丸顔おばさんのブログ

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④新型コロナウイルス感染蔓延期に備えてー行動制限よりも漢方薬をー〈Dr.Yさん動画〉

2020-08-09 06:08:12 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
この動画はDr.Yさんが、2020/03/27に配信してくださったものです。

先生のおっしゃるコロナ対策は本当に首尾一貫している。

この動画では環境対策についてくわしく説明してくださっている。家の中などの物に付着したウイルス対策をどうするか。アルコールが有効だけど、アルコールにこだわりすぎないで、ふつうに掃除をまめにするのが有効なんだなと思った。

それから家族にコロナ患者さんが出たときの対処法。これも大切だ!

そして、やっぱりマスク。飛沫に注意!

そして荊芥連翹湯!

行動制限よりも、こういった対策をちゃんとせよ!ということだ!



先生、いつもビシっとしていて、ステキです😍 

ありがとうございましたー♡



④新型コロナウイルス感染蔓延期に備えてー行動制限よりも漢方薬をー

文字起こし。赤、リンク、おばさん追記。青、おばさんつぶやき。*****************************

ご無沙汰しております。Dr.Yです。
前半は新型コロナウイルスの最新の情報をお話します。
後半は新型コロナウイルス蔓延期における家庭での対応策に関してお話をします。

3月11日にWHOがパンデミック宣言をし、イタリア、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスなどの国が主要都市のロックダウンを行い、医療崩壊を起こしている現実をマスメディアを介して私たちは学ぶことができます。でもそれは遠い国の物語ではなく、いずれ近い将来日本に起こりうることだと思っています。これは新型コロナウイルスの国別の患者数の推移を見ております。
中国はもう安定してますけども、イタリア、米国、スペイン、ドイツ、フランス、やはり放物線上にこう上がっています。日本は緩やかに上がっています。しかし、ウイルス感染者の数は右肩上がりです。隔離政策や行動制限のみでは感染拡大は防止できないということは明らかなことです。
これは国内患者数の推移ですけども、緩やかだったものが3月6日以降は急角度に上昇しています。この先どうなるのでしょうか。隔離政策、行動制限以外に打つ手がない。ワクチンもまだ開発されていない。有効な治療法がなければこのまま進んでいくのは目に見えています。そうした中で、どのように対策をすべきか、考えてみたいと思います。
これが厚生労働省のHPに載っている新型コロナウイルス感染症についての基本的な考え方です。ピンク色の細いカーブを描いているのはまさに今のイタリアの状況です。集団感染が劇的に広がっています。
日本の政府の考え方としては、有効な治療法が見つかるまでの間、とにかく患者の増加のスピードを抑える。どんどんどんどん拡大するのは分かっているんだけども、とにかくスピードを抑えている間に何かいい方法はないか?そして流行のピークを下げる何か手立てがないか、ということを考えています。ただし、いまだその手立ては見つかっておりませんのでいずれは爆発的に増加してしまうことは避けられないということも推測されています。
3月19日の厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議でも、一般病院での診察に向けて準備を進めるというふうに話が出ました。そう遠くない将来には、一般病院で新型コロナウイルスの診断治療が可能となり軽症者は自宅療養となる見通しとなっています。
未知のウイルスに対して特効薬が開発されるまでの間は漢方薬をうまく利用する以外に方法はないと考えます。手軽に入手でき、副作用の心配もせず、安心して服用できるものとして荊芥連翹湯をお勧めしています。日本生まれの漢方薬で日本の危機を救い、それを世界に広めていければ最高だと思います。
本日は新型コロナウイルス感染蔓延期における具体的な対策についてお話をしていきたいと思っています。

新型コロナウイルス感染、蔓延期対策

新型コロナウイルスに関する基本情報を今までの臨床データから分かっていることをまずお話します。

まず、一人の患者さんがだいたい2人~3人にうつすというふうなことが分かっています。潜伏期はだいたい4~7日間(2~14日という人もいるようです)
無症状の人は40%、軽症40%、中~重症者20%、死亡率は2%~4%といわれています。
伝播性はインフルエンザよりわずかに高く、致死性はインフルエンザよりやや高いというふうに言われています。
その違いはワクチンがなく、有効な治療法がない、それから季節性がなく、今後も増えていく可能性があるというところが大きな違いです。

中国における患者さん4万例の治験での年齢と死亡率をお話します。だいたい50歳をピークに若い人が少ないというふうになっていて、死亡率を見ますと、50代から少しずつ上がってきて80を超すと16%ぐらいの死亡率になっているということで、高齢者にとっては非常にやっかいな病気ということになります。
新型コロナウイルスの症状についてお話します。発熱、せき、特徴的なだるさ、痰が出る、頭痛がする、血痰が出る人、3%くらい下痢する人がいます。腸管にもウイルスがつくのですから下痢して便からもウイルスが排泄されることが分かっています。ひどくなってくると呼吸困難を訴える人がいる。まさに風邪、インフルエンザと変わらない症状だといえます。

新型コロナウイルスの典型的な経過についてお話をします。だいたい潜伏期が4日~7日、発症~入院するまで1週間、入院~呼吸困難が出るまで1日、呼吸困難がひどくなって集中治療室に入るまで2日ということで、症状が出始めてからとんとんとんとんと悪くなるというのがひとつの経過です。
それから感染者の4割が無症状であると言われています。その人たちに対して調べてみますと、ウイルスがだいたい消失するまでに3週間くらいかかる。だいたい9割の人は2週間で消失しますけども3週間かかる人が1割くらい、それから一度陰性化しても再度陽性となる人が2割ということがなかなか難しいところです。

感染防止の3つのポイントをお話します。
まず、咳エチケット、マスク。そのまま感染者の咳を浴びて痰が飛んでくるとそれで感染するリスクがあります。お互いにマスクをするということが必要です。それから手洗い、手の消毒ということです。やはりドアのノブだとかいろんなところにやはりウイルスがついている。それを消毒するのも必要ですし、手の消毒も必要だということです。それから密閉した空間だとウイルスがただよっているので、換気が必要であり、集団が集まる場所にあまり行かないほうがいいと、この3つのポイントです。

まず咳エチケットからお話します。
インフルエンザの場合は、ゴホンゴホンと咳、痰をひっかけられるとウイルスが飛び散って感染するということでマスクをしてれば防げる。ところが結核とか麻疹に関しては、空気感染ということで漂っているものですから、ふつうのマスクではなかなか予防できず結核の人を隔離している病棟ではN95という特殊なマスクを使うことになっています。
新型コロナウイルスはというと、インフルエンザと結核の間くらいにあるんじゃないかと、一般的には患者さんと接するぶんには患者さんがマスクをしているぶんには一般的なマスクで十分だろうと。ただ医療の現場、介護の現場で患者さんの痰をどこかであびるようなときにはN95という特殊なマスクを装着することをお勧めします。

次に手洗い、手の消毒について。
これはウイルスの残存期間に関して、SARSウイルスに関しての研究ですけども、金属の表面に5日間くらい残る。プラスチックの表面には9日間残ります。木材の表面には4日間、紙の表面には5日間、医療用手袋には8時間、使い捨てガウンは2日間、空気中には3時間くらいということです。空気中に3時間ただよっているのでその空気を吸うと感染するというわけではありません。空気をただよっているものですから換気をすればただちに大丈夫になるというふうにお考えください。

環境の消毒についてお話します。アルコールが有効だと言われています。日常的なふつうの清掃でも消失するのでアルコールにあまりこだわらなくていいというふうに言われています。
部屋の中を見てみますと、ベッド、それからテーブル、壁、ドアノブ、床、それから手洗い、トイレ、いろんなところにウイルスが付着して数日間残っていると言われています。ですから、こういうところをきれいにすると同時に触った可能性のある人はアルコールでちゃんと消毒をするということが必要だと思っています。手についたからといって問題ありませんが手についた場合、その手でもって自分の鼻とか口をいじる可能性があるので、手をしっかり洗ってから自分の口、鼻をいじるという習慣をつける

感染が伝播しやすい3条件。密集状態(手が届く)。それから大声での会話や発声。それから換気の悪い閉鎖環境。この3つの条件がそろうと集団感染(クラスター)発生リスクが高くなると言われています。

治療法ですけども、現時点で特異的な治療法はない。症例報告で効くかもしれないというものはいくつか出てますけども有意にそれが有効だという薬はまだ存在しておりません。予防法に関してもまだワクチンは開発中ですし、これといった方法はないというのが現状です。治験中の薬に関しては、カトレラというエイズの薬、クロロキン(抗マラリア薬)、オルベスコ(吸入喘息薬)、アビガン(抗インフルエンザ薬)、レムデシビル(抗エボラ薬)、メチルプレドニゾロン(ステロイドホルモン)。

Dr.Yが提唱するのは荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)です
安くて手軽で副作用がない。荊芥連翹湯に関しては副作用は心配ないですから、皆さんが気軽に葛根湯を飲むのと同じように予防的に使っていただくことで治療効果を検証していただく、いい材料だと思います。

一般的な予防法
一般的な予防法として荊芥連翹湯1Pを外出後、もしくは寝る前に1P。これで十分だと思います。もしも朝の電車の中で咳をされたと心配だった場合には昼に荊芥連翹湯を1P追加ということをしても構わないと思います。
新型コロナウイルスの患者さんが家族に発生して、軽いから自宅で見なさいという状況になった時、どうすればいいのか。家族の方も心配です。患者さんはマスク装着を義務づけます。患者さんのお部屋に入るときには必ず消毒をするとか。それからマスクを外した状態で咳をする際には離れてください
荊芥連翹湯1Pを家族の方は夕食後または眠前に
患者さんがマスクなしで咳を吹きかけられたときには、臨時で荊芥連翹湯1Pを追加。

新型コロナウイルスの患者さんで無症状~軽症~中等症の方に関しては、自宅待機を命じられることになると思います。自宅で安静、つねにマスクを着用部屋の入口にはアルコールを置き、部屋から出る前に必ず手を消毒します。発症した人に関しては、荊芥連翹湯1Pを1日3回2週間服用します。

まとめますと予防の基本
・感染リスクの高い場所を回避する
換気をしマスクをする
環境消毒と同時に手指の消毒を行う
荊芥連翹湯の服用

今できる最高の予防法はこういったことだと私は考えます。

問題なのは海外からの入国者です。おそらく日本がいくら努力しても海外での感染が収まらないとリスクがあります
(PCR検査を義務付けているが、偽陰性が多い。毎日平均1000人くらい入国している。http://www.moj.go.jp/content/001325810.pdf

2週間の隔離をするか、あるいは無症状の人には荊芥連翹湯1日1P。感冒症状のある人には3P服用を2週間義務付けるべきだと思います。

行動制限と隔離政策だけでは感染拡大は防ぎきれませんでした。荊芥連翹湯をうまく活用しながら感染拡大を防止し、安心して生活できる日が来ることを切に願っています。

右肩上がりに感染者数が増えています。今、新しくなにかこれといった対策はありませんので、このまま行くと、このまま行ってしまいますぜひ副作用を心配なく、手軽に入手できる荊芥連翹湯を広めていただき、なんとか感染拡大を防いで経済活動を妨げない形で日本がいい状態になることを期待しています。

新型コロナウイルスに関して最新の情報をお話すると同時に、蔓延期においてどのように対策を練っていったほうがいいのかということをお話しました。
次回配信するときには、おそらく私の病院にも多くの新型コロナの患者さんが来られると思いますので、荊芥連翹湯の予防効果治療効果に関して、具体的な数字でお話したいと思っています。ご静聴ありがとうございました。


3,186 回視聴
•2020/03/27

説明欄


<必要なのは行動制限ではなく漢方薬の服用だ> 
新型コロナウイルスは、伝染性が高く、無症候の感染者も大勢います、確定した治療薬も無く、予防法もマスク・手洗い・換気・消毒・行動制限・感染者隔離のみであり、感染者数は日を追うごとに増加しています。
「ウイルス流入阻止」の段階から「ウイルス限局化」の時期を経て、今や「感染拡大期」に突入し、「蔓延期」に突入するのも秒読み段階となりました。もはや患者が発生した病院が外来閉鎖をしているような対応をするのではなく、すべての病院で新型コロナウイルス患者の診断治療を実施し、軽~中等症は自宅療養しなければならない時期に来ていると思われます。
治療薬とワクチンが開発されるのには年単位の時間がかかる見込みです。何もしないでウイルス感染の恐怖に怯えながら行動制限をするような事態が持続すれば、経済危機が発生するのは想像に難くありません。
手軽に入手でき、副作用の心配もなく、効果が期待できる荊芥連翹湯を予防薬・治療薬として利用することで、感染の恐怖に怯えながら行動制限をする必要はなくなるはずです。今必要なのは、行動制限ではなく漢方薬の予防的服用だと思います。経済活動を低迷させないためにも、日本産まれの漢方薬である荊芥連翹湯で予防しながら、通常の生活に戻ることが最も賢明な対応策であると考えます。