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老いぼれジョガーの最後っ屁(^-^; Ⅱ

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偉大なり、仲間の力 3

2010-05-03 12:06:00 | ノンジャンル
スタート前に、携帯からアップすると書いておきながら30日は時間に追われてテーマが「寒い」、内容が「時間が無い」・・・たったこれだけでも勝手に自分で行った約束を守ろうと思って書き込んだのが、後から皆さんにいただいたメールだと余計な心配をさせたみたいで申し訳なかったです。

今回は菰野RCのサポートメンバー8名、三滝関係者のサポートメンバーが8名、そのほかにも応援メールを一杯いただいている、ゴールできない言い訳は一杯書いてある、それから呼びかけ人として大会復活に尽力してくれたM浦さんはランナーとして私の最大のライバル&良き親友・・・恩返しのためにも全力を尽くすこととM浦さんの復活祈念のランともなっています・・・ゴールできなくても48時間コースにいるという前提つきですけどと言う訳でやめることは全く選択肢に無し・・・進むしかありませんが、この先は分水嶺・・・私の仲間が待ってくれている所・・・元気をもらえる場所が待っています。


ローソンで仕入れて出発の準備をしていると若い方から眠くならない程度に話をしながらの同行を求められるが、私の基本はラン&ウォーキングのコンビネーション・・・申し訳ないけれど一緒にペースを合わせる余裕は無かったのでお断りしてしまいました。どんな状況であれ、こういった申し出をお受けできるのが何度も参加して完走をしてきた私が取るべき本来の姿なのは判ってますけれど本当に申し訳ないことをしてしまいました。この場を借りてのお詫びです

雨の降りしきる中、淡々と進むしかありません例年なら必ず立ち寄っていた白鳥の道の駅もパス、北濃の駅を通り過ぎて長良川を渡るときには毎回思い出します。始めてランナーとして参加した第3回大会で熱中症にやられて(今思うとですが)自販機で買った温かい缶コーヒーをここの橋の袂で夜が明けてくるのを感じながら飲んで感慨に浸っていたこと・・・この先の長さと未知なるコースへの思い、サポートとして参加してくれている早ちゃん・黒ちゃんのところへたどり着けるだろうかという思い。

この先も今回コース変更が行われたところ・・・というか本来なら集落の中を通過する設定が、道なりに進むと通過しない形になっていたものを普通の感覚に戻したと言うのが正解?これまでも集落のコースから新道を進むランナーをたくさん見たものでした。商工会館から先も旧道を通って行くのですが、ここで今回は奥さんだけが参加(お見かけしなかった)の〇田夫婦の連結歩行を初めて目撃したときは感動したものです。他にも感動された方が多く、Tシャツやバッグのデザインにもなりましたね。お元気にされているでしょうか?

サークルK横のトイレを使ってから進みだすと左手からランナーが・・・旧道へ入らずに直進をされた方ですね・・・それぞれのさくら道・・・大勢に影響はありませんが本来のコースが持つ国鉄バスが通っていた当時の風情を感じることができない分、損をされましたね。

だんだんと夜が明けてきて寒さもひとしお、朦朧としてきてふらふらしています・・・危険なのでバス停で一休みです・・・この辺りのバス停は扉があって小屋状態になっていますから寒さを凌ぐには絶好、毎回お世話になっています。今回は眠らずに進めるかと思っていたのが甘かったです。

ここで横になるときのアドバイス・・・せっかく思い切って休むのですから少しでも効果の高い方法をお教えします・・・背負っているバッグを足元に置いて、足はその上に・・・下がっている血の流れがよくなりわずかな時間でもずいぶんと回復しますよ・・・例年だと30分眠るのが今回は15分、横になってすぐに携帯の着信音・・・たぶん黒ちゃんだろうと思って「無視」・・・起きてからチェックをするとピンポン!でした。早速電話をして現在地を報告、到着は8時前になることを伝えてから小屋を後にしました。

この辺りも道が新しくなって集落の中はほとんど通りませんから、思っていたより進んでいたみたいで7時半に分水嶺に到着(2時間20分の遅れ)、途中の滝で起き出して出発準備をしていた俊さんに声をかけてそのまま進み、エイドまで1k弱地点であかつきさんとたかさんがお出迎え・・・ここまでのこちらの状況説明とエイドの通過状況を聞きながらでした。

エイドをやってもらった皆さん、昨夜はみぞれが降ったとのことで本当に寒い中、エイドでのサポートお疲れ様でした。な~さんも朝四日市をバイクで出発、応援に駆けつけてくれていました。エイドのみんなに声をかけながら、千春さんからうどん、まちさんから茶粥、西さんから奥さん手作りの茶粥に添える梅干をいただいて暖まりましたけれど、茶粥は今までに無いレパートリー・・・来年からのメニューが楽しみ

仲間との楽しい時間、もう一つのミッション時間内完走のためには先を急ぐ必要があるので、後ろ髪を惹かれる思いで先へと進みました。デイリーヤマザキの前を通るときに1台の車が私を無視して駐車場へ入ろうとして右後ろから前を横切ります・・・危うく気がついて私が止まったから接触は避けられましたがその車は謝る様子も全く無し・・・この先大勢のランナーが同じ目に逢っては堪らないので駐車場で止まった車の運転席へ抗議に・・・最初は私が横へ来たことに気づかなかったらしいのですが外からじっと睨んでいるとさすがに気がついたみたい・・・罪悪感も何も無かったんでしょうかね?私が窓を開けるようにサインを送っても窓を開けずに何か中で怒鳴ってました。あほらしいのでもう一睨みしてから駐車場を後にしましたけれど、何を考えて車を運転しているのか

この先も初めて参加の15年前とはずいぶんと道路が整備され、目覚ましと気分転換に顔を洗った湧き水が無くなっているし、この辺にタラの木があったはずなどと思いながら牧戸へ到着です。丁度この時、白鳥からのバスが到着、リタイアした皆さんがたくさん乗っていたみたいですね。

今年の寒さと事前のみやびさんからの情報で荘川桜を楽しみにしていたのが2本の大木は蕾がほとんど・・・今年も残念ながら満開の桜を見ることはできませんでした。この辺りでは石川のヒロさんと何度も前後、五平餅の屋台でヒロさんが買っているのを見つけて私も買いましたが美味しかったですね。下の駐車場でエイドをやっていていただいたのでお礼を言ってコーラをいただいてから御母衣ダムを目指しました。ここも2時間40分遅れです。

途中尾神橋を渡ったところで男の方が1人で応援、お話をうかがうと以前は参加していたけれど今回は皆さんの応援に駆けつけたとの事で、車のナンバーは相模でしたから遠いところをありがたいことです。この方はその後も記憶にある範囲では御母衣の電力館、福光ー県境間とお1人でサポートをしていただいていたみたいです。ありがとうございました。

御母衣の電発エイドも今回は無し、先の方がお1人でやっていただいているだけ・・・補給の必要が無かったのでこのまま行きますとお礼だけを告げて平瀬へ向かいます。当然平瀬でもエイドは無いものと思っていたので雑貨屋を見つけてパンを購入、通常100円前後なのが110円と言われてビックリですが背に腹は替えられません、自販機でコーヒーを買って流し込んでから進むといつもの田口建設さんでエイドが・・・悔しいですが食べ物は必要ないのでメニューをうかがうと以前にいただいて感動した絶品の「かぼちゃスープ」があるとの事、迷わずいただきましたが美味しかったです。ここでは毎回〇〇樫さんの飲酒状態をうかがうのですが今年は飲まれなかったとか・・・以前は調子が悪くても缶1杯は飲んで行くとうかがっていたのですけれど・・・

あまりゆっくりはできないので白川郷へ、入り口でトイレを済ませてからエイドへ、人違いだと失礼とは思いながらもDr.Gさんに声をかけ(何を思ったか名前を間違えて失礼しました)自己紹介、股関節が固いと・・・とアドバイスをいただきM浦さんの話をしてここでもコーラをいただきながら時間内のぎりぎりですねと話をしていました。14時25分、2時間20分の遅れです。

白川郷内ではリタイアした人たちから声援を受けてのランです。飯島トンネル・・・15年前に距離表示に初めて「金沢」の文字を見つけて感動した場所・・・いつ来ても感慨新たです。ここからは15分毎のコンビネーションに設定、途中トンネルの切れ目で埼玉のK田さんがなにやらバッグから出してやっているのを見つけるも止まっている余裕は無いので手だけで挨拶して先行です。

トンネルの中でずっと足音が続いていたので、トンネル入り口で抜いた女性と思っていたら先ほどのK田さん、歩きに切り替えたときに追いついてきたのですが、この先良く判らないので同行申し入れ、彼も何度か完走しているのに不思議に思って尋ねると誰かと一緒で人任せだったとの事、白鳥のローソンで断った若い彼には申し訳ないけれどK田さんなら走力も判っているし、私もコースはともかく故障持ちで完走の自信が無いけれどそれでよければ・・・という事で了承、どちらが潰れても干渉せずに進むことを約束して出発です。

最初のうちはお互いの近況報告をしながら、時計を気にしての進行、何度かコンビネーションを繰り返すうちに足音が聞こえなくなったけれど、干渉しないを約束して走り始めたのでそのまま進みましたが、気になります・・・ただし時間一杯なので待っている余裕はありません。ささら館手前まで来るとなんとなくゴールが感じられてまず下梨でエイドをやっていただいているシュガーさんに20時から半くらいの間に到着出来そうと連絡、続いて県境の黒ちゃんに場所を報告して気分転換です。

ささら館・・・私にとって特別な場所でした。
初めて参加したときは疲労困憊、サポートで参加してくれた早ちゃんと黒ちゃんからお前のバッグが一番でかいと言われていました。今ほど情報が無く、携帯食料もしっかりと持って参加していましたから何キロあったか?当時はサブスリーランナーの矜持もあったのと100kを越える距離の怖さを知らなかったことから・・・また今より参加するだけでももっと条件が厳しく、かなり有力な人に推薦をお願いしての申し込みも1次は落選、クリスマス頃に海宝さんから欠員が出来たのでどうする?と電話を貰っての参加決定・・・なまじっかな事ではリタイアなんて出来ないし、リタイアそのものさえ考えてもいませんでした。

という訳で、時間を計算しながらささら館着が18時半頃、残り距離は75k、30分だけ横になって回復すれば12時間で何とかできると思ってベンチで横になりました。回復が出来て再出発の準備をしていたら自転車を押した女性が近寄ってきて、ここで喫茶店をやっているけど閉めて帰るところ、よかったら飲みなさいと言って缶入りのお茶をくれました。これがタンポポのママさんとの初の出会い、勇気百倍と勇んでささら館を後にして、新屋橋手前の自販機で缶コーヒーを飲んでいたら、サポーターの方の車が止まり、あなたの後ろは20kほど離れているがサポーターが着いている、あなた1人だけになってしまうので後ろを待って合流するか止めるか決めてくれとの話でした。

参加するだけでも大変な大会で、万一事故でもあると推薦してくれた人に迷惑がかかると思い、振り切ることが出来ませんでした。ただし条件として県境の仲間のところで降りるということで車に乗りました。途中湯出島橋で〇人軍団の〇藤さんともう1人にもこの先、下梨でやめるようにと言って車は進みます。下梨のエイドでは後二人ここで止めるように言ってきたから回収してきてと報告をして五箇山トンネルへと進み、何人かのランナーを抜いて行きました。

城端手前では山ちゃんの姿も・・・220k以上を走ってきているとは思えない軽快なピッチにビックリ、ランナーを抜くたびに声をかけてゆくのでここでは姿を隠していました。

「4」に続く

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