( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

読まれてる?

2006-08-30 | Weblog
このブログを書いていることは誰にも言ってないはずなんだけれど、
Kさんにもはっきり言っていないはずなんだけれど、
どうもばれている気がする。

ましてやLさんには性癖も含めて隠してるはずなんだけれど、
どうもばれている気がする。

というのは・・・。

Kさんの場合。
話していないはずの過去の失敗を言い当てた。
プールに行ったときに、話したことないのに
「ここに昔来たことあるんでしょ、どう久しぶりの気分は?」
なんて言われたり。
いきおいで変なのを載せたあとも
「まさる・・・。」
と言ってただじっと見つめたり。
ブログの内容に沿って行動してるって考えたほうが理にかなってる気がするのだ。

Lさんの場合。
僕がKさんのことで思いつめているときに、
「大丈夫?なんか悩みでもあるんじゃないの?」
なんて言ってくれたり、
「実は好きな人でもいるんじゃないの?」
なんて言ってくる。
既婚者だからまずありえない話なのに、そんなふうに言ってくる。
さらに、Lさんの場合、決定的な証拠があるのだ。
それはまた今度。

自ら禁を破る

2006-08-28 | Weblog
家族に悪いから今まで帰って来た日にはKさんと連絡を取っていなかったけれど昨日は夜遅くに(つまらない土産を持って)家に行ってしまった。
明日から(つまりこれから)仕事復帰なのに。
家族が早く帰ってゆっくり休むように気遣いしてくれたのに。

Kさんはもちろん喜んでくれたけど、今になってちょっぴり自己嫌悪。
なんで自己嫌悪に陥るんだろう。

それはきっと「いい人間」でいたいからなんだろうか。
「誠実」でいたいと思うからだろうか。
考えてみればゲイなのに結婚して子供をもうけたり、ゲイとのセックスにあこがれたり、もう十分不誠実じゃないか。
いまさら自己嫌悪もないか。
いまさら裏切りもないか。
なにしろ、覚悟は決まってることは自分が一番わかってること。
自己嫌悪になっても僕はKさんが欲しい。
今、僕を止めているのは家族への後ろめたさではなく、Kさんに「すぐに堕ちる軽いやつ」と思われないため。自分から仕掛けずに「Kさんから手をだす」状況を待っているだけ。

きっとうまくやれるはず。
覚悟は決めた。今、これを書きながら決めた。
今の状況であればなんとかやっていけるはず。
きっと、きっとうまくやっていく。

遅い夏休み

2006-08-23 | Weblog
明日から遅い夏休み。
家族に久しぶりに会える。
それはそれでうれしいこと。

だけど。
Kさんと連絡がとれなくなるのがつらい。
昨日の夜。
「やっぱり、いいよね、家族がいるって・・・。」
Kさんが言う。
「でもさ、しがらみって感じることもけっこうあるんだよ。」
と僕。
「けど、いいこともいっぱいあるだろ?」
「そうだけど・・・。」
「俺は結婚できない男だからなぁ。」
「ドラマみたいに?」
「あれはちょっと極端。」
「そう?でもおもしろいよね?」
「設定がゲイだったらもっとおもしろかったけどね。」
「あ、そう。」

帰りがけ、年甲斐もなくせつない気持ちになってしまい、
Kさんに
「帰ってきたら、すぐ来るから。」
と言ったら
「これが最後ってわけじゃないもんな・・・。」
とKさん、自分に言い聞かせるように・・・。
「まさる、帰ってこいよ。待ってるから。」

Kさんも同じ気持ちなのか?
抱きしめたい気持ちでいっぱいになる。
やっぱり僕はKさんが好きになってしまったんだ。
そしてきっとKさんも・・・。
肉体関係がないのに好きになったのは初めてかもしれない。
でも今、すぐにKさんが欲しい。ひとおもいに抱かれたい。
覚悟はあるか?
・・・。

Kさんは僕のこころを見透かすように、
「大丈夫だよ、俺は。気をつけて行っといで。」
そういって笑顔で見送ってくれた。

今後、どうしたいか。
家族のそばで考えないとフェアじゃないだろう。
そこできちんと決めたい。
Kさんの気持ち(多分、だけれど)に応えられるのか、それとも友達として行くのか。

遅い夏休み。
大きな宿題があるみたいだ。

いけない願望

2006-08-20 | Weblog
今、幸せですかと問われると素直にはいそうです、とは言わないだろうけど、多分、今の僕は幸せなんだろうと思う。

Kさんという友達ができたし、会社でもLさんという楽しみ(?)がある。
精神的には満たされていると思う。
仕事もまずまずで特に問題はないし、家庭も落ち着いている。

それなのに・・・
カラダがうずいてしまう。
どうしても快楽が欲しくなってしまう。
前にも夏になるとセックスがしたくなってハッテンしたこともあるけれど大抵後悔に終わっていた。
だから慎重に、と思っているけれど、やっぱりうだるような暑さになってくるこの時期、欲しくなってしまうのだ。
もちろん、オナニー(しかも激しいやつ)で乗り切るんだけれど、回数や激しさも増すので、なんかカラダに悪そうな気もする。まあ、だからってやめられるわけでもないんだけれど。

困ったことにKさんもLさんも夏休みを謳歌してきれいに日に焼けている。
僕の妄想は増すばかり。
ああ、二人に3Pで廻されたい・・・なんて。
いいや、いけない。そんなこと。

困ったことにKさんの家に遊びに行けば薄着のKさんが出てきて
「まさる、そろそろセックスする?」
なんて冗談で聞いてくるからつい、その気になりそうになる。
寝てしまえば今の関係が維持できるか?
後悔しないか?
それを考えると躊躇してしまう。
でも、欲しい。オトコのカラダが欲しい。
はぁ・・・・。

疑念

2006-08-17 | Weblog
会社に行くのは単純にお金を稼ぐだけと思っていたけれど、最近はちょっとした楽しみがある。
それはLさんのことだ。スーパー銭湯の1件以来、ちょっとあやしい。
てか、そういう目で見たいだけなんだけれど。

でも自己弁護するわけじゃないけど、思えば思うほどあやしいところがある。
例えば、
最近、よく触ってくるとか、妙に日焼けしているとか、スーパー銭湯に詳しいとか、それに・・・。
まあ、日焼けは夏休みに家族と出かけたせいかもしれないし、スーパー銭湯だって単なる温泉好きかもしれないけれど。
触ってくるのは・・・・あ、でもこれも普通の範疇なのかな?単なる悪ふざけ?

あ、あまり女の話しないな。どんなのが好みとか、いわゆる猥談に入ってこないな。これはあやしいのかな。どうだろう。

Kさんに告っといてなんだけれどLさんがゲイだったらなぁって本当に考えてしまう。そうだったら、お互い話し合えたら・・・。

なんとなく触られるのが他の同僚より多い気がするのは気のせいだろうか。
たまにジーっと僕と目が合うのも気のせいかな。
僕がそれに気づくとにっこりしてくれるのも気のせい?
女っ気ないのは妻子持ちでお堅いから?

ちょっとした疑念を感じつつ希望的妄想をもって仕事にいそしむのも悪くない。
はっきりさせないほうがいいのかもね。

新たな一歩

2006-08-15 | Weblog
Kさんに会ってきた。
無様な告白劇を演じて以来。

Kさん、日に焼けてた。かっこよさが増してた。よけい惚れた。この人が僕は好きなんだな、やっぱり。
今までと変わらない態度でいてくれた。うれしかった。
ちょっとバツが悪かったけど、うれしさがそれにもましてあったから、すぐに前のように気楽になれた。

あれは夢?って思うくらい、こないだのことがなかったような、会わなかった時期がなかったような。なんて自然。

今まで僕にはできなかったことができた。
気まずさを乗り越えることができた。
うれしい。

僕がKさんとどうなりたいのか。
僕が今後、どう生きていきたいのか。
それが大事なんだ。
それに気づいた。そしてうまくやれた。
小さなことだけれど、それがうれしい。

さて、それにしても海外行ったなんてうらやましすぎるぞ。
あれ買ったこれ買っただの、いかに贅沢してきただの、ほとんど金持ちの自慢話じゃないかー!
あきれて突っ込んだら、突然抱きしめられた。
「でもまさるがいなくてさみしかったよ」

どきどきした。
でもうれしかった。

・・・・ん?
それにしても一人で行ったの?
海外に?
うらやましいことだ。

あれから

2006-08-13 | Weblog
Kさんに告白してから1週間が過ぎた。
バツが悪くて自分からは連絡がとれない。
どうしよう、どんな顔して会えばいいのか。
なんてことしちゃったんだろう、やめればよかったとか。
いろんな思いが交錯して仕事も身に入らない。
Lさんも夏休みだからってせいもあるけど、
上司に進みが遅いんじゃないかってたしなめられたりして。

今日、メールがきた。
「おーい、生きてるか?夏休みで旅行に行ってきたよ。お土産あるから遊びにおいで。写真も見せてあげるから。」
・・・・
・・・・
あ、そういえば夏休みだったんだな、Kさん。
そういえば言ってた。夏休みとるからプール行った後しばらく会えないなぁって。
自分のことだけで忘れてしまっていた。
Kさんは今までどおりのメールを送ってくれた。
僕はどうする?
気まずさに押しつぶされてフェイドアウトするか?
それじゃ今までと変わらない。
これを乗り越えたい。
Kさんとまた会いたい。終わりにしたくない。
どうしたいのか。
よく考えたい。
この関係を大切にしたい。
だったらもう、どうすべきか答えは出ているはずだ。

「明日、会おうか」
メールを打つ。
明日のために。
自分のために。


選択の時(つづき)

2006-08-11 | Weblog
つづき

そうだ。確かにそうだ。結局罪悪感につぶされて、今までだってそうだった。せっかくいいとこまでいった人がいても自分が駄目だった。

「で、まさる、どうするよ。多分、気持ちはいっしょだよね?でも踏み出すのはまさる自身だぞ。わかるよね?だから俺は待つよ。まさるの気持ちがはっきりするまで。」
「・・・サンキュ・・、悪いな。」

そういうのがやっとだった。泣きたい気持ちだった。
Kさんの気持ちがうれしくて。
自分が情けなくて。

で、Kさんと付き合いたい気持ちは変わらないけど、もう少し考えることにした。

それにしてもみんなどうやってクリアしてんだろう。
考えてみれば今までもそうだったんだな。
相手のひとたちは僕に
「また会いたいな」
って言ってくれたのに。
自分から切ってしまっていた。なんだかんだ相手のせいにして。罪悪感につぶされて。で、また欲しくなって、悪循環だった。
もうそんなのイヤだ。今度こそ、きちんとしたい。
今の生活はこわせない。そんな勇気もない。
事実上、付き合ってるも同じじゃないか。
自分の気持ちしだいだ。確かにいうとおりだ。
覚悟を決めなくちゃ。

選択の時(つづきあり)

2006-08-10 | Weblog
「まさるは俺とどうしたいの?」
Kさんに聞かれて口ごもる僕。
・・・気まずい。自分からふった話なのに、逆につめれらてしまってる。

「俺はまさるのこと好きだよ。でもまさるはどうなの?好きにもいろいろあるじゃん。友達として?それともそれ以上?恋人?セクフレ?体が欲しいの?心が欲しいの?それとも両方?選ぶのはまさるだよ。俺じゃない。なんでかは自分が一番わかってるよね?」
一気に言われて、言葉もない。そのとおりだ。Kさんにとっては僕の態度がはっきりしないとなんともしようがないのだ。ひとりもののKさんと、家庭のある僕。

理性的に判断すれば、「友達」を選ぶべきであろう。でも、今の僕は理性的になれない。
「・・・」
「まさる、よく考えたほうがいいよ。今までだって結局踏み出そうとして罪悪感にさいなまれて続かなかったんでしょ?セクフレ作ろうとしただけでそれなんだから、普通に付き合うなんていったらどうしようもなくなってつぶれちゃうんじゃないの?」
「・・・」
「俺さ、まさるのこと、好きだよ。なんでこいつ結婚してんだよって腹立つくらいだよ。でも仕方ないだろ?そういうまさると知り合っちゃったんだから。」
「・・・」
「俺が一番イヤなのは、一時の感情に流されてまさるの気持ちに応えても結局まさるが苦しくなって離れていってしまうのがイヤなんだ。せっかく知り合ったのにそんなのもったいないだろ。」

告白

2006-08-08 | Weblog
プールの帰り道、Kさんの家によった。
Kさんの車にのって家まで行って
ご飯を食べて酒を飲んで
ここまではいつものとおり。

でも。
僕は確かめたかった。
もうガマンできなかった。
日に焼けた肌が
酔って判断力に欠けたココロが
Kさんを求めていた。

「Kさ・・・。」
「ん?」
「俺達知り合って大分経つけど、俺達ってどんな関係なの?」
「?」
「俺のこと、どう思ってるの?」
「?」

何年か振りに着たタンクトップ。
そして短パン。
じっと僕を見るKさんに負けないように僕もKさんをまっすぐ見詰める。
さあ、どうだ。これは欲しがってる態度だぞ。手を出せ。

「・・・好きだよ」
「え・・・」
「好きだからこうやって一緒にいるんじゃないの?違う?」
「そうじゃないよ・・・・」
「どういうこと?」
「だから、その・・・」

形成逆転。軽い後悔。
詰めてるつもりが、こっちから言わないと引っ込みがつかない状況。
どうしよう。

「俺とどうしたいかってことだよ!」
「どういう意味?」
「!・・・だから・・・」
「まさるは俺とどうなりたいの?」