Kさんの言うとおりだった。
僕はオトコのカラダが何より好きで、とてもそれなしではやっていけそうにない。認めるしかなかった。そのとおりだった。
でもそうしたのはKさん、あんただ。
僕のカラダをKさんなしではいられないようにしたのは、あんたじゃないか。
「・・あんたのせいだろ」
そう言うのがやっとだった。
「素質があったんだよ。おまえには。」
Kさんは平然と答える。
「オトコとセックスすべきだよ。おまえは。女とはできやしないさ、もう。」
ショックだった。
そこまで言うなんて。
反論したかった。
でも、言葉が見つからない。
車はいつしか海岸まで来ていた。
人気のない夜の海。
僕は車を降りる。
突然、後ろから抱きしめられる。
Kの匂い・・・。
跳ね返そうとしたけど、力が出ない。
「まさる・・・。俺のものになれよ!」
返事ができなかった。
Kが僕の口をキスで塞いだから。
僕は身を任せる。
わかっていたから。
Kと離れられない。
Kが何より欲しい。
街燈に吸い寄せられる蛾のようだ、僕は。
近くのモーテルから帰ったのは明け方。
着替えだけして出社した。
僕はオトコのカラダが何より好きで、とてもそれなしではやっていけそうにない。認めるしかなかった。そのとおりだった。
でもそうしたのはKさん、あんただ。
僕のカラダをKさんなしではいられないようにしたのは、あんたじゃないか。
「・・あんたのせいだろ」
そう言うのがやっとだった。
「素質があったんだよ。おまえには。」
Kさんは平然と答える。
「オトコとセックスすべきだよ。おまえは。女とはできやしないさ、もう。」
ショックだった。
そこまで言うなんて。
反論したかった。
でも、言葉が見つからない。
車はいつしか海岸まで来ていた。
人気のない夜の海。
僕は車を降りる。
突然、後ろから抱きしめられる。
Kの匂い・・・。
跳ね返そうとしたけど、力が出ない。
「まさる・・・。俺のものになれよ!」
返事ができなかった。
Kが僕の口をキスで塞いだから。
僕は身を任せる。
わかっていたから。
Kと離れられない。
Kが何より欲しい。
街燈に吸い寄せられる蛾のようだ、僕は。
近くのモーテルから帰ったのは明け方。
着替えだけして出社した。