<4/21 プレーオフ1回戦×3試合>
【キャブス vs. ピストンズ GAME2】
○キャブス 94-82 ピストンズ×
(シリーズ:キャブス2勝0敗)
Box Score
ハイライト
最終スコアだけ見るといい勝負に見えなくもないが、実際にはスゴイ大差。
3Qまでのスコアは77-50。
27点差がついた最終Qはリザーブ同士の消化試合となったが、そこでウィル・バイナムやアーロン・アフラーロといったリザーブ陣が奮起し、最後にキャブスのスターター陣を引っ張すまで点差をつめた。
ピストンズは、GAME1でやられまくったルブロンを抑えるべく、ダブルチームを仕掛けてゴール下に入れさせないディフェンスを展開しました。
それである程度ルブロンの得点は抑えられましたが、今のキャブスが以前のキャブスと違うのは、代わりにショット決められるチームメイトがいること。
フリーになったモーとデロンテがしっかりとショットを沈め、揃って20点オーバーをマークした。
さらにピストンズは、レギュラーシーズンから課題となっていた自らのオフェンスが低調。
前半でわずか32点しか取れず、3Q終わってもたった50点ではどうにもならない。
安易に外からジャンプショットを打っていても、根本的な打開策にはならない。
スターター5人の合計FT獲得数が2ケタにも届かないという時点で、何をすべきかは自明の事実だと思うのだが・・・・
キャブスにやられたい放題。差はドンドン開くばかり・・・・
【ブレイザーズ vs. ロケッツ GAME2】
○ブレイザーズ 107-103 ロケッツ×
(シリーズ:1勝1敗)
Box Score
ハイライト
1人で42点をマークしたロイが目立ちますが、GAME1で不発だったオルドリッジが27点・12リバウンドと復調したのも大きい。
やはり2本柱がしっかり仕事してこそのブレイザーズ。
ようやく本来のカタチに戻りつつあるのかなという雰囲気。
ディフェンス面では、GAME1で絶好調だったヤオを徹底マーク。
マッチアップのディフェンダーが、通常通りの後ろにつくのではなく、フロントについてエントリーパスを入れさせないディナイ・ディフェンスを展開。
これでヤオはほとんどボールに触らせてもらえないまま、ファールトラブルもあって不発に終わった。
代わりにいっぱい打ったロンロンは、1Qこそ調子よくショットを沈めていたものの、その後はシュートセレクションの悪さが目立って効率的なオフェンスができず。
ヤオに打たせないブレイザーズ・ディフェンスの、思惑通りの展開となった。
しかし、それでも最後までわからない接戦になるんだから、ロケッツのしぶとさは本物だろう。
最後まで互角の戦いが繰り広げられるシリーズになりそうだ。
フラストレーションを溜めたヤオ
「ひぃぃ~」 「あにょらー!」
この試合の中で、ムトンボが負傷退場する場面があった。
既に42才の大ベテランは、このままキャリア最後のゲームとなることが濃厚。
それをわかってか、ストレッチャーで運ばれていくムトンボに、アウェイのポートランドのファンは総立ちになってスタンディング・オーベーションを贈った。
敵も味方もなく、奮闘したプレイヤーに拍手を贈る・・・・
ひいきチームのファンである前に、NBAプレイヤー全てに対して敬意を表していることがよくわかる、素晴らしい瞬間であった。
自分の好きな選手だけが活躍すればいい。
自分の好きなチームだけが勝てばいい。
それはNBAをよく見ているとしても、NBAファンではない。
NBAプレイヤー1人1人をリスペクトしてこそ、初めて“NBA好き”だと言える。
目の前で素晴らしい戦いを見せてくれている選手たちに、敵も味方もない。
みな素晴らしいプレイヤーたちであり、我々はそれを見させてもらっているだけのはず。
そう思えればこそ、真剣勝負の中で生まれる好プレーに、敵も味方もなく拍手を贈ることができるのだ。
ファンなら何を言ってもいいのか。
敵ならどうなってもいいのか。
もしそうなら、ファンを語る前に、人間として大切なものを失っている。
自称ファンをかざして、優劣ばかりを語ることに何の意味があるのか。
敬意の払えない人間に、ファンを語る資格などない。
スポーツを通して学べること、人としての在り方を教えてもらうことは多々ある。
それを感じられてこそ初めて、真のファンと言えるのではないかと思う。
【レイカーズ vs. ジャズ GAME2】
○レイカーズ 119-109 ジャズ×
(シリーズ:レイカーズ2勝0敗)
Box Score
ハイライト
オフェンス好調のレイカーズは、GAME1のFG55.6%に続いて、GAME2も60.0%という高確率でショットを決めた。
特に1Qは、チーム全体で86%(!)という信じがたい確率でショットを沈め、41点を叩き出した。
そう聞くと、レイカーズまた圧勝か・・という雰囲気になるが、この日はジャズもオフェンス好調。
3P6/11の35点と大当たりだったデロンは、さらに9アシストも加えてレイカーズに食い下がった。
4Q残り3分という段階でもまだ3点差だったことからも、予想以上にジャズが善戦していたことがわかる。
シリーズ全体でのレイカーズ有利は揺るがないものの、このままの流れでジャズが強さを見せるホームコートに戻った時、これまでのように簡単にはいかないだろうと予感させる。
ソルトレイクシティでのGAME3&4は、スリリングな展開になりそうだ。
デロン、ユタで逆襲か!?
むちょんぼおじさん、ここで怪我とはさぞかし無念だったでしょう。
本当に残念でなりません。
是非とも、キャリア最後かもしれないプレーオフを存分に楽しんでもらいたかった・・・。彼のブロックショットを決めた後の「ちっちっち」がもっと見れると期待していたのに・・・本当に、本当に残念です。
彼の偉大な足跡に、拍手です。
アメリカのNBAのファンの人たちは、本当によく試合を見て理解していますよね。その姿勢は、スポーツを観戦する者全てが学ぶべきことだと思います。
ピストンズは粘れば粘れるのに、ちょっとその気力が薄い気がします。若手は頑張ってるのになぁ。
あと、ジャズには頑張って欲しいですね。おクールいないのは厳しいけど、そのつるつるのお肌を光らせながら(関係ない)、デロンここにあり、ってところを見せてもらいたいです。
ただ体には気をつけてくださいね(^_^;)
POに入ってテンションが上がってる中、残念なニュースでしたねぇ・・・
ムトンボ・・・
必死でハッスルするところと、なによりブロック後の『チッチッチ』ってパフォーマンスが大好きでした。
こういうアメリカのスポーツファンの姿勢って本当に尊敬すべきですよね
すばらしいですよね
スポーツ大好きな人間としてはその姿勢にも感動します。
どこかの国の人たちには通じない話しなんでしょうね・・・
私たち日本人がイメージする以上に、ムトンボはアメリカのファンに愛された選手だったように思います。プレイヤーとしてはもちろんのこと、そのユニークな経歴やエピソードも人気の秘密だったのでしょう。
しかしここにきてムトンボの不在は、ヤオ以外に上背のあるインサイドプレイヤーがいないロケッツにとってはちょっと痛手ですね。サイズのある相手とやる時や、ヤオがファウルトラブルに陥った時など、まだまだ戦力として期待していたでしょうから。
マクミランがそこを突いたかどうかはわかりませんが、前後半合わせて2回、ブレイザーズはプリジビラとオーデンを同時に使う作戦に出ました。この試合では結局2人ともファウルがかさんで不発に終わりましたが、展開次第ではまた試してみてもおもしろい手かもしれません。
ロケッツで唯一ポートランドのファンからも歓声を浴びる、地元オレゴン大出身のブルックスがヤバイくらい好調です。2試合で3Pが9-13の69%って入り過ぎですよね(笑)
ヤオを抑えに行ったそばからスパスパ決めてくるので、競った試合だとイヤな存在になりそうです・・・
昨日多忙につき、パソコンを見られなかったのですが、見てみたらこのニュースが飛び込んできました。
あのブロック後の「チッチッチ」のパフォーマンス最高でした。
ムトンボはいったいいくつまでプレーできるのか?と毎年思ってました。
そして40を過ぎても年齢を感じさせないプレーを見るのが本当に本当に大好きでした。
なので試合でのあの観衆のスタンディングオべーションには涙があふれてきました。
ロケッツは戦力的には厳しくなりましたが、これでチームが団結できれば、わからないですね。
ジャズはいつも最後の時間帯に弱い気がします。オプションはいろいろあるのですが決め手に欠けるイメージがあります。
ホームで2つ取れれば面白いのですが。
ちっちっち(笑)
それにしても42才まで現役で、よく頑張ってくれました。
なかなかできることじゃないと思います。
一部の日本のファンには、恥ずかしい言動が見られます。
選手の悪口やら批判やらを並べるのは簡単ですが、ただ傍観するだけの我々に、何を偉そうに言う権利があるのか?
NBAやバスケに対するリスペクト、プレイヤーに対する敬意が根本的に欠けてると思います。
確かにピストンズはどこか淡白ですね。
ディフェンスでも何でも粘りがない。
簡単に諦めてるように見えてしまいます。
果たしてチャウンシー1人が抜けただけの問題なのか、見ていて心配になりますね。
ジャズはホームに滅法強いですから、ユタで一波乱起こしてくれそうな気がします。
去年のモーニングもそうでしたが、選手がケガで去っていくのを見るのは悲しいです。
どんな選手でも、ケガするのはかわいそうで見ていられません。
それがキャリア最後の姿となってしまうとしたら、なおさらです。
我々は、そんな選手たちの頑張りに感謝しながら見ることしかできませんが、その気持ちを忘れないだけでもだいぶ違うんじゃないかと思います。
モーニングもそうだし、ムトンボもそんな選手だと思います。
名前が超長いとかウケますし(←関係ない)
ロケッツにとっては痛いですね。
ムトンボの代わりに出てきたのがランドリーだったことからも、サイズ不足の問題は顕著です。
高さのあるポートランドは、ここが攻めどこでしょうね。
GAME2はヤオをファールトラブルに誘って優位な展開を作れました。
ブルックスねえ~
やっぱ歓声上がりますか。
あの緑と黄色のジャージーが懐かしいですね。
カレッジの3Pコンテストで優勝してた映像を見たことあります。
調子に載せると危険なプレイヤーですねえ~
ムトンボは公称42才ですが、アフリカの人は年齢不詳なケースも多いので、ホントは50才近くいってるんじゃないか?なんていうジョークも言われてましたw
まあ、それだけ長く一線で活躍してきたということでしょう。
昔っからあんな感じなんで、動きもあまり衰えているように見えませんし。
ホントに稀有なプレイヤーだなあと思います。
ジャズは一矢報いてほしいですね。
今デロンしか頼れないのがツライとこですが、ホームに戻れば一発やってくれるでしょう!