告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

告知から7ヶ月後の診察日

2009年01月29日 | Weblog
昨日、近くにある総合病院の耳鼻科に診察に行ってきた。5年死亡率が40%という標準治療の提示を断った。死ぬつもりですか、という医師からの問いかけが耳に残っている。実際、心の中を見透かされた気がした。丸山ワクチン単独で治療してもらいたいとの希望は、医師としての倫理に違反しているという?理由で、あっさり治験に応じてもらえなかったところです。今回の診察結果は・・・

「大きくはなっていないね」
「悪性腫瘍だけど、増殖のスピードが極めて遅いようだ」
感情は読み取れない。

近藤誠医師は著書「新・抗がん剤の副作用のわかる本」のなかで・・・抗がん剤を避ける道、それは医師に心の交流を求めることです。心のふれあいとまでいかなくても、会話を求めましょう。できるだけ会話をして、人格の持ち主がここにいるのだということを、医師にアピールしなければなりません・・・とあります。今まで100例ほどの咽頭部のガン患者さんがこの病院に訪れたという、標準治療を断ったのは、医師にとって私が初めてのようだ。


「小さくはなっていない。でも」
「真ん中がへこんでいて容積は減っているように見える」
帰り際に言われた言葉。明日に希望をつなぐ言葉。でも励ましの言葉はない。


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