今、何が必要なのか。

大きな問題が、二つあるでしょう。

１－大震災からの復興。

２－原発事故の、被害の最低化。

極端に言いましょう。

今、あまり、やり過ぎてはならぬ事。

１－責任の明確化。

２－原因の追求。

責任と原因を追究し過ぎると、

なかなか問題の解決に至りません。

みんな、責任逃れをして、

時間稼ぎをするからです。

だから、まず、復興のための、

具体的な政策実行が、

一番なのです。

義援金の分配は終わったのか。

政府貸付の具体的な、

措置は決めたのか。

全国の高校生が、３年間の間に、

最低、３箇月は、

被災地支援に行くという様な、

具体的な、思い切った政策は、出来たか。

こんな事をして、本気で復興する為に、

必要な資金をつくる、

消費税増税は決めたのか。

原発事故に関しても、

責任や、原因や、今やってる事では無く、

数十年後の国民に、なるべく被害が及ばない、

最低限の政策が実施されているか。

そうして、僕らは、家族で、

友人間で、職場で、この事を話し合い、

行政にも、世論の圧力をかけてゆくのです。

勿論、選挙においても。

、

政治家の理想。

国家、１００年の計を考えるのが、

一流の政治家ではないか。

来月や、来週を考えて、

自分への見返りを計算しているのは、

三流の政治家だろう。

自分の寿命と無縁の、

長期的な観点で、考えられるから、

プロの政治家と言える。

根底は、国家と、国民への愛情だ。

その意味で、８０歳近い自分を顧みずに、

２０年後の、オリンピック招致に頑張る、

石原都知事は、ある意味、政治家らしい。

それに比べて、明日、来週の、

身の保全を四苦八苦する、

菅首相は、三流以下であろう。

この弊害は、５０年くらい先から、

酷く、現れるだろう。

日本は、癌の発祥率が、

世界一になっているかも知れない。

だから、政治は、大切である。

無理に慰めてみる。

妻は、３０代半ばで、

香り立つ様な、

美しさの絶頂だった。

男仲間で、

飲みに行くと、

おばさんになって、

あるいは、

子供を産んで、

恐ろしい変身を遂げ、

身体も、中身も、

ガラリと変貌する、

奥さんの話を聞く。

旦那にも、

責任はありそうだが、

僕は、それは知らないで良かった。

時々、負け惜しみだが、

そう思う。

そうだ、良いとこ取りだったんだと。

国政、農政へ。

福島県の原発事故の影響は、

未だに甚大で、牛肉や、椎茸など、

その影響は、計り知れない。

酪農家などの生産者は、

泣きながら消費者に詫びている。

出荷した生産物から、

放射線が検出されたからだ。

しかし、生産者に、どれだけの、

非が、あるのだろうか。

数十年の努力が、無になったのだ。

原発の責任は、電力会社であり、

歴代の政府だ。

そして、今朝、自主回収の指示が出た。

それで、僕は怒り狂っている。

生産者の苦悩を推し量ったら、

国政と、地方自治で、問題のある生産物を、

買取処分するべきで、自主回収で、

処理することは、絶対に間違いである。

しかも、問題はもっと深く大きい。

既に、消費されている物もあると言う。

すべての食べ物を検査することは、

残念ながら不可能だろう。

２０年後、４０年後、６０年後の、

癌発生率の増加などは、

一体誰が、どのように責任を取るのか。

問題が大き過ぎるから、

知らん顔をしているのではないか。

本当にしっかりしないと、

国の滅びに繋がるだろう。

怒髪天を突く。