УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『君たちはまだ長いトンネルの中』

2023-07-10 08:14:26 | 映画
暑いよねー、九州はヤバい雨だそうなので皆様お気をつけて。
静岡は猛暑!な感じですが、確かまだ梅雨明け宣言はされてないような?

で、昨日までYoutubeで無料公開されてたこの映画を見ました。

『君たちはまだ長いトンネルの中』

いやー、良かったです。
主人公は女子高生で、財務省に勤務していた父を亡くし、親戚のお蕎麦屋さん?夫婦に世話になっている。
ある日の学校の経済の授業中に早弁し、見つかって怒られた、とおもいきや、先生の教える授業内容にことごとくツッコミを入れてきて、かつそれが正論なんである。
彼女の指摘が気になる同級生も現れてきて、またお蕎麦屋さんが入ってる地元商店街が寂れつつあるのでそれをなんとかせねば!という思いもあり、動き出す高校生達だが、その前に立ちはだかるのは…
って感じで、主人公が語るのが正論なんだが、リアル日本で正論とされてるのが彼女を潰そうとする側、なんだよね。
なんかおかしくない?今の日本って??
と、素直に感じさせてくれる映画です。
私は長谷川うい子さんの経済塾で話を聞いた事あるけど、まさにそれ!です。
消費税はデフレで景気が悪い時に上げてはいけない、消費税は社会福祉のためではなく法人税減税するための物である、税は財源でもあるが景気の調整をするための物でもある、政府の支出は国民の利益でもある、自国通貨発行権のある国はデフォルトはまずしない、で、何よりも国の借金は国民の借金ではない、って事ね。
政府や財務省やマスコミが言ってる日本の今の経済って嘘ではないけど都合の悪いことは言わない、って事なんだよねー。
違う見方、というかその見方の方が素直で通りがいい見方をすると、政府の言ってる事に違和感を感じる・・
つうのは、政府や財務省やマスコミは誰かにとっては正しい事、というか利益になる事を言ってはいるが、その『誰か』は一般の我々国民ではない、って事。
今、政治に望む事、って少子化対策とか老後年金医療費、災害時の救援、雇用対策とかいろいろあるけど、大体「その財源は?誰が負担するの?」って方向になる。
少子化対策に金を使うと、子供がいない人々は自分達の金を取られて自分達には使われない、高齢者福祉に金を使うと若い世代からの反発がある、と世代間なり立場なりの分断が生まれる、ならば今、てっとり早く皆にそこそこ平等に利益が感じるようにするには景気を回復させて、賃金を増やし税金を減らす事。
その一番の解決策は消費税の廃止、ってなるわけだ。
消費税廃止の分は法人税を上げる(もちろん無条件ではなく、設備投資や賃上げ分のコスト高については優遇措置をとる)金をもっと刷り、市場に回る金の量を増やす(もちろん無限ではなくバランスを見ながら)
って感じで、なんかれいわ新選組の経済主張まんま!でした(笑)
って言うか、れいわがこーいう話をパクってるじゃなくてこれに添った展開をしているのである、って事ね。
昨今、若年層の投票率が低くてあの手この手で投票に行かせようと自治体では頑張ってますが、ズバリ高校の授業でこの映画見せたら投票率上がると思うよ。
でも、実は政府的には投票率って上がらない方が望ましいから(低い方が自民党には有利)まあなんだかんだで難しいだろうけど、それは。
だから、我々に出来ることはこーやって草の根的に推す、事くらいなんだよねー。
なんかテレビとか新聞とかで、経済?わかんないなー、なんか。って感じるモヤモヤ感がスッキリ!する映画です。
ホントにお勧め。
原作は漫画らしいんで、早速買ってみよう。
コメント
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