アンビリーバボーのDVDが来た。
足が3本しかないシェパードの盲導犬の話しで、美鞠と二人で号泣~
「ママたち泣いてるよねぇ~」「いいよ~こんな時は泣いちゃえ~」「泣いておかないと胸が苦しくなるんだよ~」なんて言いながら、二人でえーんえーんと泣いていた(笑)
おもしろいっっっ!
この子と一緒に泣ける日が来るなんて、考えたこともなかったっ!
これから、どんな事ができるようになるんだろう???
すっごく嬉しかった
しかし、うちの子供たちは面白い。
頭は良いが気が利かない息子と、IQ58で自閉症のくせに世渡り上手な娘。
娘の気遣いは驚異的だ。もう~ ってくらい、自然に気を使ってるのに苦痛じゃないらしい。ってか、気遣いしている自覚がないらしい。
「みまり、疲れちゃった」。。。ああ、あれは疲れるだろうよと普通に思う(笑)
そんな娘の成長を目の前で見ていたからか、極端だった性格を改善しようと、自分の足りないところを探り埋めるべく、息子が動き出した。
娘の気配りは、これは天性のものだろうと思う。
さりげなく、はっ!と気づいたら、即実行。何も考えない。
気づかない事も多々あるけど、気づいた時の行動が早いので、穴は目立たない。
うーん、得な性格だ。何事も無心で実行ってのが心を動かすなぁ~ と娘を見ながら学ぶ事が多い。
学校の先生方にも人気があり、この間、全教科の先生と3者面談をしてきたら、褒めまくられて、娘も私も、上機嫌で帰ってきた。
勉強は。。。うん、いいの。アート系はAだったから。。。
さて、こんな娘を、息子が意識しだしたんだから、おもしろい。
「みまり自閉症なのに、なんで、そんなに普通なの???」と言ってるし。
要するに、頭の良い自分が損して、頭の悪い妹が得する理由がわからないらしい。
みまり、兄ちゃんを鍛えてくれ~
いつも娘が私に気配りをしたら、見逃さず「気を使ってくれたのね
ありがとう」に続き、お決まりの褒め言葉3連発を言うんだけど、3連発するまえに、息子が娘の真似をして気配りしてくる。
例えば、私がくしゃみをしたら、娘はすかさず「Bless you」か「ママ、大丈夫?」「今、何回くしゃみした?」なんて声をかけて来るのだけど、それを聞いた息子もマネして同じ事を言ってくるから、私は忙しい~
褒め言葉3連発二人分を、一度にするのは大変~
だけど、手抜きしたらスネるから、手が抜けない~~~
その上「たけ!みまのマネしないで!」と喧嘩になるから仲裁もしなくちゃいけない。
どうしちゃったのかなぁ???
息子、ちょっと、周りが見えるようになって来たのかな?
最近、テレビやニュースで、心が動くようになって来たらしい。
どうしようもないヒト科のオスも、なんとかなる年頃ってあるのかもしれない!と、期待に胸を膨らませて、ちょろりちょろりと、人間ネタ(哲学とか考え方とか生き方とか、理数系の男の子が大嫌いなネタ)を、語ってるんだけどな。
聞こえているのかな。