![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/46/3e0062e54f057859bb1c27fcccce72a6.jpg)
例年にも増して、2巡目にいい選手がこぼれていきました。
そんな“運に見放されたけどホントは実力ある選手”や、“単に好奇心で紹介したかった選手”などをピックアップしていきます。
【32位 ウィザーズ⇒ロケッツ】
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ジャーメイン・テイラー
6-5(196cm) SG セントラルフロリダ大4年
(プロフィール)
無名校出身の無名選手だけど意外と活躍するかもしれない、なんていう可能性を持つ選手を“スリーパー”と呼びます。
どうせ弱小大学のエースだろ?と相手にされないケースが多いんですが、ケビン・マーティンのようにNBAでもエース級にまで育つ選手もいたりして、なかなか侮れません。
平均26.2点のテイラーも、マーティンとよく似た境遇なので、もしかしたらがあるかもしれませんね。
【35位 ピストンズ】
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ダワン・サマーズ
6-9(206cm) SF/PF ジョージタウン大3年
(プロフィール)
派手ではないが、仕事はする。
ピストンズってそんな選手が多い気がします。
もちろん、ジョーDがそういう選手を集めてきてるわけですが・・・・
サマーズもそんなキャラを持った選手。
いかにもピストンズっぽいなという感じの渋いチョイスです。
【36位 グリズリーズ】
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サム・ヤング
6-7(201cm) SF ピッツバーグ大4年
(プロフィール)
ヤングは実力派の4年生。
チームの成績も個人のスタッツも非常によかったんですが、ドラフト候補としては年齢が高い(24才)ことがネックとなり、ここまで順位が落ちてしまいました。
でも、2年前のロッタリーピックであるクリップスのアル・ソーントンだって、ドラフトされた時点ですでに23才でした。
だからダメ、ということはないはず。
実力は確かなので、若いグリズでベテランのような仕事をしてくれると思います。
【37位 スパーズ】
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デュワン・ブレア
6-7(201cm) PF ピッツバーグ大2年
(プロフィール)
ランキング1位にもなったピッツバーグ大のインサイドの要であり、平均12.3リバウンドを記録したブレアですが、上背のなさとヒザのケガへの不安からここまで落ちてきてしまいました。
それにしても、1つ前のヤングもまさかの2巡目落ち。
今年のNCAAを引っ張った強豪ピッツバーグ大の中心選手2人が、揃ってこの順位まで落ちてくるとは・・・・
実績よりもポテンシャル重視というドラフトの性質がよく出た結果だと思います。
しっかし、そういう掘り出し物をサラッと取っているのが・・・・スパーズなんですよねえ~
なんと抜け目のない・・・・
だから強いんだよ。
他のチームは何やってんだろ。。
シーズンが始まってみたら、もしかして先発してるかもしんないっすよ、ブレア。。
なんで取らなかったんだろ?って後悔しても遅いですからねえ~
【38位 ブレイザーズ⇒キングス】
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ジョン・ブロックマン
6-7(201cm) PF ワシントン大4年
(プロフィール)
これは、ヤングやブレアと並列で紹介するほどの選手ではないんですが、キングスがあまりにもゴツゴツのガテン系ばっかりピックするんで、ちょっとおもしろくなってきてw
ブロックマンもそんなタイプのプレイヤーです。
キングスは本気で“ソフト”なチームからの脱却を図ろうとしてるんだなあ~
【39位 ピストンズ】
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ジョナス・ジェレブコ
6-9(206cm) SF スウェーデン
(プロフィール)
今年のユーロキャンプ(ヨーロッパ版のドラフトキャンプ)で、かなり評価が高かったと言われているプレイヤー。
また海外で泳がすことになるタイプですが、数年後に化けてるかもしれないいい投資になりそうです。
【40位 ボブキャッツ】
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デリック・ブラウン
6-9(206cm) PF ゼイビア大3年
(プロフィール)
キャブスのJJ・ヒクソンのような、アスレティック能力に優れ、ポテンシャルの高いタイプ。
PFがいないボブキャッツにとっては、将来性を考えたいい補強ですね。
【44位 ピストンズ⇒ロケッツ】
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チェイス・バディンガー
6-7(201cm) SG アリゾナ大3年
(プロフィール)
高校オールスターでも目立った活躍を見せていたバディンガーは、すぐにでもNBA入りできそうな有望選手でした。
1年生でアーリーエントリーしていたら、ロッタリーピックだろうと言われていたタレントです。
しかし、年を追うごとに評価を下げ、3年を終えて正式にエントリーしたと思ったら・・・・結果はサイアクの2巡目落ちでした。。
バディンガーにとっては、サイアクのチョイス、サイアクのタイミングになってしまいました。。
でも、ロケッツにとっては儲けもんです。
一度はロッタリー級と言われたタレントが、2巡目でGETできたんですから。
それにしても、さっき32位で紹介したテイラーもSGですし、ロケッツがT-MACの引き取り手を探してトレードを模索しているというウワサは、どうやら本物っぽいですね。
【45位 ウルブス⇒マブス】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6e/10fe50a5a8bb96eac3dd5468b7898eeb.jpg)
ニック・カラセズ
6-5(196cm) PG フロリダ大2年
(プロフィール)
196cmの長身PGで、SGもこなせる真のコンボガード。
身長が低いから仕方なくPGもできるようにするという消極的な意味でのコンボガードではなく、SGの身長で司令塔役もシューター役もこなせるという万能型のガードという意味です。
でもこのカラセズ、フロリダ大でまだ2年生を終えた段階にもかかわらず、なんとギリシャのトップチームであるパナシナイコスと正式契約を結んだんですね(!)
まず、大学在学途中にプロ契約を結ぶということ自体が異例中の異例ですが、そのチームが今季のユーロリーグを制覇してヨーロッパNo.1クラブの座に輝いたパナシナイコスですから。
そしてさらに異例なのが、そのパナシナイコスとの契約をキープしながら、NBAドラフトにもエントリーしたんですね。
つまり、NBAの条件と見比べて、いい方を選んで行けるという立場にいるわけです。
おぉ~、やるなあ~
本来なら1巡目の20位台で指名されそうなタレントなんですが、このプロ契約のことがあって敬遠されたと思われ、2巡目の中盤まで落ちてきました。
しかし、ダラスは以前からカラセズを気に入って狙っていたチームなので、いい条件を提示してNBAを選ばせるか、あるいは数年パナシナイコスで泳がせて後から呼び戻すなどの方法を取ることができます。
FAになるキッドの動向次第では、来季からすぐ呼ぶこともできるし、キッド引退後の後釜として数年後までとっておくことも可能です。
いずれにしても、損のない指名だと思いますね。
【46位 キャブス】
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ダニー・グリーン
6-7(201cm) SF ノースカロライナ大4年
(プロフィール)
派手さはありませんが、攻守両面で貢献でき、スリーも打てるユーティリティ・プレイヤー。
ロールプレイヤーとしては絶好の人材です。
パブロビッチとザービアックが抜けるウィングのバックアップとして、ピッタリの選手でしょう。
【48位 サンズ】
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テイラー・グリフィン
6-7(201cm) PF/SF オクラホマ大4年
(プロフィール)
これは単に、ブレイク・グリフィンのお兄さんということを紹介したかったまでですw
【50位 ジャズ】
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ゴラン・スータン
6-10(208cm) C ミシガンステイト大4年(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
(プロフィール)
いかにも動きは遅そうなんですが、つなぎのパスや外角シュートに非凡なものがある、ヨーロッパ出身らしいビッグマン。
ジャズの組織的なオフェンスシステムの中では、こういう選手こそが力を発揮します。
数字以上に不可欠な働きをしてくれそうな、ジャズが求めるタイプのビッグマンでしょう。
【53位 スパーズ】
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ナンド・デ・コロ
6-5(196cm) PG フランス
(プロフィール)
ユーロキャンプで目立つ活躍を見せた大型PG。
こういう選手に確実にツバをつけていくところが、いかにもスパーズらしい・・・・
数年後に、「あれは誰だ?」「スパーズはいつ取ったんだ?」な~んてことになってそうで、おそろしいです。。
【55位 ブレイザーズ】
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パトリック・ミルズ
6-1(185cm) PG セントメアリーズ大2年(オーストラリア)
(プロフィール)
あの北京オリンピックでアメリカ代表相手に、チョッパヤの動きでキリキリ舞いさせたPG。
オリンピック直後であればもっともっと評価は高かったはずですが、サイズの小ささや、シーズン中のケガなどでアピールできなかったことが響きました。
ただ、外国人選手を重用するポートランドに拾われたことは、順位に関係なく幸運だったかもしれません。
やっぱりこうして2巡目を振り返ってみると、スパーズとかピストンズはいい指名が多いなあ~とつくづく思いますね。
他のチームが敬遠した実力派選手を後ろの順位でGETしたり、2~3年後に化けそうな外国人選手を他のチームが気付かないうちに確保していたり・・・・という具合です。
トレードは・・・・結構書くスペースがなくなってしまったので、改めてトレードブログを作ってまとめて書きます。
ふ~、なかなか疲れますね。。
ポートランドから白チョコもどきが来ましたが大丈夫かな~マーティントレードなんて噂も出てますし、
ソフトからハードへの完全移行でしょうか?
まさか先発PGをセルジオ君にするわけじゃないでしょうに。
どうすんのかな??
パトリック・ミルズを下位指名で獲れたのはかなり掘り出し物かもしれないですね。オリンピックでアメリカ代表を相手に20得点、ターンオーバーなしの大活躍はよく覚えてます。ブレイザーズはセルジオが抜けたので、出番も少しはもらえそうですし。
だからESPNのチャドさんも、なんでスパーズに取られるまで他のチームは放っておくんだ的なコメントを書いてましたね。
そうやって強いチームをさらに強くしちゃんだよ、ってな感じで。
ミルズはスピードは衝撃的でしたね~
すぐに来るのかどうかはわかりませんが、NBAでもあのプレーが見てみたいです。
それがブレイザーズかどうかはわかりませんけど。。