告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

体験談にまさる事実の証明はない-⑦

2008年12月22日 | Weblog
丸山千里著 「丸山ワクチン-ガンを追いつめる」より

58歳の2月まで、私はまったく健康そのもので、病気らしい病気をしたことがなかった。それが急に、排尿時にいたみを感じだし、血尿まで出てくるようになり近くにある豊橋市の市民病院の泌尿器科をたずねてみた。昭和48年の2月のことである。膀胱に乳頭腫ができているという診断結果だった。
「ガンの疑いもあるので入院して治療しながら検査してみましょう」と医師がいう。
3ヶ月間入院することになった。しばらくして、先生から、「コバルト照射をやってみよう」といわれる。コバルト照射をやるからには、私はガンではないか? と・・・

内心ではガンだったのだと確信しながらも、口ではガンだと騒ぎたてないように努めた。そんな私か丸山クチンを使用するようになったのは、ほかならぬ主治医の田代先生のおすすめによる。
「ガンではないが、ガン細胞ができるのを防ぐ予防的な意味で、ひとつ、丸山ワクチンを使ってみませんか」なんでも田代先生は、44年ごろから丸山ワクチンを使用しているという。

退院のあと、周りの人は誰も私を病人として認めてくれない。もし、あのとき適正な治療が受け付けられなかったならば、現在の私はないのだと思うと、不思議な気持ちになってくる。私の病気を治してくれたのは、コバルト照射か、丸山ワクチンであったのかは私には分らない。


丸山ワクチンは、標準的な治療とみなされていない。医師が患者にこの治療法を勧めるにも勇気がいる。副作用がまったく無い薬。治療を受けるなら患者側から積極的にお願いするしかない。

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