ブタがいた教室。

【映画】ブタがいた教室 あらすじ
4月、6年2組の新任教師の星はこどもたちに「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います。」と提案。6年2組は騒然となる。ブタにPちゃんと名づけ、校庭に小屋をつくり、交代しながらえさやりから掃除、糞尿の始末まで生まれて初めての作業に戸惑う子どもたちであったが、やがてPちゃんに家畜としてではなくペットとしての愛着を抱くようになっていた。卒業の時は迫り、星はPちゃんをどうするかみんなで話し合って決めてほしいと提案。クラスの意見は「食べる」「食べない」に二分……。

出演 : 妻夫木聡　大杉漣　田畑智子　池田成志　原田美枝子

食育と言うのだろう。

小学生の子供たちの目は、

純粋で、きらきらと、輝いている。

命を可愛がる心、

生きる為に、食べると言う事。

これは、大人でも難しい問題で、

子供の純粋な心は壊れそうになる。

ただ、こんな経験は、

貴重なものだろう。

人間社会は、あまりに分業してしまって、

大人でも、精肉の場面には、

余程でなければ、

出くわさないだろう。

だから、大人にも、

考えさせられる映画であった。

小さい子には、是非、観せたいと思う。

答えの無い問題が

生きる上での真理なのだから。

まやかし。

原発事故には、

怒り狂うことが多い。

今日、また、酷い嘘っぱちの、

報道を観た。

子供たちの尿検査で、

悪い結果が出たことを受けて、

こんな発表がなされたのだ。

この子供たちは、７８歳まで、

ここで生活したとして、

大した量は、被曝しない。

その値は、７～８シーベルトだ。

と、こんな感じ。

嘘もいい加減にしろ、と、叫びたい。

昨日、放射能の計測結果が、

出たばかりだ。

福島県の避難勧告地帯で、

１００m単位に、計測したそうだ。

その結果は、その場所によって、

事故現場からの距離は一緒でも、

放射能の数値は、

５００倍の差があったそうだ。

こんな状態の中で、何故、今の子供が、

７８歳になるまでの試算が、出来るのか。

これこそ、まやかし、大嘘である。

もう、口からの出任せで、

小手先の誤魔化しは止めるべきだ。

怒髪天を突いた。

パシフィックオーシャン

アメリカのテレビドラマだが、

トム・ハンクスが、総指揮で、

監督が、あの、スティーブン・スティルバーグである。

これは観ない訳にはいかない。

パシフィックオーシャンは、太平洋だから、

日米の太平洋戦争の、物語だろう。

そう思って観てみたら、

予想通りの、素晴らしい作品だった。

海兵隊を中心に物語は進行するが、

花形で、格好良いイメージの海兵隊員も、

最前線で、苦しみ、もがく姿が、

忠実に描かれている。

物量豊富で、楽勝だったような感じの、

アメリカ軍も、これだけ苦労していたのかぁと思う。

ある戦いの後、死んだ日本兵の、

リュックの中から、家族の写真を見つけて、

言葉を失う兵士。

当たり前だが、戦争には、勝者は居ないんだと思う。

勝っても、心はぼろぼろだ。

ここ、５０年の間、最も戦争を行なっているのは、

アメリカだろう。

こんなドラマから、反戦意識が高まれば、

良いのにと思う。

カラオケBOX

ある時、僕は、カラオケBOXに、住んでいた。

自分の店を潰して、

解体現場の、監督をしていたが、

当時付き合っていた女性とも別れて、

一時的に、行き場をなくしていた。

もともと、唄うことが好きだったのと、

ビールや食べ物が、好きにできること、

それに、一晩いても、１２００円と、安かった。

恥ずかしいから、場所や、店名は言わないが、

その店のカラオケの機械は、

テレビも見れて、なかなか良かった。

広い部屋が多くて、ソファーも大きかった。

毎晩通っているうちに、

そこで働く女の子たちとも、

意気投合して、夜中は、一緒に歌ったりした。

ネットカフェー難民とは、また違った、

賑やかな生活だった。

そこで、毎晩唄いながら、色々考えた。

そんな時期があったから、僕は、

年代や、歌の傾向と無関係に、

知ってる歌は、べらぼうに多いと思う。

夜中のカラオケBOXで、オールで遊ぶ、

学生たちと、人生を語り合ったりもした。

僕は、Jupiterの、平原綾香の様に、

人生に、意味の無いことなど、

起こりはしないと思っている。

この、カラオケ時代も、僕の宝である。