( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

マッサージの罠・5

2007-04-29 | Weblog
と、ドアが開いてMさんが戻ってくる。
・・・見られたか?
「・・・収まりつかなくなったんじゃない?」
Mさんが何か投げてよこす。
・・・!
それはディルドだった。
何故・・。

「何したら浮気?キス?フェラ?それともアナルセックス?まさるにとって浮気の基準って何?」
Mさんが言う。
「自分でするだけならいいんじゃないの?」
自分で・・・
ジブンデ・・・
ジブンデスルダケ・・・
ソレヲミラレルダケ・・・
「自分でするだけならいいんじゃないの?」
もう一度Mさんは言った。
「俺もまさるの見てたらしたくなっちゃたよ。」
Mさんは服を脱ぎ始める。
パンツにシミができている。

僕は黙って自分のペニスを握った。
目を閉じる。
ディルドをケツにあてがう。
ああ・・・これだ・・・。
僕が欲しかったモノ・・・。
もうガマンすることはない。
僕はMさんが見ていることなんてどうでもよくなった。
喘ぎ声をあげながら自慰に耽る。

ふとMさんの方を見ると
僕をジッと見つめながらペニスを扱いている。
僕は股を広げてMさんに見せ付ける。
ニヤッとするMさん・・。
ああ、すげぇ・・感じるよ・・・。
Mさんに犯されることを想像しながら僕は果てた。

終わったあとMさんに言われた。
「まさるって最高にエロイね。今日のことはKには内緒だね。」
ニヤリとするMさん・・・。
・・・そうだね・・。誰にも言えないな・・。

マッサージの罠・4

2007-04-28 | Weblog
そう、犯されたい・・。
僕は・・このままMさんに・・・。
でも・・。
恥ずかしくて目があけられない。
「感じまくってるもんね、まさるったら。どうする?引っ込みつかなくなってるんじゃない?」
Mさんがニヤニヤしてることは顔を見なくてもわかっていた。
きっとこうなることをわかってたんだ。
「・・・ったね・・」
「なに?」
「いや・・・」
僕は言葉にならない。
「どうする?でも、しちゃったら浮気になるよねぇ?俺が前に誘ったらそういってまさる断ったもんね?」
そういいながらもMさんは僕の敏感な乳首とか内腿をまさぐる。
ああ、そんなにされたら・・・
ケツがうずいてくるのが自分でもわかる。
欲しい・・・。

「ちょっとトイレいってくるね。」
突然、Mさんが部屋から出て行ってしまった。
やっと一息つく僕。
それにしても危なかった。
・・・。
痛いほど勃起していた。
ガマン汁も垂れてる。
ケツに指をやると・・・
濡れていた・・・。
Mさんはなかなか戻ってこない。
左手でガマン汁を亀頭に塗り広げる。
右手の指をケツマンに挿入する。
もうガマンできない・・・。

マッサージの罠・3

2007-04-22 | Weblog
僕はカラダの芯が熱くなるのを感じた。
そう、感じてくると熱くなるのだ。そして、堪らなく欲しくなる。オトコが。
当然、うつぶせになったカラダの下では激しく勃起していた。

「はい、終わり。今度は上向いて。」
Mさんが言う。
ああ、ダメだよ。そんな。
感じてしまって先走りが出ているはず・・。感覚でわかる。
僕が躊躇していると、
「ひょっとして勃っちゃった?気にすんなよ、オトコどおしなんだから。」
仕方なく、仰向けになる。
「おお、まさるってば結構でかいんだね。」
ニヤニヤするMさん。
「じゃあ、上半身からいくよ・・・」
・・・!やばい!
円を描くようにMさんの手が僕の上半身を滑る。
「んはぁ・・」
どうガマンしても声が出てしまう。
「今度は足いくよー。」
内腿に触れられて思わず腰が動いてしまう。
まずいよ・・・これは・・。
動揺しつつも僕はこのまま犯されたいなんて思い始めていた。
酔いが回ってきたせいか、部屋が暑いせいか、それともマッサージのせいか・・・。
「まさる・・・ヤリたくなってきてんの?」

マッサージの罠・2

2007-04-20 | Weblog
仕方無しに全部脱いでベッドにうつぶせになる。
「ちょっとオイル冷たいかもしれないけどガマンしてね。」
肩から背中へとMさんの手が僕を揉み解していく。
「すごい凝ってない?普段どんなことしてんの?」
僕はキモチいいのとちょっと酔いがまわってきたせいか
「ん・・ああ、ストレスたまるからかなぁ・・」
なんて、ここまでは、まあよかった。
オイルの匂い(エッセンシャルオイルって言ってた)が心地よくて
さらにMさんが香を焚いていたのですっかり油断しきっていた。
「今度は足から行くよ?」
足の裏を念入りにマッサージされる。これはイタキモチいい。
そしてだんだん上に上がってくる。
腿の裏が感じる僕は、ちょっと緊張してしまう。
まあ、マッサージだから大丈夫だろうと思っていたし、事実最初は平気だった。揉み解されていい気持ちだった。
なんだか眠たいなぁ、なんて気持ちになってきた頃、Mさんの触り方が変わってきた。
触れるか触れないかの感じで触れてきたのだ。
思わず声が出そうになる。
こんなところで・・・。
必死にガマンする。
僕の背中から肩、二の腕、ふとももからおしり・・・。
あ、両脚の間には手を入れないで・・・感じてしまう・・。

マッサージの罠・1

2007-04-15 | Weblog
きっかけは
「最近肩こりがひどいんだよね、もともと腰痛持ちだし。年かな?」
って僕が言ったからだと思う。
「俺、マッサージうまいよ。今度やってあげるよ。」
で、のこのこついていってしまったのだ。

初めて(当たり前だけれど)Mさんちに行った。
結構広い・・・。
「こちらへどうぞ。」
通された部屋にはビニールが敷かれたベッドが。
「まあ、これでも飲んで。」
へ?酒?カクテル?
「リラックスするようにね。」
Mさんもなんか飲んでる。それにしても暖房がガンガンに効いてきて暑くなってくる。
暑くない?と聞く僕に
「これからマッサージするから寒くないようにしないと。」
Mさんはそういって僕にベッドに寝るように言った。
「オイルマッサージするから全部脱いで。」
ええっ?
このとき、やめておけばよかった。それなのに、
「なんか怖いの?」
って聞かれて、そんなわけないって思ってしまった。
全部脱ぐって時点であやしいって思わなきゃいけなかったんだよな・・・。

Ooops!

2007-04-13 | Weblog
やってしまった。
まずい。本当に。
前回、あんな殊勝なことを書いたくせに。
ああ、激しく後悔・・・。
まずいよ。

実は・・・
Mさんに・・・。

ちょっと頭の整理がつかない。
詳細はまた後日。

小さな幸せ

2007-04-07 | Weblog
人事異動の季節が来て、僕はヒヤヒヤしていた。
Lさんと別の部署になったらどうしようって。
僕もLさんも異動のうわさはあったから、覚悟はしていた。

でも、
ふたりともなかった!
うれしい!
また一緒に仕事できる。
てか近くにいられる。

こんな小さな幸せ。
子供みたいだけれど、素直にうれしい。
こういう喜びの感情が自分の中にあったなんて、意外。

別にLさんに恋をしてるでも、狙ってるわけでもなく、
(そりゃあ、仲間で自分に興味もってくれりゃあ最高だろうけど)
なんなんだろうね。
春のせいだろうか。

まあ、いい。
なんにしろ、気心がしれた奴と仕事ができるんだから、
こんなにいいことはない。

「冷や汗お疲れ会(Lさんがそう言って飲みに誘ってくれた)」で
杯を交わしながらふと考えた。
何もない関係が一番いいなぁって。
小さいけど幸せだなぁって。