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老いぼれジョガーの最後っ屁(^-^; Ⅱ

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偉大なり、仲間の力 4

2010-05-03 18:07:00 | ノンジャンル
山ちゃんの姿を見てサポーターの方も「凄い」と驚いていたので、仲間がほめられるのは嬉しいもの、それまではあまりに偉そうな喋り方(失礼)に反発を覚えてほとんど口を利いていなかったのですがそれから少しずつ喋るようになり、そのときは全く知らなかった坂上さんへ立ち寄り、県境で降ろしてもらって、まずはたどり着けなかったことを詫びて、しばらく車の中で横にならせて貰って一休み、回復してからは通過ランナーのお世話に仲間入りさせてもらいました。ここには無名会の〇瀬さんたちと早ちゃん・黒ちゃんが最終エイドとして頑張っており、このときは最終5時頃までランナーを見送り、残り距離・時間から絶対に時間内ゴールは無理と判っていても前へ進む後ろ姿に感動したものです。

エイド撤収後はランナーと同じルートで全ての方々を応援しながらルネスへたどり着き、そこであの偉そうな人が百名山等で有名な香川さんと判ってなにやら妙にあの喋り方に納得したものです。しかしこのときの反発が、ささら館からルネスへのやり直しランの企画に繋がり今があることを思えばある意味で恩人・・・ありがとうございました。4回目以降はお見かけしてないですがどうされているのでしょうね?


やり直しランは刺激を受けたM浦さんも翌年の参加のために一緒にやりたいということから9月の記録会後に車でささら館へ行き、リタイアした19時に合わせてのスタートでした(実際はもっと早く準備が出来たので1時間くらい早かった?)。この話が当時の呼びかけ人〇井さんから坂上さんに伝わり、ぜひ立ち寄るようにとの伝言だったのですが、時間的にどう頑張っても深夜・・・「通過するだけになるね」と二人で話していたのが店の前に来ると・・・シャッターは閉まっていたのですが、Tシャツが吊るしてあり、そこには応援メッセージ、言葉は忘れましたが二人とも大感激、ルネスで休憩してから舞い戻ることに決定し、金沢駅からバスでささら館に戻って、車で福光へ再度戻りました。

坂上さんに立ち寄ってメッセージのお礼、坂上さんからベルに店を出している波多さんへも顔を出すようにとの事だったのでその足で波多さんのお店へ・・・これがきっかけで今に至る福光の皆さんとの交流が始まったのですが、私たちがお世話になるばかりで本当に申し訳なく思っています。出来る御礼は毎年元気な姿をお見せすることくらい、今回も無事に顔を出すことが出来てよかったです。

上平から下梨・・・ここでは隣町菰野RCの皆さんがエイドを行ってくれています。19時50分過ぎに若干予想より早く到着することができ、ついつい気安さからおでんのネタを「大根とこんにゃくだけで・・・」なんて勝手を言ったり、先行している仲間たちの情報を貰ったりしてお腹も心も満タンにして五箇山越えです。

上りは全て歩きですが51分でクリアー、いつもならここから二つのトンネルは7~8分/kペースで遅れを取り戻していたので今回もそのつもりが両足のハムにと来ているのでスピードを上げられません。

トンネル出口の広場にエイド、石川ナンバーの車にドアのメッセージから〇橋さんのスタッフかと思って尋ねるとその通り、温かいコーヒーをいただいて先を目指します。すり足走法のためにかかとは無くなっており五箇山の下りもスピードが出せません。あわよくば1時間くらいの貯金を目論んでいたのが時速5k強から抜け出せませんでした・・・大ピンチです。

大鋸屋へ下ってもそのまま前進、城端に入るとすぐにエイドが・・・〇田さんのエイドでした。最後のおそばを食べさせていただき、福光組の情報を貰って坂上さんを目指します。城端駅でトイレを使い出てくると何人もが地図を片手にウロウロ・・・基本的にまっすぐ、地元の人間じゃないけど15年連続でここへは来てるから福光までなら無条件に信じて付いて来いと言ったのですけど、疑り深い連中でコンビネーションの歩きに切り替えるのを機に離れました。

坂上さんでは入り口でDr.Gさんと波多パパがお出迎え、店の中には坂上さん・波多ママと久しぶりに逢う文ちゃん・・・時間に余裕があればゆっくりしたいのですが、時間内完走も皆さんへの日頃お世話になっているお礼の一つ・・・おかゆと行者にんにくをいただいて三滝MCの定番エイド、県境を目指します。

右足甲の腱鞘炎が酷くなっていたのですが、食べ物やさんの店内でエアーサロンパスを使うわけには行かず、福光橋を渡ってすぐに歩道に腰掛けて足の手入れを行いました。県境への上り坂・・・例年なら残り30kほどと思って元気が出てくるのが今年は全くダメ・・・それでも進まなければ県境さえたどり着けません。とにかく足を前へ出しながら喘いでいると後ろから灯りが凄いスピードで近づいてきます・・・追い抜きざまに声をかけてくれるのですが返事をするだけで目一杯・・・彼の走りは理想的なスピード・・・反動が怖かったですけど腹をくくってついて行く事に決めて無理やりスピードアップ、いつの間にか先行しているランナーに追いつきよく見ると城端でトイレに行くときに分かれたみやびさん・・・彼の実力からしているのがおかしいポジションなのですが城端で出会ったときに聞いたら不調で寝て回復を図ったとのことでした。

ここでみやびさんに追いつけたということはかなりなペース・・・それなのにいつまでたっても県境が見えてこない、新ルートになって初めてなので3人でウロウロ・・・ここで禁じ手・・・黒ちゃんに電話してルートの確認、まだ先だと判って再度進みしばらく行くと逆送してくるランナーの姿・・・三滝エイド伝統のお迎えです。誰が来てくれたのかと思ってよく見るとタッチ夫婦・たかさんと一緒に帰ったはずのあかつきの普通電車さん・・・事情を聞くと彼には特別に帰らなければいけない理由も無く、エイドの荷物の関係で残ったとの事・・・彼のこの決断が、この後の私を救ってくれることになるとはこの時点では知る由もありません。

三滝のお迎えランナー・・・さくら道精神から行けばブーイングかと思いますが、ここまで来ると時間との戦いでエイドの時間を節約したい人が多く、お迎えついでにエイドの注文を取り、到着と同時に提供できるようにと黒ちゃんが時間つぶしの練習を兼ねてやりだしたのが最初、お迎えランナーも走る練習が出来るし、危険な山道で同行するランナーからいろんな話を聞くことが出来てエイドの時間も節約できるという一石何鳥にもなるシステム・・・誰が迷惑するわけでもなく大目に見てもらってもいいのでは

県境エイドから残りは22k、時間は4時間半残り・・・時速5kでいければ何とかセーフです。ここからあかつきの普通電車さんがゴールまでを走りたいとの事でみやびさんと3人でスタート、昔の県境エイドの場所を二人に説明しながら私は頭が朦朧としていて幻覚obakealienが見えてきていたのですが、意識のはっきりしているあかつきさんにあれは何と聞きながらの前進、工事中の場所は昔はそれこそ幻覚ではなく本物が出てもおかしくないような気持ちの悪いところ、来年は通りやすくなっていると同時に気持ち悪さもずいぶん薄くなっているでしょうね。

この工事、福光から金沢へは下りが多くて楽になるのですが、逆コースはランナー無視の急坂、〇橋さんが坂上さんや波多さんのところへのマラニックによく使っていたそうですが別コースになるのでしょうか・・・余計な心配をしてしまいました。

昔は古屋谷の交差点にたどり着くとたくさんの自販機で明るかったのに店舗だけでひっそりとしてしまっていましたね。ここで眠気覚ましにブラック缶コーヒーを購入、何とかしようとしたものの遅々として進みません。残り13k地点で時計は4時半、右足の腱鞘炎は痛みが酷い、左ひざも時々強烈な痛みが出る・・・このままではみやびさんの完走も危うい・・・立ち止まって二人に自分の状況を説明、みんなとの約束だから48時間前へは進むけれどみやびさんを道連れには出来ないから先に行って欲しいとお願いをしました。

みやびさんからは何とか一緒にと言って貰いましけれど、きっぱりとお断りして先に行ってもらうことに・・・見送った後であかつきさんにも行けるところまで行くけれど先に戻って7時を過ぎたら回収に来て欲しいとお願いしました。あかつきさんはぎりぎりまで一緒に行くと言ってくれてとりあえず進むことにしました。

森本近辺の町並みがすっかり変わっていて面食らいましたけど、明るくなっていてかえってよかったのかも、交差点の歯医者さんはそのままで後は兼六園まで一直線です。北陸道をくぐると残り11k、2時間5分残っていました・・・何とかなるかも夜明けとともに私の時間内も光が射して来ました。あかつきさんに何とかやってみると宣言してスピードアップ、アップダウンのある歩道を避けて少しでも負担の軽い車道をマナー違反承知で動きました。

1k毎がものすごく長いですが進めば確実に残り距離は減ってゆきます、兼六園佐藤桜には5時55分着、交差点からの上りがこんなにきついと思ったのは過去5回の完走で初めて、途中で一休みしないと上れませんでした。例年だと何人かスタッフが居てくれた佐藤桜も女性スタッフが1人だけ、桜に触るにはロープを跨がねばならず、そんなことをしたらここまで無理やりもたせてきた足がどうなるか判らない・・・横目で見てそのまま通過です。

二口町まではルートが判っているので心配は無く、信号も上手い具合にほとんど止まる必要が無く通過とラッキーな面もありました。北陸道をくぐって最後の左折地点で残り7分?スタッフの後500m、歩くと間に合わなくなるとの励ましにもう一踏ん張り・・・もみさんの姿が「まのちゃ~ん」の声にさらに元気が・・・ゴール写真を意識してあかつきさんにボトルフォルダーを持ってもらいもみさんからは「間に合わなくなる~」との声、海宝さんは「大丈夫、無理しなくて」の声、どちらにしてもここまでくれば痛みも何も感じませんからさらにスピードアップして「ゼッケンを出して」の声にジッパーを降ろすのに戸惑っていたら海宝さんが手伝ってくれて無事にゼッケンもご開帳、そのままゴールへ両手にVサインで飛び込みました。

ゴールには酔いどれランナーさん、M浦さん他大勢の方々が・・・あかつきさんの力を借りたことは多少割り引かないといけないですけれど、私のことを師匠と慕ってくれている方々に結果でお応えできたこと、たくさんの方々からいただいた応援に応えられたこと、立場をわきまえずに参加する私を快く送り出してくれた部下たちに結果を出して応えられたこと、サポートをしてもらった仲間たちに応えられたこと、そしてM浦さんの復帰祈念と願掛けしていたことに結果を出せたことに、もちろん家族にも・・・感謝です。

もうチョットお付合いを・・・
右足の腱鞘炎、左ひざ外側の痛みともに嫁さんに勧められて貼った「モーラテープ」の効果?今日1日でほぼ回復です。
ハムは両足とも何とも無く、坐骨も大丈夫・・・他の部位の痛みで判らないだけかも・・・という疑念は残っていますが、現時点ではスタート前の不安部位には何の症状もありません・・・このまま治ってくれると万々歳です!


コメント (8)
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偉大なり、仲間の力 3

2010-05-03 12:06:00 | ノンジャンル
スタート前に、携帯からアップすると書いておきながら30日は時間に追われてテーマが「寒い」、内容が「時間が無い」・・・たったこれだけでも勝手に自分で行った約束を守ろうと思って書き込んだのが、後から皆さんにいただいたメールだと余計な心配をさせたみたいで申し訳なかったです。

今回は菰野RCのサポートメンバー8名、三滝関係者のサポートメンバーが8名、そのほかにも応援メールを一杯いただいている、ゴールできない言い訳は一杯書いてある、それから呼びかけ人として大会復活に尽力してくれたM浦さんはランナーとして私の最大のライバル&良き親友・・・恩返しのためにも全力を尽くすこととM浦さんの復活祈念のランともなっています・・・ゴールできなくても48時間コースにいるという前提つきですけどと言う訳でやめることは全く選択肢に無し・・・進むしかありませんが、この先は分水嶺・・・私の仲間が待ってくれている所・・・元気をもらえる場所が待っています。


ローソンで仕入れて出発の準備をしていると若い方から眠くならない程度に話をしながらの同行を求められるが、私の基本はラン&ウォーキングのコンビネーション・・・申し訳ないけれど一緒にペースを合わせる余裕は無かったのでお断りしてしまいました。どんな状況であれ、こういった申し出をお受けできるのが何度も参加して完走をしてきた私が取るべき本来の姿なのは判ってますけれど本当に申し訳ないことをしてしまいました。この場を借りてのお詫びです

雨の降りしきる中、淡々と進むしかありません例年なら必ず立ち寄っていた白鳥の道の駅もパス、北濃の駅を通り過ぎて長良川を渡るときには毎回思い出します。始めてランナーとして参加した第3回大会で熱中症にやられて(今思うとですが)自販機で買った温かい缶コーヒーをここの橋の袂で夜が明けてくるのを感じながら飲んで感慨に浸っていたこと・・・この先の長さと未知なるコースへの思い、サポートとして参加してくれている早ちゃん・黒ちゃんのところへたどり着けるだろうかという思い。

この先も今回コース変更が行われたところ・・・というか本来なら集落の中を通過する設定が、道なりに進むと通過しない形になっていたものを普通の感覚に戻したと言うのが正解?これまでも集落のコースから新道を進むランナーをたくさん見たものでした。商工会館から先も旧道を通って行くのですが、ここで今回は奥さんだけが参加(お見かけしなかった)の〇田夫婦の連結歩行を初めて目撃したときは感動したものです。他にも感動された方が多く、Tシャツやバッグのデザインにもなりましたね。お元気にされているでしょうか?

サークルK横のトイレを使ってから進みだすと左手からランナーが・・・旧道へ入らずに直進をされた方ですね・・・それぞれのさくら道・・・大勢に影響はありませんが本来のコースが持つ国鉄バスが通っていた当時の風情を感じることができない分、損をされましたね。

だんだんと夜が明けてきて寒さもひとしお、朦朧としてきてふらふらしています・・・危険なのでバス停で一休みです・・・この辺りのバス停は扉があって小屋状態になっていますから寒さを凌ぐには絶好、毎回お世話になっています。今回は眠らずに進めるかと思っていたのが甘かったです。

ここで横になるときのアドバイス・・・せっかく思い切って休むのですから少しでも効果の高い方法をお教えします・・・背負っているバッグを足元に置いて、足はその上に・・・下がっている血の流れがよくなりわずかな時間でもずいぶんと回復しますよ・・・例年だと30分眠るのが今回は15分、横になってすぐに携帯の着信音・・・たぶん黒ちゃんだろうと思って「無視」・・・起きてからチェックをするとピンポン!でした。早速電話をして現在地を報告、到着は8時前になることを伝えてから小屋を後にしました。

この辺りも道が新しくなって集落の中はほとんど通りませんから、思っていたより進んでいたみたいで7時半に分水嶺に到着(2時間20分の遅れ)、途中の滝で起き出して出発準備をしていた俊さんに声をかけてそのまま進み、エイドまで1k弱地点であかつきさんとたかさんがお出迎え・・・ここまでのこちらの状況説明とエイドの通過状況を聞きながらでした。

エイドをやってもらった皆さん、昨夜はみぞれが降ったとのことで本当に寒い中、エイドでのサポートお疲れ様でした。な~さんも朝四日市をバイクで出発、応援に駆けつけてくれていました。エイドのみんなに声をかけながら、千春さんからうどん、まちさんから茶粥、西さんから奥さん手作りの茶粥に添える梅干をいただいて暖まりましたけれど、茶粥は今までに無いレパートリー・・・来年からのメニューが楽しみ

仲間との楽しい時間、もう一つのミッション時間内完走のためには先を急ぐ必要があるので、後ろ髪を惹かれる思いで先へと進みました。デイリーヤマザキの前を通るときに1台の車が私を無視して駐車場へ入ろうとして右後ろから前を横切ります・・・危うく気がついて私が止まったから接触は避けられましたがその車は謝る様子も全く無し・・・この先大勢のランナーが同じ目に逢っては堪らないので駐車場で止まった車の運転席へ抗議に・・・最初は私が横へ来たことに気づかなかったらしいのですが外からじっと睨んでいるとさすがに気がついたみたい・・・罪悪感も何も無かったんでしょうかね?私が窓を開けるようにサインを送っても窓を開けずに何か中で怒鳴ってました。あほらしいのでもう一睨みしてから駐車場を後にしましたけれど、何を考えて車を運転しているのか

この先も初めて参加の15年前とはずいぶんと道路が整備され、目覚ましと気分転換に顔を洗った湧き水が無くなっているし、この辺にタラの木があったはずなどと思いながら牧戸へ到着です。丁度この時、白鳥からのバスが到着、リタイアした皆さんがたくさん乗っていたみたいですね。

今年の寒さと事前のみやびさんからの情報で荘川桜を楽しみにしていたのが2本の大木は蕾がほとんど・・・今年も残念ながら満開の桜を見ることはできませんでした。この辺りでは石川のヒロさんと何度も前後、五平餅の屋台でヒロさんが買っているのを見つけて私も買いましたが美味しかったですね。下の駐車場でエイドをやっていていただいたのでお礼を言ってコーラをいただいてから御母衣ダムを目指しました。ここも2時間40分遅れです。

途中尾神橋を渡ったところで男の方が1人で応援、お話をうかがうと以前は参加していたけれど今回は皆さんの応援に駆けつけたとの事で、車のナンバーは相模でしたから遠いところをありがたいことです。この方はその後も記憶にある範囲では御母衣の電力館、福光ー県境間とお1人でサポートをしていただいていたみたいです。ありがとうございました。

御母衣の電発エイドも今回は無し、先の方がお1人でやっていただいているだけ・・・補給の必要が無かったのでこのまま行きますとお礼だけを告げて平瀬へ向かいます。当然平瀬でもエイドは無いものと思っていたので雑貨屋を見つけてパンを購入、通常100円前後なのが110円と言われてビックリですが背に腹は替えられません、自販機でコーヒーを買って流し込んでから進むといつもの田口建設さんでエイドが・・・悔しいですが食べ物は必要ないのでメニューをうかがうと以前にいただいて感動した絶品の「かぼちゃスープ」があるとの事、迷わずいただきましたが美味しかったです。ここでは毎回〇〇樫さんの飲酒状態をうかがうのですが今年は飲まれなかったとか・・・以前は調子が悪くても缶1杯は飲んで行くとうかがっていたのですけれど・・・

あまりゆっくりはできないので白川郷へ、入り口でトイレを済ませてからエイドへ、人違いだと失礼とは思いながらもDr.Gさんに声をかけ(何を思ったか名前を間違えて失礼しました)自己紹介、股関節が固いと・・・とアドバイスをいただきM浦さんの話をしてここでもコーラをいただきながら時間内のぎりぎりですねと話をしていました。14時25分、2時間20分の遅れです。

白川郷内ではリタイアした人たちから声援を受けてのランです。飯島トンネル・・・15年前に距離表示に初めて「金沢」の文字を見つけて感動した場所・・・いつ来ても感慨新たです。ここからは15分毎のコンビネーションに設定、途中トンネルの切れ目で埼玉のK田さんがなにやらバッグから出してやっているのを見つけるも止まっている余裕は無いので手だけで挨拶して先行です。

トンネルの中でずっと足音が続いていたので、トンネル入り口で抜いた女性と思っていたら先ほどのK田さん、歩きに切り替えたときに追いついてきたのですが、この先良く判らないので同行申し入れ、彼も何度か完走しているのに不思議に思って尋ねると誰かと一緒で人任せだったとの事、白鳥のローソンで断った若い彼には申し訳ないけれどK田さんなら走力も判っているし、私もコースはともかく故障持ちで完走の自信が無いけれどそれでよければ・・・という事で了承、どちらが潰れても干渉せずに進むことを約束して出発です。

最初のうちはお互いの近況報告をしながら、時計を気にしての進行、何度かコンビネーションを繰り返すうちに足音が聞こえなくなったけれど、干渉しないを約束して走り始めたのでそのまま進みましたが、気になります・・・ただし時間一杯なので待っている余裕はありません。ささら館手前まで来るとなんとなくゴールが感じられてまず下梨でエイドをやっていただいているシュガーさんに20時から半くらいの間に到着出来そうと連絡、続いて県境の黒ちゃんに場所を報告して気分転換です。

ささら館・・・私にとって特別な場所でした。
初めて参加したときは疲労困憊、サポートで参加してくれた早ちゃんと黒ちゃんからお前のバッグが一番でかいと言われていました。今ほど情報が無く、携帯食料もしっかりと持って参加していましたから何キロあったか?当時はサブスリーランナーの矜持もあったのと100kを越える距離の怖さを知らなかったことから・・・また今より参加するだけでももっと条件が厳しく、かなり有力な人に推薦をお願いしての申し込みも1次は落選、クリスマス頃に海宝さんから欠員が出来たのでどうする?と電話を貰っての参加決定・・・なまじっかな事ではリタイアなんて出来ないし、リタイアそのものさえ考えてもいませんでした。

という訳で、時間を計算しながらささら館着が18時半頃、残り距離は75k、30分だけ横になって回復すれば12時間で何とかできると思ってベンチで横になりました。回復が出来て再出発の準備をしていたら自転車を押した女性が近寄ってきて、ここで喫茶店をやっているけど閉めて帰るところ、よかったら飲みなさいと言って缶入りのお茶をくれました。これがタンポポのママさんとの初の出会い、勇気百倍と勇んでささら館を後にして、新屋橋手前の自販機で缶コーヒーを飲んでいたら、サポーターの方の車が止まり、あなたの後ろは20kほど離れているがサポーターが着いている、あなた1人だけになってしまうので後ろを待って合流するか止めるか決めてくれとの話でした。

参加するだけでも大変な大会で、万一事故でもあると推薦してくれた人に迷惑がかかると思い、振り切ることが出来ませんでした。ただし条件として県境の仲間のところで降りるということで車に乗りました。途中湯出島橋で〇人軍団の〇藤さんともう1人にもこの先、下梨でやめるようにと言って車は進みます。下梨のエイドでは後二人ここで止めるように言ってきたから回収してきてと報告をして五箇山トンネルへと進み、何人かのランナーを抜いて行きました。

城端手前では山ちゃんの姿も・・・220k以上を走ってきているとは思えない軽快なピッチにビックリ、ランナーを抜くたびに声をかけてゆくのでここでは姿を隠していました。

「4」に続く
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偉大なり、仲間の力 2

2010-05-03 09:13:00 | ノンジャンル
昨日は猛烈な睡魔に襲われて書くのを途中で断念、申し訳ありませんでした。

今回は11月半ばから故障の繰り返しというか順番に部位が変わっていく状態で体重以外は過去最低の状態でのスタート・・・したがって事前準備としてゴールできなかった場合の伏線・・・言い訳をいっぱい書き並べて(今でこそ笑)からのスタートでしたし、実際にスタートしてからも本当に坐骨の影響?おかしな状態が続いたままでの道行きでした。


例年皆さんが道を間違える地点では地図の作成者K田さんがちょっとしたお菓子類を持って道案内に立たれて、的確に誘導をしてみえましたがずいぶんと助けられた人もいたでしょうね。

県庁・市役所・名城公園を通過する間にスタート前に挨拶できなかった顔なじみさんたちに大勢逢うことができてご挨拶、朝の4時過ぎにパン2個を食べただけだったのと12kほど進んできて喉も渇いたので上更の公園でフリーダムを流し込んで進みます。最初のCP一宮裁判所は10時27分、例年より20分遅れでの到着ですが、ここはまだまだ皆さんとっても元気、今回は岩ちゃんから顔を出さないようなことを聞いていた「さくら道」の名物男〇瀬さんほか一宮無名会の皆さんにもお会いできて次のCP美濃市役所を目指します。

この間、岐阜から関へは廃線となった名鉄美濃町線の跡をたどりながら大きく景色が変わっているのを見て行きました。関市は刃物で有名な町、フェザーブランドの貝印もここにあります。東海北陸道の高架下57k過ぎ地点で菰野RCの方々がエイドを行ってくれています。nakayoshiさんやシュガーさんにご挨拶をしてにゅうめんをいただいて進んでゆきます。

66.4k地点美濃市役所ではCPと言ってもエイドも無い状態、山ちゃんともう一人の方が座って足の手入れをしているだけで大半の人がそのまま通過です。山ちゃんと話をしていると市役所の車が止まり、さくら道の説明をすると中のトイレや水道を自由に使ってくださいとのお話でしたけれどお礼を言っただけで使うことなく先を目指しました。ここで3時35分、やはり20分ほどの遅れのままです。

しばらくすると逆送してくる人の姿・・・カムリンさん(栄光のゼッケン2)名古屋へ戻るとの事で、後から白鳥でM浦さんに詳しく聞くと世界選手権のために100kオーバーの走行や大会へのエントリーも禁止されていて、こちらが先にエントリーだったので特別に一部参加だったとのことでした。懇親会への参加も無しで寂しかったですね。

70k過ぎの立花トンネルがコース最初のトンネル、ここへ来るといよいよ始まるという感じを毎回強く持つ地点です。この先県境手前まで160kほどは本当にたくさんのトンネルがあります。

75k手前の道の駅「美並」、今回「さくら道」のために通常17時終了の食堂を19時まで延長営業をしていただいているとの事前説明で18時頃に着いてどうしようか迷ったのですが2回目のフリーダム補給と「ソフトクリーム」softcreamの魅力に惹かれて・・・食べながら長良川沿いを・・・リュックを背負った親父が幹線国道をソフトクリームを食べながら歩いている・・・平常時なら自分で考えても異様な風景・・・ドライバーの皆さんすんまへんでした

美並ICを通過するときには何回目だったかに暑さでヘロヘロになっていて歩いて坂道を登っているときに元気一杯な〇澤さんたちに「頑張って~」と声をかけられて抜かれるときに「ダメです~」と弱音を吐いていたことを思い出していました。7年間の中断中に大病をされた〇澤さん・・・鍛え方が違いますから医者hospitalもビックリの回復力で今回も「全行程は無理だけど雰囲気を楽しみたい」とのことで元気に参加です・・・ゼッケンは栄光の3

例年と違ってこの頃には上にウインドブレーカーを着込んでの前進です、第3CPの郡上八幡駅前には20時37分・・・ここも20分ほどの遅れのまま・・・故障の影響は時々ハムがピリッとするくらいですがチョット不安です。ここでベンチに腰掛て携帯をチェック・・・会社から電話mobileが・・・伝言を確認すると何が何でも連絡を入れる必要があるメッセージ・・・仕方が無いので連絡を取ると留守を任せてあるメンバーで対応可能な内容だったのでその旨を告げて連絡終了です。

警官が寄ってきて、主催者にも連絡したけれど、途中でドライバーから注意するように110番通報が入っているので車道へ出ないようにとの注意でしたがそばにいたタクシーの運転手さんが歩道は右左に入り乱れているから仕方ないよなとの一言・・・警官も納得はしていましたけれど事故があっては来年からの開催が・・・十分に注意しています。

次は例年盛大なエイド設営がされているIC出口・・・残念ながら何もありませんでした・・・隣接のサークルKで下から出して上から入れました。非常に寒くなってきたのであんかけスパを食べてからウインドブレーカーの下も着用・・・こんなところでこの格好になってしまうと標高が上がるひるが野分水嶺付近ではどうするか迷ったのですけど雨用のカッパをそのときには着用することに決めて、寒さで体力を失うのを避けるため着用を決断しました。

郡上についで盛大なエイドがあるはずの大和農協前もひっそり、次を目指すだけですがエイドでの補給よりも皆さんにお会いできなかったのが寂しかったですね。水や食料は他で補給が効きますがエイドの皆さんとの会話でいただく心の補給は替えるものがありません、これが本来の「さくら道」の姿と納得はしていても寂しさも覚えました。

いよいよ大会側が設営する唯一のエイド&第4CP白鳥です。ここは今回大きくコース変更があった場所、従来は白鳥駅前に進まずに奥美濃大橋を渡ってループ橋の下を通って佐藤さんの顕彰碑、民宿「さとう」でのエイドだったのですが、今回はエイドを横目に顕彰碑へ行って戻ってくるコース、上りだしてすぐに下ってくる〇代さんを発見(栄光のゼッケン1)元気そうな姿でした。顕彰碑で合掌してから下ってくるときに雨が降り出しエイドに着くときには雨具が必要なほどの降りになっていました。1日1時45分・・・1時間の遅れです。

先着の山ちゃんの姿もここで見かけ、もみさんから何を食べるか聞かれ「しし汁」を勧められたのですが以前に吐きそうになって残したことを思い出して「しし汁」はご辞退(厳選された猪を使っているとの事なので元気なら貰うのですけど・・・)、内臓をやられている感覚もありおでんとミルクコーヒーに内臓セットを服用、M浦さんから仲間の様子を聞きながらカッパを着用、食料を勧められるも固形物は食べられそうに無かったのですぐ先のローソンでゼリーを仕入れるからと言って出発です。

ここは日中の暑さにやられて一休みしたくなる危険なポイントで畳の部屋で休むことも可能・・・私は一度も使ったことは無いですが例年大量のリタイアが出るところです。今回は寒さと予想を裏切る雨でリタイアに拍車がかかったようです。

あまりに長くなるので一旦中断してここまでを「2」としてアップします。
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