告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

人生を振り返る

2009年11月15日 | Weblog
昔の小さい頃のことを思い出す作業は楽しい。それは多分、楽しいことだけが記憶に残っていて、苦しいこと、悲しいことは忘れてしまっているからだろう。生まれたときは誰もが貧乏な時代で、近所に子供だけがやたら多かった。家の前の道に通る車は少なく、舗装もされていなかった。そこに穴を掘って、釘で線を書き、ビー玉遊びを真剣になって遊んだ記憶がある。地球ふみ、サザエさん、ゴム飛び、メンコという遊びもあった。 振り返れば、十分に人生を楽しんできたものだと感じる。


精神科の治療法に「内観療法」というのがあるそうだ。自分の過去を振り返ってみて、今までどれだけの人から恩恵を受けてきたか、そして、逆に人に尽くしたことがあるかを思い起し、それを差し引きして、プラスかマイナスかを計算する。ほとんどの人が、してもらったことのほうが多いと感じるようだ。そこから自分を見つめなおす作業に入るという治療法だ。


たまたま、宣告されたガンが上咽頭ガンで、標準治療を受けたとしても5年生存率が60%だと告げられたとき、丸山ワクチンのことが頭にすぐ浮んだのは以前から丸山ワクチンに興味があったからだ。もう手段がないと告げられたガン患者が丸山ワクチンにすがるのは、それは効果があると信じているからだと思う。では、なぜ最初の段階で使うことが出来なかったのか。初期の段階(転移のない段階からという意味だが)で使用した場合の一症例になることは、人にしてもらった分を返す作業になると考えた。医師のススメを無視し、告知を受けたその日から、丸山ワクチンを打ち始めた日からブログを始めた。


ところが耳が詰まった段階で次なる手段を考えてしまった。弱虫という性格は生まれたときから変っていない。


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