手だった。
どきどきしながらOKのメールを出す。
1時間後に待ち合わせた。
ネットで仕入れた知識でなにが起きてもいいように準備する。
「いけないことをこれからする」自分に酔っていたのかもしれない。
自分のことがわかるものは持たないよう、もしくはバッグの奥深くに忍ばせて僕は家を出た。
待ち合わせ場所に着き、しばらくすると携帯が鳴る。
見渡すと・・・。いた。Gさんだった。目が合う。
いい男だ。危険な感じはしない。
大丈夫そうだ。でも油断しないように。
頭をフル回転させながら僕はGさんに近づいていく。
まるで吸い寄せられるように。(つづく)