カレーのブルース

カレーライスは、日本人ならば誰もが好きだと思っていたのだが、
どうやらそれは勝手な幻想にすぎなかったらしく、ここ１０年、
レトルトカレーではないまともなカレー（？）を自宅で食べた記憶は５回くらいしかない。
それはきっと、日本人の平均を大きく下回っているに違いない。

そう。

「そんな日本人いたのか」と最初は驚いたけれど、
ウチのランドママはカレーが超嫌いなのだ。
だから、晩飯がカレーになるということはまず無い。
毎日カレーでもいいと思っているオレにとっては、
その頻度はあまりにも低すぎるだろう。

でも、オレの身の回りの人はその「問題」を知っているので、
たとえば、ランドママの実家へ行くと、２回に１回はカレーにしてくれる。
それに外食もカレーを注文することが多いので、
カレー回数は結構な数になっているはず。
しかし、やはりカレーは自宅で食べたい。
何回もおかわりをしながらおなかいっぱいにしたい！！

というワケで、今日は暇だったし、
自分でカレーを作ってみた。



まずは材料を切る。
オレはゴツゴツと具が入っているものよりも、
小さな具がとろけそうになりながらあるものの方が好みなので、
たまねぎもじゃがいももニンジンも、すべて小さ目にカット。



それを鍋にぶち込んで、炒める。
う～ん。既にいい香り～。



適当に炒めたら適当に水を入れて沸騰させる。
アクを取る作業がなかなか面倒くさいけれど、
これをサボると出来栄えに大きく影響してくるので、
しっかりやらなければ。
この時にチョットだけ牛乳も入れてみた。
賞味期限が切れていたが、ちょっとくらい平気だろう。



しばらく煮込んだ後、ついにカレーのルーを投入！！
うおお～！！うまそ～！！
一気に家中がカレーの匂いになってしまった。



さらに煮込めば、オレ式ビーフカレーの完成！！！



何だコリャ？！激ウマだぁ！！
今日はカレー日和なり。

システム

「こんなにいい人が何でこんな目に遭わなければいけないのか？」
「神はいないのか？」

テレビの中の話でも、オレの身の回りでも、
最近そう思うことが多すぎる。
持っている「運」の大きさは誰もが同じだとかよく言うけれど、
それは本当の事なのだろうか？
本当に平等なのだろうか？
そして、その「不幸」を乗り越えたら、
それを打ち消すくらいの「幸福」が待っているのだろうか？

とてもそうは思えない。
だからこそ、やり場の無い憤りを覚える。

「運命」と呼ぶには残酷すぎる不公平な事ばかりだ。
良い人は災いの前に倒れ、悪い人はのうのうと世にはばかる。
一体この世の中はどんなシステムで動いているのだろう。