告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

見放された患者が芝居見物に・・・丸山ワクチンの奇跡

2009年12月09日 | Weblog
上顎ガン  東京都豊島区・内科医 馬越敏子さんよりの報告

丸山ワクチンは、いままで末期のガン患者に使われるケースがほとんどでした。それでもずいぶん助かる方がいらしたのですから、最初からきちんとこのワクチンを治療に用いれは、もっと効果が上がると思われます。私の患者さんの中にも、ある公立病院で2回も手術を受け、見放された50才代の上顎ガンの方がいらっしゃいます。この病気で1.2年以上生き延びた人は居ないといわれるのに、この方は丸山ワクチンを打ちだしてから、だんだん元気になられ、今年でもう4年目を迎えました。顔のしびれに耐え切れず、この患者さんがある公立病院へ行かれたのは、昭和47年の11月でした。

患部の組織検査をした結果、上顎ガンと判明。一月もたたないうちに、ガンのために右の眼が押し出され、眼球摘出の手術を受けました。この病院でもその間に丸山ワクチンを何度か試みられ、手術後はコバルト療法に切り替えられました。そしてあくる年の7月にふたたび症状が悪化し、こんどは右の上顎切除の手術をしたのです。このときはもう。全部のガン組織切除が出来なかったらしく、「覚悟してください」と、家族の方に言われたそうです。そして9月に退院を勧められ、家に戻ってこられました。コバルト治療が終わったので、これ以上は病院にいてもしかたがないという意味です。その後は一週間に1回、右上顎を削除した顔の半分に当てられたガーゼの取替えに、その病院に通っていらっしゃいました。

ご家族の強い要望と、同じ医者である私の主人のすすめも会って、49年の2月に。私は丸山ワクチンを打つため、この患者さんを往診しました。家に入るなり、異様な臭気が鼻をつきました。末期ガン特有の悪臭です。ガンの末期にはよくこんな臭いがします。やせ細って土色をした病人が、その臭い部屋の中に寝ておられました。上顎骨がないので、流動食をストローですすんで飲んでおられる状態です。お気の毒に、1ヶ月が2ヶ月の命かしらと思いながら、ワクチンを打ったのをおぼえています。それでも私は、一日おきにかかさず往診を続けました。すると、一ヶ月後におどろくような変化が起きたのです。あの鼻をつく悪臭が病人の身体から急に消えてしまいました。助かるかもしれないと私は思いました。少しずつ経過もよくなっていきました。

正直に申し上げれば、それでも私は、心のどっかに不安を抱いていました。上顎ガンは1.2年しか生きれないというのが医学界の常識だったからです。たまにこの患者さんも、手術の痕跡から出血したり、血管が切れて鼻血が出たり、顔色が土色になることがありました。そんなときは私も、夏まではムリかもしれないと思ったものです。急に容態が悪化したらすぐ救急車を呼んでくださいと、家族の方に頼んでもおきました。

恐れていた夏が過ぎる頃には、私は自分の不安が、採り越し苦労だったと思えるようになりました。やはり丸山ワクチンはガンに効くのです。目には見えなくとも、この患者さんは月日を重ねるうたに、すこしずつ、元気になっていかれました。丸山ワクチンを2年あまり続けておりますが、今ではもうたいへん元気になられ、お芝居見物に行かれるほどです。先日も、あまり太られたのでかえって心配になり、手術をした公立病院で精密検査を受けてもらいましたところ、どこにも異常がないうえ。ガン細胞も見当たらなかったそうです。この患者さんは治られたのです。



丸山千里著「丸山ワクチン・がんを追いつめる」の中に記載された体験談より。これが本当のことかどうか確認する必要は感じない。信じるか信じないかだけだ。奇跡が起きたとは信じてもそれが私のケースに起きるとは限らない。久しぶりにブラインドタッチの練習をしてみた。いつかは芝居見物に出かけてみたい。




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