『アイアン・スカイ』

映画『アイアン・スカイ』予告編


今日は、「アイアン・スカイ」を見てきたよ～。
よく、知らぬまま、おそらくB級SF映画のノリなんだろうなぁ～と思っていたら、案外マトモっていうか、ここ10年くらいのアメリカ政府風刺映画みたいな感じであった。
ケッコー笑えるシーンが多くて、決して多くはない観客(3、4名くらいか、私含め）皆、「ウプププ・・・」っていう感じで、噴出しそうになるのをグッとこらえておりました。
で、後から知ったのですが、この映画、監督がフィンランドの人でスポンサーがつかなかったので、一般のSFファンとかから寄付をつのったらなんと、1億円くらいのお金が集まってそれで作った映画だとか。
そんだけ、その業界では才能ある有名人だった、というわけですねぇ～。
で、内容はですねぇ、第二次世界大戦終結直前、かなぁ？
ナチスが月の裏側に秘密裏に基地を作っていて、そこでずーっと現代まで、地球征服を狙ってまして、その時がついにやってきたっ!!
というような映画でございます。
この設定って、欧米では都市伝説なんでしょうかねぇ？
エリア51とか、フィラデルフィア計画とかと同じような感じで・・・
なんか、「ムダヅモ無き改革」まんまやのぉ～
B級オバカ映画かと思っていたら、意外とそーいう感じで楽しめました～。
でも、あんまり宣伝とかにお金をかけてももらえなそうで、なかなか見る人も少なそうですなぁ～、ケッコー面白いのに。
ラストなんかも、かなり効いてますよ、コレ。
音楽は、時々テルミンっぽい音が出てきたけど、多分、本物(?)のテルミンじゃなくて、シンセで作った音なんだろうなぁ～。
こーいうSFパロ的映画って、テルミンっぽい音が欠かせないようでございますな～。
あー、チャップリンの「独裁者」、未だに見た事がないので、今度見てみよう。
チャップリンの短編映画集なんかは、時々、超安値500円くらいのDVDで売ってたりするんだけど、さすがにこーいうメジャーな作品は500円じゃ無理みたいだからなぁ～。
(著作権期限の関係もあるのかも、ですが)