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満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

若き日のホロヴィッツ

2009年02月18日 | 生じゃないモノ
某所から借りてきた「レコード」です。
子供の頃家にあったホロヴィッツのレコードのジャケットには、既に白髪しわしわの老人がおりましたが、気品のある顔立ちは同じです。タイムスリップしたかのようです。
なんやこの写真だけで値打ち物です。

録音は1928年から1947年までのいろいろ。以前スープルさんで1929年のリヴザルト頂きましたが、その頃の録音です。このレコードがすごいのか、リヴザルトがすごいのか、もうなんだかわかりませんが。
ショパンとか、ドビュッシーとかパガニーニとか入ってます。リヴザルトは甘口の酒精強化ワインですが、このレコードはどうでしょうか。まだ聴いてません。

明日から、スープルさん2daysです。
最近忙しくて練習時間が少し減っています。今日はもう少し練習します。
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禁断の書

2009年01月15日 | 生じゃないモノ
生まれついての天邪鬼です。子供の頃から、みんながする事はやらない、みんなが興味を持つことには興味を持たない、という傾向があります。

ワインに興味を持ち始めて二年ほどですが、それ以前にワインの世界を外から眺めて居たときは、漂ってくるスノビッシュな空気が大嫌いでした。やたらと高価なもの、名声の高い物を有り難がったり、知識を吹聴したり、よくわかっていないくせにわかった様な顔をしたり、そういう自分に酔いしれたり。自分はそういう態度が嫌いです。

ワインに興味を持つと、嫌でもこのマンガが自分の目の前に現れてきますが、どうも、ここからは自分の嫌いな匂いが漂ってくるので、敢えて避けて今日まできました。

ネット上の酒屋さんからは頻繁にDMが届きます。やれ「神の雫」で取り上げられたワイン入荷だの何%offだの。自分は、そんなことに左右されずに、自分の判断でワインを選ぶ事が出来るようになるために、ワイン教室に通っています。人気漫画に取り上げられたから、じゃあ買って飲んでみよう、って態度は自分とは非常に遠い所にあります。

ですから、読む気もなかったし、必要もないのですが、食わず嫌いもどうかと思いますし、貸してくれる人が現れたので、とりあえず最初の何冊かを読んでみる事にします。
僕の先入観が、勝手な僕の思いこみで、誤解であることを半ば祈りながら。
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ウィーンフィルニューイヤーコンサート

2009年01月04日 | 生じゃないモノ
遅ればせながら、昨日観ました。
ビリージョエルみたいにハツラツとしてカッコよかったバレンボイムも、すっかり頭のはげ上がったおじいさんです。
彼のピアノは一度だけ生で聴いたことがあります。天才チェリストとの来日だったのですが、彼女の病気のために、急遽ソロリサイタルになってしまいました。最初の奥様だったのですね、ジャクリーヌ・デュ・プレ。

芝居っ気たっぷりに指揮棒を振る彼はもうすっかり巨匠です。
ある時は、指揮そっちのけでお芝居してます。楽団を信頼しているからこそ出来る事なのでしょう。
普通、クラシックのコンサートというと、どんなに小さな音を立ててもいけない、セキだってもってのほか、曲と曲の合間までは我慢しなければならない、という堅苦しい側面がありますが、この日ばかりは違います。ユーモラスな演技演出に、演奏中にもかかわらず、客席からは笑いがこぼれます。

そしてもちろん、最後はラデツキーマーチ。楽団におしりを向けて、聴衆の手拍子に対して指揮棒を振ります。こんな風に、演奏と手拍子が一体となったクラシックコンサートを僕は他に知りません。指揮者と楽団と聴衆がまさしく一体となって、同じ空気を、同じ感動を共有して、スタンディングオベーションの中、コンサートは終わります。
これは、良質のミュージカルのフィナーレを迎えたときと同じ種類の感動です。日本のミュージカルのような、お決まりのダブルコール、お決まりのスタンディングオベーションとは、明らかに一線を画するものです。

それはともかくとして、我々満月倶楽部も、お客様の手拍子の中、演奏を終える事が出来るような曲が出来ないかと、去年の暮れから譜面を書き始めたところです。そんなんアリかなあ、と少し不安だったのですが、「有り」です。意を強くしました。
譜面は半分位出来ているのですが、今の自分には難度の高いもので、しかもレゲエ風です。ハープとアコーディオンで、一体どれだけノリが出せるのか、全くの未知数です。こればっかりは音を出しつつ試行錯誤を繰り返すしかありません。もちろん、このままボツ、ってことも充分あり得ます。
ですから、まだ、満月倶楽部#042とは言えません。
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「パコと魔法の絵本」

2008年09月17日 | 生じゃないモノ
観てきました。
二年ほど前ですか、中島哲也監督の「嫌われ松子の一生」を偶然飛行機で観て、不意を打たれて、機上で涙でぼろぼろになってしまいました。きっしょい乗客です。
その監督の作品で、原作が後藤氏ですから、観に行かないわけにはいきません。

やっぱり泣きました。
「リアリティ」ってなんだろうと考えさせられます。メイクや装置がいわゆるリアルじゃなくても、いきなり人間がCGのカエルになっても、そんなことでは壊れないリアリティってのは、多分人の心の中にあります。
そのことを熟知している監督さんです。

音楽も素晴らしいです。たっぷり時間を与えていただいたとして、自分にこれだけの仕事が出来るかと問われれば、まず無理です。くやしいけれど。
そういう憔悴感のようなものもありますが、今自分が出来る事を精一杯やるしかありません。

さてと、今日からは鶴橋のアルキミスタさんで演奏です。しっかりやりましょう。(S)
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「崖の上のポニョ」

2008年09月05日 | 生じゃないモノ
観てきました。映画館で映画を観るのはほぼ半年振りです。
前回は「スウィーニートッド」。ある意味今回とは対照的な超ブラックな作品です。

夏休みも終わり、家から自転車で5分の布施ラインシネマはがらがらでした。折角会員になっているのだから、もう少しマメに行かなければいけませんね。
布施ラインシネマの会員は、二年で2000円払えば、毎回一本1000円で観ることが出来ますし、六本観る度に、一本無料で観ることが出来るというかなりお得な制度になっております。

おっと崖の上のポニョでしたね。
映像は綺麗だったし、細部でじーんと来る所はありました。でも、ラストがあれではがっかりです。あんなんで全ての問題が解決されてしまっては興ざめです。
しかし、子供には良いのかもしれません。子供には、「世の中は希望にあふれたものなんだよ」って教えてあげることはある程度必要な事に思いますし。逆に、ある程度歳をとった子には、「世の中はこんなに簡単にはいかないんだぜ、心しとけよ」ということを教えていかなければいけませんので、良くないかもしれません。

細かいことは他にもいろいろありますが、良いところも言わなければいけません。
一番感動したのはクレジットです。
「この映画を作った人たち」
監督から声優からもっともっと小さな仕事をした人から、映画作りに関わった全ての人たちが、ただ五十音で同列に並べられたクレジットは素敵でした。「みんなでこの映画を作ったんだよ」っていうメッセージですね。
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刑事コロンボ

2008年08月27日 | 生じゃないモノ
たしろさんのお勧めにしたがって、刑事コロンボ観てます。ようやく9作見終えたところです。
30年以上も前のものですから、古いなあと思う部分もあるのは否めませんが、それでも面白いです。
いろんな部分に、刑事物の原点のようなものを見る気がします。

テレビシリーズの第一作はなんとあのSteven Spielbergがディレクターだったり、犯人の恋人にLeslie Nielsenが出演していたりと、そんな楽しみもあります。テレビシリーズになる前の本当の第一作の音楽をDave Grusinが担当してたりもします。

当時のカリフォルニアの大金持ちの暮らしぶりを見るのも楽しいですね。巨大でゴージャスな邸宅、誰かが家に来ると、必ず酒を勧めるところとか、ドアベルの音とか、プール付の家にブロンドの美女、町を見下ろす高層ビルのオフィスとか。

ただ、まず始めに犯行を見せて、犯人が誰だか視聴者がわかっている上で、コロンボが徐々に犯人を追い込んでいくというパターンがどの話も一緒ですので、少し飽きが来ています。けれど、せっかく大人買いしたことですし、酒を飲まずに、もう少し頑張ってみましょう。
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ShortShortsFilmFestival&ASIA2008in大阪

2008年08月22日 | 生じゃないモノ
観て参りました。
といっても、全作品を見るには、数回通わなければならず、自分が観たのはそのうちの4本だけです。
去年ほどの衝撃はありませんでしたが、なかなか良くできた四本でした。

一本一本が短いので、気負わずに観ることが出来るのもショートショートフィルムの良いところです。
他にも色々観たくなってきます。(S)
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昨年に引き続き

2008年08月21日 | 生じゃないモノ
ショートショートフィルムフェスティバルin大阪に行ってきます。
昨年の"マエストロ"や、"West Bank Story"に匹敵する作品に出会えますでしょうか。
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The Return of the Manticore

2008年06月12日 | 生じゃないモノ
「The Return of my Wallet」の次はこれです。
ずいぶんと前にAmazonに注文していたCDです。注文した事すら忘れかけていた頃に届きました。

Emerson Lake & PalmerのCD四枚組のベスト盤です。EL&Pは高校生の時に、二番目に良く聴いたバンドです。
90年代に再結成していたことなど全く知りませんでした。その頃の録音もいくつか入っているのですが、やはり他の再結成バンド同様、いやそれにもまして落差は歴然としています。
中途半端に新しい音色に、妙にお行儀の良い演奏。Greg Lakeのあの伸びやかな声ももうそこにはありません。

それはともかくとして、30年以上も前に、たった三人のユニットでこれだけの音を出していたのは驚異です。演奏はかなり雑ですが、それがむしろ凄味を加えています。特にKeith Emerson、彼はやはりすごいです。こんな人でも、1年半ほどサラリーマンをやっていたらしいですから、イギリスというのは不思議な国です。

特に好きなのは「Karn Evil #9」という30分にも及ぶ三部作です。なんじゃこりゃあ、です。
それからライブ盤の「Pictures at an Exhibition」。FMラジオからこれが流れてきたのが、僕の初EL&Pでした。最後の「The Great Gates of Kiev」を聴くと、今でも恍惚となって涙です。この四枚組のベスト盤には、大分後になってスタジオで録音しなおした同曲が収録されていますが、37年前のライブ盤とは比べものになりません。
あれだけ凄味のある演奏を(繰り返しますが、かなり雑です)たった三人で、聴衆の前でやっていたというのは今考えても信じられない気がします。(S)
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感旅鈴

2008年05月30日 | 生じゃないモノ
カンタービレと読みます。少し前に仕事で知り合ったヴァイオリニストNao嬢(右)とギターの方の美男美女Duoです。本人達言うところの「本気の遊びユニット」です。ニュアンスはわかります。
「このユニットに打ち込む気持ちは中途半端ではないけれど、これに全身全霊を傾けて時間の大半を割いて、それで食べていこう、とまでは思っていない。むしろ、食べるとかいうところと別の、制約のないところで自由に音楽をやりたい。」
こう僕なりに理解しています。我々満月倶楽部と通じる部分が無いわけでもありません。こういう人たちの音楽っていうのに自分はわりと興味があります。ある意味勉強です。で、この度セカンドアルバム発売と言うことで、早速買わせていただきました。

ゲストミュージシャンを何人か招いて繰り広げられる演奏は、バロック調あり、アイリッシュ風ありやや和風ありとなかなかにバラエティに富んだものです。ヴァイオリンの音も非常に説得力があって好きです。今度仕事でヴァイオリンが必要になったときは彼女にお願いすることにしましょう。
6曲全曲オリジナルで、どの曲もそれぞれにポジティブでわかりやすく、つまりは好きなタイプの音楽なのですが、一番好きなのは#01「G角関係のワルツ」です。タイトルはワルツですが基本は5拍子で、ほんの少し居心地の悪い感じが逆に心地良いとでも言いましょうか、それが「G角関係」なのでしょう。6曲の中で、この曲が一番「二人だけで、ナマで」演奏しているのに近いというのが好きな理由の一つでもあります。

ずいぶんと最初の頃にこのブログにも書いたことですが、僕は長い間Macの打ち込みで「重ねて重ねて」「電気をつかいまくって」音楽を作ってきました。僕にとって、満月倶楽部での活動というのはそれからの解放を意味します。出来る限りナマで、他には何も足さない音楽をやりたいというのが出発点でした。もちろん、誰もが自分と同じ訳ではありません。特に、若くそして才能に溢れた彼らですから、色々な事に挑戦してみたいんだと思います。
今後の活躍に期待です。(S)
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久々のインプット

2007年12月20日 | 生じゃないモノ
夕べはお酒を飲んでしまったので、DVDなぞを鑑賞いたしました。
「レミーのおいしいレストラン」。きょうびのCGはほんまにすごいですな。質感もライティングもリアルだし、動きもとても魅力的です。ストーリーもそこそこ面白く、楽しめました。

それから、久しぶりに、漫画なんかも読んでしまいました。友人に借りたままになっていた「鈴木先生」という漫画です。絵も汚くて、話も全然今風ではないんだけれど、妙にリアルで面白かったです。三冊一気に読んでしまいました。早く次読みたいです。(S)
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クリスマスソングといえば

2007年11月24日 | 生じゃないモノ
一番よく聴いたのがこれ、Jon Andersonの「3Ships」です。20年程前にリリースされたものです。トラディショナルな歌もあり、オリジナルもあり、最後には彼の息子がジングルベル歌ったりします。彼の歌声が自分の青春です。

もう一曲「Oh Holy Night」の譜面も完成しました。この曲もゆったりとした16beatにアレンジされて、この「3Ships」に入っています。
夕べは鶴橋で意外な人にばったり出会って、飲み過ぎてしまいました。今日はボネールさん。少し練習出来たらいいなあ。(S)
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平和を祈念する日には

2007年08月06日 | 生じゃないモノ
こんな映画でお楽しみください。
長さは21分ほど、とてもわかりやすい英語ですが、英語がわからなくても、十分楽しめると思います。
タイトルは「West Bank Story」。タイトルからも想像できるように、「Wset Side Story」のパロディです。ただし、この映画の舞台West Bankっていうのはヨルダン川西岸。対立しているのはもちろんイスラエルとパレスチナです。
現代社会最大の火種を、こんな風に笑い飛ばせれば、人間もまだ捨てたもんではないかもしれません。

もちろんこれも昨日の映画祭でやっていたものです。昨日の映画祭、見たのは七本でした。個人的にベストが「Maestro」、次がこの「West Bank Story」です。Maestro、音楽もSEもすごく良かったことを付け加えておきます。黒田さん、もしこれをご覧になっていたら、「Maestro」と「West Bank Story」の二本は是非みてくださいね。(S)
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Short Short Film Festival2007

2007年08月05日 | 生じゃないモノ
OBP円形ホールまで、去年に続いて行って参りました。見たのはアカデミー賞受賞作「West Bank Story」を含むアカデミー賞候補作など、短くて数分、長くて十数分くらいのショートショートフィルムを7-8本です。アニメあり実写あり、内容も極めて多岐にわたっていますが、どれも素晴らしく面白かったです。

一本目はCGでした。タイトルは「Maestro」。
円錐形のとんがり部分を切り取ったようなずんぐりとした体型の「マエストロ」。タキシードなんぞを着ているようですが、くちばしがあるので多分鳥です。薄暗い楽屋のような所、鏡前で、飲み物をのんだり、メイクをしたり、のどの調子を整えたり、少し神経質に見えます。どうやら出番はもうすぐのよう。
シェーカーを振って飲み物を作って出すのも、シルクハットのホコリをはたいて頭にかぶせるのも、すべての作業はマジックハンドのような機械がやってくれます。視点は彼の周囲を回るように、カクンカクンと秒刻みで動き続けます。
そして出番。会場大爆笑。自分はひときわ大きい声で笑ってしまいました。ここで説明してしまうとみもふたもないのでやめておきます。
それじゃあんまり不親切だなあと思ってちょっと探したらYou Tubeに落ちてました。興味のある方はこちらを是非。五分ほどの短いものです。


昨日はボネールさんでした。ちょっと細かいミスが多かったですが、全体的には以前より良くなってきていると思います。ハッピーバースデイ三回も演奏してしまいました。(S)
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Blood Diamond

2007年04月14日 | 生じゃないモノ
生モノも良いですが、生じゃないモノも良いです。
新カテゴリ誕生の瞬間であります。

4日連続の演奏の余韻もさめやらぬ中、布施ラインシネマで、映画を観てきました。「Blood Diamond」です。
アフリカ生まれの白人のダイヤ密売人と、家族と引き離されダイヤ採掘の強制労働をさせられている黒人の話です。序盤、残虐なシーンがいくつかあって、そういうのが非常に苦手な自分は見に来た事を後悔すらしたのですが、物語が進むにつれ、色んな背景なども明らかになり、次第に引き込まれて行きました。

白人の傀儡の政府、それに反対する革命統一戦線、そのいずれもが、無意味な虐殺を繰り返し、大量の犠牲者や難民を生み出す一方、ダイヤモンド売買で大金を手にする西側の資本家たち、そういう構図が徐々に見えてきます。
最後の方がやや蛇足な感もありましたが、いろいろと考えさせられる映画でした。

そんなアフリカの現実がある一方、地球の裏側では、僕たちはある意味彼らの屍の上に成り立っている冨を享受しているわけです。映画の中に、象徴的な表現が出てきました「T.I.A.」This is Africa.です。諦観を持って語られるこの3文字を「T.I.E.」This is the Earth.と言い換えたくなります。

多くの人に観てもらいたい映画です。
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