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雑記帳

日々の雑記帳です。

がんどうち、がんどうち、お雛様みせて!

2011年03月03日 | 日記

今日はひな祭り。

「がんどうち、がんどうち、お雛様見せて」
と言いながら、子供たちが袋を持ってお雛様を見に来ると、
そこの家では、その子供たちにお菓子を渡す…
何件も回ると、袋はお菓子でいっぱいになります。

これは、私が子供の頃のひな祭りの光景です。

我が家の雛段が何段だったのか?私の背の高さはゆうにあった記憶ですが、おぼろげ。
でも、「がんどうち、がんどうち」という言葉は、この年になっても耳に残っているんです。
時としてこの言葉の意味に疑問を持ちつつ、現在に至っていました。

今日、夕方のニュースでその疑問が少し解けたような。

愛知県の足助地方では、男の子たちが「がんどう、がんどう、お雛様見せて」とやってくるそうです。 
そして、子供たちにはお菓子が配られる…それは、まるでハローウィンのよう。
「がんどう=強盗」という意味だという。

私の実家の方は、「がんどう」ではなく、「がんどうち」なんです。

岐阜県の高山市久々野町の渚地区では、子供たちが「がんどうち、がんどうち、お雛様見せとくれ」と大きな声で言いながら家々を回り、
家の人は、子供たちの持ってきた大きな袋にお菓子を入れる。

調べてみると、「がんどうち」「がんどう」とは、奥三河地方から岐阜県山間部に伝わる「ひなまつり」の風習のようです。
「がんどううち=強盗打ち」というらしい。

ひな祭りの風習をなぜこのように「強盗」と呼ぶのか?
はっきりした答えは見つかりませんでした。

お雛様を見にいって、お菓子がいっぱいもらえる。
子供にとっては、とっても楽しみな行事の一つであったことは間違いないですね。

豊富なお菓子に囲まれ、はたや携帯電話で、入試問題の解答を入手する現代、かつて「がんどうち、がんどうち、お雛様見せて!」と歩いた子供たち。

どちらの子供たちが幸せなんでしょうか?

私自身もあの時代の気持ちには戻れそうもありません。

それをこれから世の中を担う子供たちに望むのは無理というものでしょうね?

いろいろな気持ちが考察する中、ひな祭りにはこれ、にちらしずしを作りました。
私としては、満足な味に仕上がりました。
   

 


今年もおこしものを作りました。

2011年03月02日 | 日記

おこしものを作りました。

もちろん、大先輩のお家にお邪魔して教えていただいたのです。

今年で2回目ですが、昨年教えていただいたのが、つい昨日のような気がします。

一年経つのが本当に早いですね。

 

ボールの中の米粉は真っ白、 粉に触ると、さらっとしています。
粉のこね方を教えてもらいます。

粉に熱湯が入ると、しゃもじでかき回しますが、しばらくしてから
パンをこねる様にこねます。でも、手は熱さを感じます。

「丸い火鉢のような、米粉をこねる専用の鉢があるんだけどね。
それだと、安定しているから動かないんだけど…」
と言いながら、米粉の入ったボールを押さえてくださいました。

「こねるのは、このくらいでいいよ」
長年の勘で、こね具合にOKが出ました。

さあ、型抜きです。
乾燥した米粉を型にふりかけ、丸くちぎった米粉を、型に詰めます。

「去年やったのに、もうコツ忘れちゃったぁ」と私。
一つ目の「タイ」はなかなか型から離れてくれなくて、悪戦苦闘(ちとオーバー)。
大先輩にホローしてもらって、やっと型から離れました。

     
その後は、コツが思い出されたのか、結構うまくできました。

水玉模様に着色したおこしものを蒸します。

蒸しあがったおこしもの。
     
ストーブの上に網を載せ、両面こんがり…焼ける匂いが鼻を刺激して~

「熱いうちに食べようね。私はきな粉をつけるのが好きなの」と大先輩。

私は、砂糖しょうゆで。
表面はカリッと、中はモチっと。
香ばしさも加わったそれは、とっても懐かしい味です。
手作りならではの味です。

いつの時代までも引き継いでいきたい「おこしもの」文化です。

このような時間を作ってくださった大先輩に感謝です。


うさぎのお雛様

2011年03月01日 | 日記

明後日はひな祭り。

あミー5さんから、可愛らしいお雛様を紹介していただきました。

それは、NHKの「すてきにハンドメイド2」の本の表紙を飾っています。

その本の「ためし読み」をクリックすると、またまた表情豊かなお雛様が…。

 

ふくよかなお顔を見ていると、心がなごみます。